起業・事業を失敗している人必見。商売上手な人がやっている「超シンプルなトレーニング」とは?
- 「問題設定」が下手だから失敗する
- 「何か」探しをやめなさい
- 成功者に共通するトレーニング
商売上手と商売下手の違いとはなんでしょうか?それは、簡単に言えば「商売のための筋力」です。もちろん、僧帽筋だとか広背筋だとかの特定の部位の筋肉ではありませんが、本物の筋肉と同じようにトレーニングすることで鍛えることができます!最速にして、効率的な”トレーニング方法”をお伝えします。
・「何」で起業するか?を日夜考えている人
・起業の準備って何をしたらよいの?と考えている人
・起業や商売をスタートしたものの、全然売上が出ずに理由がわからない人
は是非読み、実践してみて下さい。また、既に商売をそこそこうまくやられている方にとっても、さらに商売上手になるためのヒントがあると思いますので、是非お読みください。
「商売上手」と「商売下手」を隔てる大きな要因の1つに「”問題設定”のやり方の違い」があります。
”問題設定”とは、ひとことで言えば、疑問点や問題点を洗い出すこと。圧倒的な数の起業・商売に関する相談をいただく中で、いつも思っています。
「質問=問題設定のレベルがちょっと低すぎる!」
何の意味もない質問を受けると、「そこを一生懸命考えても成功する起業や商売上手にはなれないのにな」と思うんです。
「レベルの低い質問=問題設定」の解説と、どう考えて、何をすべきかという解決策をご説明いたします。
起業したいと考えている人や、起業して全然売上が出ていない人から、「何をしたらいいですか?」とか、「事業の対象が決まらない」というご相談をたくさん受けます。これこそが、「問題設定のレベルが低い」という状態です。
この方の目線に合わせて、商売のタネになる「"何か"を探す」ことをしてしまうと泥沼にはまってしまいます。
理由は2つあります。
1つ目は、スタンフォード大学の研究で明らかになったこととして、「情熱の対象物は経験から育つ」というものがあります。
つまり、何かをやる前から情熱があったわけでなく、何かをはじめたあとで、情熱が育まれていくというものです。僕はこの研究を支持しているので、特に「何か」にこだわりがある方はよいのですが、こだわりがない方が、「何か」を探し始めると大変な泥沼にはまってしまうのです。
実際に、「何か」を探している人と、時間を空けてお会いしても状況が全く変わっていないということが多々あります。1年前と言っていることや、ポジションなどが全く変わっていないなど、彼らは前進していないどころか後退してしまっているのです。
※この話になると、「とりあえず行動してみます!」という人もいるのですが、戦略なき行動をしても意味がありません。行動が一番大切なのは事実ですが、最低限の戦略が必要なのも事実です。
2つ目は、「何か」が見つかっても、それは商売をうまくやるための力とは全く関係のないただの対象物にすぎません。アパレル領域でとか、飲食でとか、アプリ開発でとか、士業でとか。この対象物はただの商売のフィールドにすぎないのです。
すなわち「何か」を見つけて有頂天になっても、そこから商売をうまくやりきる力が全くないことに愕然とするわけです。その先によくあるのが、「ちょっと動いてみて、全くお金の気配がしないので、すぐにやめてしまい、”何か”が違ったんだ!」という議論をし始めるケースです。これは、「何か」が悪かったという可能性もありますが、それ以前のことがほとんどで、この人に必要最小限の「商売をうまくやっていくための筋力」がなかっただけだと思っています。
また「既に商売をやっているものの、売上が全然上がらない人」というのも、原因は同じです。根本的には商売の基本がわかっておらず、筋力が足りないからうまくいっていないのです。
ここまでの話をまとめますが、大切なことは、問題設定を改め、「商売のタネになりそうな何か」にフォーカスするのではなく、商売のタネが何であっても共通する、「商売をうまくやっていくための筋力」を鍛えるべきだということです。それが、既に「何か」を見つけている人であっても、売上が全然上がっていなく見通しも立たないのであれば同様です。
筋力のある人とない人の違いをまとめてみましょう。
筋力がなく「何か」が見つからないと動けない人というのは、「何か」を見つけてようやくスタートを切ります。「何か」を見つけるまでの止まっていた時間を取り戻すのは大変です。
一方、筋力があり既に商売がうまくいっている人は、筋力があるので商売のタネにする「何か」を選ばずとも成功する可能性が高いのです。筋力を増やしていく過程で、お金やネットワークが増えていることもよくあります。さらに筋力をつけると、筋力がなかった時には見えなかった景色が見えたり、新しい考え方が生まれたりもします。筋トレをしている人は「何か」を探している人よりも早くスタートした上にショートカットルートを見つけているのです。
筋力がなく、商売を始められない人や、商売がうまくいっていない人は五万といます。いま、こうしている間にも筋力のある人達に物凄い速さで差をつけられています。
しかし、これは努力で克服できます。「商売をうまくやっていくための筋力」がないなら、トレーニングをすれば良いのです!今からでも全く遅くはありません。ぜひ、筋トレをしましょう。
では、商売上手になるための筋トレとは一体・・・
商売がうまくいっている人が何をしているか?そこに筋トレのヒントがあります。
例えば、ZOZOタウンの前澤さんの原点は、「子どもの頃にクワガタを捕まえて売り、その儲けでもっと大きな希少なクワガタを取り、さらに高く売ること」を繰り返したことだそうです。さらにはそのクワガタマネーを資金源にして、次はビックリマンチョコでのビジネスに進出をしたそうです。これは立派な商売の横展開です。詳細は下記をお読みください。
DMMの亀山さんは露天商からのスタートで、需要のあるものを仕入れして、売るという極めてシンプルな物の売買を経験されています。
お2人とも原点は同じなわけです。
僕の場合は大学の文化祭で初めて商品を考えて、販売したことが紛れもない原点です。文化祭マーケットなので、どんなにまずくても最低限売れるわけですよね。需要がとにかく強いので。それでも売れたときはめちゃめちゃ嬉しかったのを覚えています。(結果、模擬店大賞を取るくらいの商品をつくり、圧倒的な売上を出しましたがw)そのフィールドの中で、いかに価値をつくるか?をひたすら考えたものです。
商売上手な人は、意識的・無意識的にこういう経験をしているんだと思います。最初はクワガタや屋台、模擬店のようにとても小さかったり、とても簡単に感じることであっても、それがどんどん大きくなっていくんだと思います。
前澤さんも、亀山さんも需要のあるところに行って、需要のあるものを仕入れて、提供するという極めてシンプルなスタイルなのですが、これが商売の基本だと思います。安く仕入れて、高く売る(価値を最適なところに移動させる)ということです。
自ら支払いをして(または先に需要を取ってしまって)、商品を仕入れて、販売し、利益を出すという商売人として基礎動作を早く、大量にやってほしいのです。
この過程そのものが筋トレになりますし、この中で創意工夫を重ねていくことでさらに筋力が強化されます。最初は5,000円を元手にして、それを6,500円にしましたということでよいのです。これを高速で、アイデア出しながら、価値の交換をしていくのです。実際に前澤さんみたいにクワガタからはじめても良いと思いますw
というのは冗談で、現代で言えば、インターネットを絡めて筋トレするというのがよいでしょう。まずはしつこいですが、筋トレ目的なので、成功確度が高いもの=型がしっかりとしているものがよいと思っています。斬新なアイデアを出すなどのトレーニングではなく、価値の交換や、需要を掴む、実際に自分のお金を使って、お金を増やしたという経験が何よりも重要です。金融系の投資でもよいと思いますが、やはり商売が投資と違うのは、そこに実態や、お客さんがいるということです。
メルカリをうまく活用してみてもいいですし、フリマで1日店舗出店とかでもよいと思います。または、僕のお客さんも多数参加をされている下記のセミナーは相当に科学的にやっているものでおススメです。AMAZONという世界最強のプラットフォームで馴染もあるのでとてもとっつきやすいです。
5時間というボリュームで、無料だそうです。(各回30名限定ですが)
既に会社・個人として事業をやっている方でも、新規事業という位置づけで始めるのもおススメです。また、士業が商売人感覚を養うためには超おススメです。士業に足りないのは総じて商売人マインドですし、実際の筋力です。結果として士業以外の副収入にもなります。
伊藤の話をもっと聞きたいという方は、是非伊藤のセミナーにもお越しください。
もっと良い話をしますよリアルで来てくださった方には。
伊藤のセミナーなど多数掲載