独立起業するためのフランチャイズを最大限に活用する方法

ポイント
  1. フランチャイズのシステムの理解
  2. フランチャイズ本部の一般的なサービスとは
  3. フランチャイズを最大限に活用する例2つ

目次 [非表示]

フランチャイズ本部との交渉

フランチャイズのサービスを理解したところで重要となってくるのがフランチャイズ本部とのやり取りです。ここではフランチャイズ本部に対して、交渉しないといけない2点をご紹介します。

アドバイザーを積極的に利用する

フランチャイズで失敗する方は、意見をすべて聞き人任せにする、もしくは情報収集がうまくいかない方です。フランチャイズ本部にはアドバイザーがおり、顧客データや周辺の情報など、加盟店が運営に必要なデータを保持しており、定期的にオーナーにアドバイスするため巡回しています。

アドバイザーのいうことをすべて聞くことも大事ですが、現場をわかっているのはオーナー自身です。そのため、こうしたほうがもっとうまくいくのではないかと感じたことはアドバイザーに伝え、どうしたらもっといい方向に向かうことができるかを一緒に考える必要があります。

積極的に、意見をいうとアドバイザーも個別に対応してもらえる場合があります。

開業場所の交渉

開業場所については、フランチャイズ本部がマーケティングをした上で提案してくれます。しかしながら、実際に店舗を運営すると思った客層が来店しない等あります。そのため、オーナーは、契約前に、店舗物件候補地に実際に時間や天候を変え何回か赴き状況をみて確認する必要があります。

また、少しでも気になった場合は、契約前に本部と交渉し、開業場所の候補地を変えてもらうようにするべきです。開業場所は来店誘致数につながってきます。売上に直結してくる重要な部分のため、自身で確認し交渉するべきでしょう。

フランチャイズを最大限に活用する

それでは、フランチャイズを最大限に活用するにはどうすればいいのでしょうか。

店舗展開をする

コンビニや飲食店等では、2店舗目を出店する際に出店の費用を割り引いてもらえる制度があります。そのため、1店舗目では確かに利幅は少ないかもしれませんが、同じフランチャイズを別の場所でもう店舗出すことによって、研修費を省くことができ、従業員のヘルプ対応も店舗で共有させることも可能です。

多角経営をする

学習塾と習い事(書道・そろばん)のフランチャイズを同店舗内に運営することで、習い事へ来た子供たちを学習塾へ誘導することができます。また、保険業と不動産業のフランチャイズを行うことで、不動産の買主に住宅保険を提案することも可能です。

そのため、多角経営を行うと相乗効果が売上に反映される場合があります。なお、フランチャイズ本部によっては同店舗内に他の事業を併設させるのを禁止している場合があるため、契約等を確認するようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皆さんが思っている以上に本部が持っているノウハウはたくさんあります。フランチャイズに加盟したから儲かるということはありません。オーナー自身がどうやって運営すればいいのか考え、支援を活かさないかぎり、現場は何もかわりません。

大事なのは本部との連携です。努力するオーナーに対してフランチャイズ本部やコンサルタントは情報提供や改善策を一緒に練ってくれます。ぜひ人任せにせず最大限に活用してください。

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