カフェを開業するために知っておくべき最低限の知識
- カフェを開業したいと思ったらまず知っておくべき知識
- 開業に必要な準備を知って備えよう
- 開業資金などは特に重要
カフェの開業当初は資金面でも限界がありますので、集客を行うにもあまりお金をかけないようにしたいものです。
ここでは一例ですが、効果的な集客方法を紹介していきます。
スマートフォンが普及した現在では口コミサイトの活用をしないという選択肢はないでしょう。
日本政策金融公庫が発表している「外食に関する消費者意識と飲食店の経営実態2017」によれば、日常的によく活用する外食先の情報源に関しては「食べログ」等の利用は男性が15%・女性が24%、「ぐるなび」等の利用は男性が16%・女性が21%と結構な割合で「ぐるなび」と「食べログ」を利用していることが理解できると思います。
「ぐるなび」・「食べログ」に関してはサイト運営のビジネスモデルが異なっていますので、あなたのカフェに効果的なものはどちらかを判断したうえで登録を行いましょう。
SNSは無料で使用できますし、誰でもアクセスが可能ですのでカフェの公式アカウントを作成して効果的な宣伝を行うのもいい方法であるでしょう。
利用できるSNSとしてはFacebook・Instagram・Twitterが代表的な例とはなるでしょうが、それぞれのSNSによって効果的な使用方法と得意分野がありますので、SNSの特徴を理解したうえで、カフェの宣伝をうまく行ってくださいね。
インターネットであれば最初から行きたい店を決めたうえで訪れるでしょうが、お客さんはインターネットだけから来るわけではありません。
街を歩いていて、おなかがすいたであったり、カフェで休憩したいと思った場合には検索を行うよりも、店頭の看板やボスターなどに魅力を感じて入ってみることもあるのではないでしょうか。
看板やポスターには、あなたのカフェがあることを知ってもらうこと・カフェを魅力的だと思ってもらうこと・実際にお客様として来ていただくことの目的があります。
看板やポスターは作成するにもあまり高額ではありませんし、あなたがクリエイティブな才能があるのであれば、個性的な看板やポスターを作成するものおもしろいかもしれませんね。
看板やポスターは季節によって新しいものを使用することで、注目されやすいですので常に新しいものを使用することを忘れないようにしましょう。
ボロボロになった看板やポスターは逆にカフェのイメージ悪化に繋がってしまいます。
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カフェ事業が継続的に繁栄するためには、新規顧客を常に呼び込むのではなく、既存顧客にリピーターとなっていただくことは欠かせません。
そのためにはどのようにすればいいかをここでは考えていくことにしましょう。
カフェの人気がでるためには、あなたのカフェがどのような方をお客様のターゲットとしているかを明確に理解していないといけません。
お客様になってくださるのであれば、誰でも構わないといった考えではメニューやサービスに統一性がなくなってしまい、新規で来店したお客様をリピーターとして呼び込むことが難しくなってしまいます。
ターゲットをしっかりと決めて、潜在顧客に向けたメニューとサービスを考えてコンセプトを統一することが重要となってくるのです。
カフェを利用するお客様にはそれぞれに動機があることは、普段お店を利用しているあなた自身も十分に理解できることだと思います。
お客様がカフェを利用する動機は「おいしいコーヒーが飲みたい」であったり「食事がしたい」が中心ではありますが、食べたり飲んだりできればいいわけではありません。
特に1人ではないお客様は利用する動機には時間・場所・目的といった食事をする以外の動機が間違いなく存在しているのです。
新規でカフェを利用したお客様にリピーターとなったいただくためには、お客様がなぜあなたのカフェを利用してくださるのかを分析して上記のお客様となるターゲットと組み合わせて、この2つの乖離がなくなるようにすることが大切であると言えるでしょう。
カフェを開業するために最低限に必要なことは、ある程度は説明いたしましたので、最後はQ&A形式で疑問を解決していければと思います。
あなたが悩んでいるテーマがあれば少しでも参考にしてみてください。
A:脱サラしてカフェを開業しようと考える人は近年多くなっているようですので、脱サラしてカフェを行うことが不利であることはないでしょう。ただ脱サラをするということは今後の収入源が一時的であっても途絶えますので、開業の自己資金以外にもある程度の期間は収入源がなくても生活できるだけの生活資金を確保しておけることが大前提となってくるでしょう。
A:結論を言ってしまえばカフェを開業することは調理の経験があろうがなかろうが可能であると言えます。ただ、それは開業をするまでの話であって、実際にカフエを継続して営業できるかといった問題とは別となってくるでしょう。
A:最近ではある程度社会経験を積まれた方や定年後にカフェを開きたいと考えているかたが増加しているようです。そのような方の場合にはほとんどの方が飲食業に関しては未経験の方が多いでしょう。なぜ未経験の方がカフェを開くのかと疑問に思うかもしれませんが、理由は意外と単純でカフェを開くために修行や勉強する場所があまりないといったことが挙げられるでしょう。最近ではカフェを含めて飲食業を開くための起業の仕方を教える講座も開講されているようですので、未経験の状態でカフェを開業することに抵抗があるのであれば、ある程度の知識をつけて参入することを考えてもいいのかもしれません。
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