起業のアイディアを生み出そう!希望点列挙法の正しい使い方!
- 希望点列挙法とは
- 希望点列挙法はどういう時に使う?
- 希望点列挙法の使い方
アイディア出しの時、どうも内容がマンネリ化してしまっているなと感じることはありませんか?
たまには常識の枠にとらわれずに、メンバー同士で理想のビジネスについて話し合ってみると意外と使える考えが出てきたりします。今回はそんな時に、より自由な発想をしやすくしてくれる思考メソッドの一つ、「希望点列挙法」についてご紹介します。
希望点列挙法とは、商品やサービスなどについて「こんな風になったらいいな」と希望や理想のあり方をどんどん出していくというものです。現状の課題などはひとまず横に置いておいて、理想像をブレストする…と考えると分かりやすいかもしれません。
実際に商品を一つ開発しようと思っても、予算や人材など実に様々な障壁が至るところにありますよね。いきなり自由に意見を出そうとしても、こうした制約や常識が頭のどこかで発想の邪魔をしている場合があります。そんな時は希望点列挙法を使い、あえて現実を離れて考えを巡らせてみましょう。今までは浮かんでこなかった新鮮なアイディアを生み出すことができるかもしれません。
希望点列挙法はブレストを基本をする思考方法です。したがって、できるだけ専門分野が異なる人がいる時に行うと、意見が多角的になって面白いアイディアに結びつきやすくなります。また逆に、設定するテーマによっては全く知識がない人をメンバーに入れた法が飛躍したアイディアを得ることができる場合もあります。理想を実現するためにはどうすればいいのか、深く追求したい時に用いると効率的に意見を集めることができます。
①始めに、取り扱うテーマやサービス、商品などを決めます
例)テーマ:洗濯機
②「もっと~だったら便利だな」「こうすればもっと~にできるのでは」「理想の~だとしたら、こんな機能が欲しいなあ」など、希望をどんどん挙げていきます。
例)自動でセーターと普通の服を分けて洗ってくれたら楽なのに。洗濯物をたたむ機能がついてたらいいな。理想の洗濯機なら、もっとおしゃれなデザインがいいな。移動しやすい洗濯機なら、裏側の掃除もしやすいな
③理想のアイディアの中から使えそうなものを選びます。
例)縮みやすい衣類と普通の衣類の選別をしてくれる洗濯機 →これなら家族全員が助かるのでは?
④現状をどう改善すればその理想に近付けるか考えます。
例)人が洗濯のモード設定を行わなくても良くすればいいのでは? →衣類の素材を識別するセンサーや人工知能を洗濯機に付けてみるのはどうか →そのために必要な機能は……
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いかがでしたか?
希望点列挙法を行う時は意見を出し合う段階で批判的なことやネガティブなことを言わないように心がけましょう。あくまで理想の話をしているので、自由な発想でどんどんアイディアを出し合っていくのがポイントです。話し合いで出てきた意見は一枚の紙にまとめ、考えを膨らませることができる部分がどこかにないか全員で確認できるようにしておくと便利です。
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