副業でおすすめの「家事代行」。仕事内容や始め方を徹底解説
- 家事代行とは
- 家事代行の始め方
- 必要な資格・役に立つ資格は
自分で家事ができない人に代わって、家事全般を代わりにする仕事です。仕事の内容は掃除、洗濯、料理など多岐にわたります。時には、買い物や留守番など、依頼主からの様々な要望に応えていくことが求められます。特に、主婦の方は自身の経験が活かせるので、副業として検討している人も多いかもしれません。
株式会社矢野経済研究所の市場調査によると、家事支援サービスの市場規模は年々増加しており、2017年度は906億円と予測されています。また、経済産業省が2014年に発表したレポートでは、将来の市場規模は6,000億円になるという推計もあります。新しくはじめる人でも、仕事を受注できるチャンスが多い副業であると言えます。
家事代行の収入は、原則時給制です。ですから収入を上げるためには、働く時間か時給のどちらか、または両方を増やすことが必要になります。
はじめのうちはとにかく経験を積んで、実力や人気がともなってから直接顧客と契約することが時給アップのコツです。アルバイトとして会社に雇用される場合、時給はある程度決まっています。長く続けていると多少時給がアップすることもありますが、収入を増やすためには働く時間を増やすことが前提となります。一方で、フリーランスで客と個別に契約をする場合、時給は双方の交渉によって決まります。売れっ子の働き手になれば、より高い報酬を得ることが可能です。
もしくは、調理師免許や栄養士免許など、特別なスキルを身につけて自身のサービスに付加価値をつけることも時給アップには有効です。その他、料理の作り置きだけに特化するなど、売り方を工夫することでサービスの質と満足度を上げていくという戦略もあります。通常の家事代行に慣れてきたら、自分なりの工夫をしてみましょう。
・働く時間や場所をコントロールしやすい
・設備や初期投資、資格が不要
・スキルアップにつながる
自分の身一つで始められる手軽さが最大の特徴です。空いた時間で仕事を受けられるので、自分のスキマ時間を有効活用しやすい副業と言えます。また、仕事を通じて料理や洗濯、掃除などの汎用性の高いスキルを磨くことができます。ただし、個人事業として始める場合は、掃除用具や料理道具などは基本的に自分で準備する必要があります。
・依頼先との相性がある
・トラブルのリスク(不注意による器物破損など)
・在宅ではできない
依頼主によって要望やクセが違うので、合わない場合もあります。間違えて貴重品を捨ててしまったりするなど、不注意でトラブルになる可能性もあるので、注意が必要です。サービス業なので、ある程度は顧客に合わせる必要がありますが、どうしても合わない場合は別の顧客を探すことも可能です。また、個人でやる場合はトラブル処理なども自分で対応しなければなりません。
・家事の経験がある
・栄養士や調理師免許などの資格がある
・気配りができる
空き時間を生かしてできる仕事なので、プライベートの時間を確保することもできます。家事が苦にならない人はトライしてみましょう。未経験の人ははじめはアルバイト研修などを通じて、基本的な仕事の流れを経験しておくことをお勧めします。
雇用されることを前提とする場合、タウンワークやベアーズなどのアルバイト情報サイトで仕事を探すことができます。アルバイトであれば、研修などを通じて流れが学べるので初めての方にはお勧めです。
・ベアーズ
家事代行サービスを行なっている会社です。対象エリアは一部の都道府県に限定されていますが、契約社員やパートとして働くことができます。スタッフの99%が未経験からスタートしています。求人サイトから募集案件を見ることができます。
その他、掲示板やマッチングサイトで直接仕事を探すこともできます。以下に主なサイトをご紹介します。
登録、利用無料の掲示板です。掲示板には幅広い案件が募集されています。気になる仕事があれば、応募してみましょう。
・家事代行などの紹介サイト「ANYTIMES」
近所で助け合うというコンセプトのサービスです。家事代行にとどまらず、様々な仕事を見つけることができます。
・時給1500円からの「タスカジ」
家事代行マッチングサービスです。サービス対象エリアが限定されています。まずは、説明会、面接にいく必要があります。
対応エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、
兵庫県、奈良県、滋賀県
キッチン、バス、トイレ、寝室、リビングなどの清掃と料理に特化したサービスです。ペットの散歩や、車の運転、子供の世話などは対象外となっています。まずは応募が必要になります。
週1日、2時間から働けます。時給1450円〜。
サービスマニュアルや、スキルアップトレーニングなどのサポート面が充実しています。履歴書不要で、応募することができます。
基本的に資格がなくても仕事はできます。しかし、あったほうが仕事の幅が広がる資格もあります。関連する資格の一例をご紹介します。
・運転免許
子供の送迎や買い出しをする場合
・整理収納アドバイザー(ハウスキーピング協会)
・整理収納清掃(3S)コーディネーター(日本ハウスクリーニング協会)
・ハウスクリーニングアドバイザー(日本生活環境支援協会)
・ハウスクリーニング技能検定(公営社団法人全国ハウスクリーニング協会)
・調理師
・クリーニングインストラクター(日本インストラクター協会)
・栄養士・管理栄養士
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