仕事をして、会社の事や仕事の事が理解できてくると仕事をするだけの役割から、「マネージャー」に役割が変わります。
「マネージャー」になったということは仕事を通して成長してきた証なのです。
とは言うものの、「マネージャーって何するの」と思っている方も多いのでは…
「マネージャー」の仕事を人を指導したり、仕事の管理をすると思われていますよね。
確かに、その要素も一部含まれていますが、
一番の仕事は「経営者のサポート」です。
マネージャー(Mmanager)とは、マネージ(Manage)する人です。
広辞苑によれば、マネージ(Manage)とは、取り扱うこと。処理すること。管理すること。
会社で取り扱う、処理をする、管理する資源は「ヒト・モノ・カネ・情報」です。
「取り扱う、処理をする、管理する」とは資源を動かすこと。「運用」です。
マネージャーの仕事は会社の資源を運用することです。
ただ、自分一人で資源を運用するのではなく、部下を通して運用していきます。
運用のゴールは「経営理念、Mission、Visionの実現」です。
あなたの感覚ではなく、事業実現を目指して取り組みます。
もし、あなたがマネージャーになり、何から取り組んで良いか分からないと思っているのであれば、先ずは自社の事業を理解するところから取り組みましょう。
あなたの会社は、何を目指して仕事に取り組んでいますか?
経営者は日々何を実現したいと言っていますか?
その実現するには、「ヒト・モノ・カネ・情報」をどのように運営するのか、経営者と話し合っていますか?
表面的な運営では、経営者が求める結果にはなりません。
それゆえ、一生懸命仕事をしても「成果が無い」と指摘される状況が生じるかも知れません。
「経営者のサポーター」という立ち位置を自覚し、経営者の視点を持って会社の資源を運用する。
その為に、経営者とコミュニケーションを取り、自社の資源の運用方法を話し合うことが必要です。
「経営者との意識合わせ」
これがマネージャーの取組む仕事の第一歩です。