売上を最大化する目標設定と達成のための運用方法のコツ
- 売上を最大化するには目標設定のコツを学ぼう
- 目標設定は意義目標、結果目標、行動目標の3つを設定する
- 目標達成のために、設定した目標をシステムで定点観測してPDCAサイクルを回そう
あなたは、会社、組織、関係者の中で、その構成員一人ひとりが目的目標をしっかり理解し共有できていますか?
このあたりの共有ができていないと、目標達成は難しいです。お一人で事業をされている方でもなおさらです。適切な目標設定をして、客観的に振り返れるようにしていくことが目標達成において必要です。
アインシュタインは生前、ある新聞記者から「あと1時間で地球が滅亡するとしたら、どうしますか?」と質問されたことがあります。
その際アインシュタインがどう答えたかというと、
「創造性は適切な問いをすることが全てである。世界を救うために1時間与えられたら、問題を理解して考えることに55分時間を使って、解決策の実行って5分でいい」と答えています。
つまり、問題に対する適切な理解と設定というのは、解決策よりも重要だっていう話をしてるんですね。
まさにアインシュタインが話していることは、そのまま「目標設定」においても同様に言えます。どういうことかというと、「どんな目標設定をするのか?」ということが、何よりも重要だということです。
なぜなら、最初に設定した目標が間違っていれば間違った方向に進んでいくことがその瞬間に決定してしまうわけです。
ですので、目標設定は決して適当に考えないでください。どこに目標を設定すべきかを徹底的に考え抜いてください。
目標設定は、3つの目標を設定してくださいと弊社ではお伝えしています。
3つの目標設定とは、意義目標、結果目標、行動目標の3つです。一つずつ解説します。
意義目標とは、その目標をなぜ達成したいか?に関して表現した目標です。経営理念とか、ビジョンと言い換えても良いでしょう。
行動目標ほどやるべきことを明確化したものではないので、行動につながりにくいという側面もありますが、行動目標だけでは「なぜやるのか?」が形骸化してしまう一方で意義目標があれば「なぜやるか?」がつながるのでパワーをもたらしてくれます。
目標達成の土台となるものが意義目標ですので最初に考えましょう。
次に、結果目標です。結果目標とは、事業においては、売上や販売件数など、行動した結果「こうあったらいいな」と思える結果を数字で表したものです。
この場合、行動した結果得られる未来の結果なので、自分で完全にコントロールできないという側面があります。
結果目標を達成するための、取り組むべき行動を表したものです。これは「行動」なので自分で完全にコントロールできることがポイントです。
コントロールできるので、「行動目標を達成できなかった」はあり得ないという認識でいることが重要です。 結果目標は自分で完全にコントロールできないからこそ、膨大なリサーチとシミュレーションをして行動目標を決める必要があります。
また、行動目標だけでは「なぜやるのか?」というモチベーションが欠けてしまいがちなので、常に意義目標、結果目標とセットで考えていくことが重要です。
弊社ではどのように上記3つの目標を設定しているのか事例をご紹介します。弊社は以下のように目標設定をしています。
日本全国の小さな会社や個人事業主の売上アップを実現する
月間100万人が見るメディアにする
売上アップや組織作りに関するノウハウや成功事例を月間◯◯本、記事化する
いかがでしょうか?意義目標、結果目標、行動目標をどのように設定すればいいのかイメージはついてきたでしょうか?
その他の事例として、新幹線の掃除業務を請け負うJR東日本テクノハートTESSEI(以下、テッセイ)の事例をご紹介します。
7ミニッツミラクルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、例えば東京駅に停車している新幹線が掃除される間の7分間のことで、新幹線の車内をテッセイの清掃スタッフが掃除する様子が素晴らしくスマートで仕事ぶりが美しいと海外で話題になってハーバードビジネススクールのケーススタディとしても取り上げられています。
以前のテッセイは3K職場(きつい、汚い、危険)でスタッフの士気は低かったそうです。
しかし、以下の目標を設定して取り組んだ結果、7ミニッツミラクルとして海外に評されるほどになりました。
新幹線劇場のキャストとして、お客様に感謝・感激を与えよう
7分間でお客様に温かな思い出を持って帰ってもらう
さわやか、安心、あったか
上記の「7-Minutes Miracle/7分間の奇跡」という動画をご視聴頂ければわかるかと思いますが、スタッフの士気も高く誇りをもって仕事している様子が伺えます。 これが、目標設定の力です。
目標設定は、あくまでPDCAサイクルのPLAN(計画)の一部です。それがしっかり実行され、評価、改善されなければ目標達成はできません。
弊社サービスでは、独自開発のPDCAサイクルを見える化できるクラウド上のシステムで目標管理をしてもらっています。
ここでは弊社サービスを利用してどのように目標設定と運用をしていけばいいのかについてご紹介します。
上記の通り目標設定していただき、週1回の定例mtgで定点観測して評価改善をしていきましょう。弊社も同様にしてPDCAサイクルを回しています。
もちろん個人レベルでは日報を毎日作成することでPDCAサイクルを回していますが、会社や組織において共有という意味では週1回以上が効果的です。
定点観測とは、当月の結果目標と進捗はどうなのか?また、行動目標と進捗はどうなのか?ということについて繰り返し見ていくということです。
明らかに進捗が遅れているのであれば、それを取り戻す打開策が必要ですし、以後の目標を調整しなければならない必要性が出てきます。
目標を設定すれば終わりということではもちろんありません。目標設定をしてから、最低でも週1回は定点観測して評価と改善をしていく必要があります。
そのために、上記のような目標とその進捗を見える化できるシステムを使うことがおすすめです。
今回は、適切な目標設定の仕方とその運用方法についてお伝えしました。 目標設定は、意義目標、結果目標、行動目標の3つが必要です。大抵は行動目標のみか、結果目標のみで終わってしまっている方がほとんどです。
それではうまくPDCAサイクルを回すことはできません。ぜひ3つの目標設定を適切にしていただいて、最低週1回は定点観測をしてPDCAサイクルを回していってくださいね。
マスターマーケティングプログラムをお使いいただけますと、クラウド上のシステムで小さな会社や個人事業主の方が正しい目標設定、タスク設定をして、日々日報を作成してPDCAサイクルを最速で回していくことで最速最短で売上アップ、マーケティング強化を実現できます。
どのようにPDCAサイクルを回して成果を上げたのか?以下のユーザーインタビューが参考になりますのでぜひ併せてお読みください。
■【ゼロイチで日経掲載!】マスターマーケティングプログラムユーザーインタビュー 田中一永様
■日々の行動量に劇的な変化が!「マスターマーケティングプログラム」申し込み前とは別人のように
また、売上を上げるためにどのように考えて行動をしていったら良いのかを無料動画にまとめていますので、まずは是非ご覧ください。