商売人がやりがちな圧倒的に間違えたマーケティング思考!?
- 商品やサービスの良さを検証しましょう
今回はマーケティングっぽい話をと思い、基本的にして、でも起業家・経営者がなかなかできていない、マーケティング担当の人もできていない話を書いていきす。
皆さん、下記のAIDMAやAISASは聞いたことありますか?
AIDMA
Attention 注意
Interest 関心
Desire 欲求
Memory 記憶
Action 購買
AISAS
Attention 注意
Interest 関心
Search 検索
Action 購買
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このようなマーケティングの考え方があります。 どちらも注意喚起をし、関心をもっていただき、購買していただき・・・という商品やサービスを買っていただくための流れなわけです。この流れに沿っていくと商品やサービスが売れるんではないか?という話です。
確かにこの流れに沿っていくと、商品やサービスは売れやすくなるんだと思います。そのため、皆さんいかに、注意を促すか、関心を持っていただくかなどを一生懸命に考えるわけです。
ただ、この時点で、またはこの発想には決定的に足りていない側面があるわけです。 それは何か?マーケティングの本などにも欠落している視点ですが、そもそもの商品やサービスが全然イケていないかもしれないという可能性です。イケていない商品やサービスをいくら知ってもらっても、購買にはつながりません。
起業家の多くは、商品、サービスがそもそもイケているのか?の検証がとても弱いと思います。人はそもそも何故商品やサービスを買うのでしょうか? 自分にとっての問題解決をしてくれるからですよね?あなたの商品やサービスは本当に誰かのための問題解決になっていますか?
問題解決になっていない、なっているものの競合他社よりも商品、サービスとしてよくない場合には、当たり前ですが売れません。是非、そもそもの商品やサービスの良さを検証しましょうね。これからは商品・サービスの良さをどのように考えていくべきかを書いていきます。
マーケティングをどのように捉えているのか?
これはとても大切な話です。
人によって言葉の定義は違います。 僕はマーケティングを「お客様を幸せにすること」だと捉えています。そのためマーケティング=会社経営そのものと捉えています。1つの機能や手段としてマーケティングを捉えているわけではなく、マーケティングとは、お客様を幸せにする全ての活動のことを指していると思っています。
HOWとかWHAT(どのように、何をするか?)でマーケティングを捉えている起業家が多いですが、マーケティングはWHY(何故するのか?)だと思っています。 そのため、マーケティングが不要、必要だの議論なんてことは出てきません。
全ての起業家は「お客様を幸せにする」ために存在しているわけなので、マーケティングを最優先にしなくてはいけません。
価値観のレベルまで「お客様を幸せにする」ということを持ちあげなくてはいけません。頭で理解している、知っている起業家は多いでしょうが、行動や商品・サービスに、「お客様を幸せにする」という価値観が落とし込まれていないケースを多数散見します。結局は頭で理解、知っているだけになっているわけです。
何故僕たちは商品・サービスをつくるのでしょうか? 何故商品・サービスを売らなければいけないのでしょうか? 商品・サービスをつくることや、それらを売ることというのは確実に手段です。 目的ではないのです。
商品・サービスをつくること、売ることは手段なのです。 目的は「お客様を幸せにすること」なのです。
「何故商品・サービスを売らないといけないのでしょうか?」 自分がお客様に一番いい商品・サービスを提供できるのであれば、それをお客様が知らないことは、結果としてお客様は損をしていますよね?
だからあなたは、お客様を幸せにするために、他社よりよい商品・サービスでなければ商品・サービスをつくること、また、素晴らしい商品・サービスを持っているのであれば、それをしっかりと知っていただく必要が出てくるわけです。
それはあなたのためではなく、まずはお客様のためなのです。「お客様を幸せにする」ために必要なことなのです。「お客様が幸せになった」結果として、あなたも幸せになるのです。順番を間違えてはいけません。起業家は自分のため、自分の会社のためにを優先して考えてはいけません。
― 起業家としての基本活動です ―
起業家に足りないシンプルな発想方法
― 「人」との出会いが商売を変えます ―
マッチングを制するものが企業の成長を制する