徳島県でIUJターン・移住・起業する方必見!押さえておくべき基礎知識

ポイント(この記事は4分で読み終わります)
  1. 産業
  2. 有力企業
  3. 観光
  4. 徳島県を知る書籍

簡単な概要

徳島県は日本の主要4島の1つである四国の東部にあたる地域に位置し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に接しています。本州と陸続きではない島ではありますが、徳島県は畿内など日本の政治的中心地に近いため、政治的にも大きな変遷を経てきました。地勢的には島にも関わらず山地の多い山がちな地形として知られ、県の全面積の約8割が山地となっています。県内の最高峰は四国山地に属する剣山で、その標高は1,955mにも及びます。

その地形のため、四国に位置していながら水不足になることが少ないことでも知られています。江戸時代には徳島藩25万石が置かれ蜂須賀氏の領有する所となりますが、藩祖蜂須賀家政の父である蜂須賀正勝(小六)が豊臣秀吉股肱の臣であったことはよく知られています。明治維新後の廃藩置県では、徳島県、香川県、淡路島を含む名東県(みょうどうけん)が設置されました。その後、香川県の分割及び、淡路島の兵庫県編入を経て現在の徳島県となります。

1998年の神戸淡路鳴門自動車道の開通により本州と自動車道でつながったことにより、本州とのアクセスが飛躍的に向上し、観光客は増加傾向にあります。特に阿波踊りは400年の伝統を誇る徳島県最大のイベントですが、毎年多くの観光客を集めています。

面積:4,146.79平方㎞
人口:748,979人

気候

徳島県は四国山地を境に、大きく分けると北部は瀬戸内気候、南部は太平洋気候に属しています。全体的には温暖で、夏季及び秋季は降水量が多く冬季の降雪量は少ないというのが特徴です。県北東部は、徳島平野のように海洋性気候の影響が強い地域と、吉野川以北のように典型的な瀬戸内気候である地域が併存するなど、温暖ではありながら多様な気候を体験することができます。

特に徳島平野は1年を通して温暖で、日照時間の多さは全国でも有数の地域として知られています。県西部は内陸性の気候で、県北東部と比べると、朝晩の気温差が大きく冬季の降雪も多いという特徴があります。県南部は太平洋気候に属していて年中温暖ですが、山がちなため朝晩の気温差が大きく年間の降水量が多い地域です。

徳島県は基本的には過ごしやすい気候となっており、天候を考慮しての重装備は必要ないでしょう。

産業

2014年における徳島県の名目県内総生産に占める割合は第3次産業が65.1%、第2次産業33.0%、第1次産業1.9%となっております。その大きな特徴は第2次産業が比較的多いという点にあります。その理由としては化学工業が盛んで第2次産業の出荷額の30%以上を占めていることがあげられます。また、電子部品の製造も盛んで発光ダイオードの出荷額は全国1位となっています。

第3次産業の割合が多いのは徳島県に限らず、現代の地方自治体の特色でもあるのですが、徳島県はサービス業や医療・福祉の割合が全国平均よりも多いという特徴があります。第1次産業は畜産業が盛んであるという点が最大の特徴で、阿波牛、阿波ポーク、阿波尾鶏は阿波畜産3ブランドと呼ばれています。酪農経営数は最盛期の4分の1になってはいるものの、依然として酪農も盛んです。

ちなみに徳島市における牛乳消費量は都道府県庁所在地中1位ということはあまり知られていません。

有力企業

1. 日亜化学工業
阿南市に本社を置く化学会社で、LEDのシェアは世界一位を誇っている世界的企業。

2. 大塚製薬工場
鳴門市に本社を構える医薬品、食料品の製造・販売を行う大塚製薬の源流企業。

3. ジャストシステム
ワープロソフト「一太郎」で知られる東証一部上場のソフトウェア開発会社

歴史

古くから、県北部では粟が多く収穫されたことから「粟国」(あわのくに)が置かれ、県南部には「長国」(ながのくに)が置かれていました。大化の改新後に律令制が整ってからはこの二つの国が統合され、阿波国(あわのくに)が置かれることになります。鎌倉時代には守護として佐々木氏が統治していましたが、承久の乱後は小笠原氏の統治するところとなります。室町時代になると細川氏が守護に任じられますが、戦国時代には細川氏の有力家臣であった三好氏(小笠原氏の一族)が支配するようになります。

中でも三好長慶(みよしながよし)は名将として知られ、最盛期には阿波のみならず畿内一円を支配下に置くなど権勢を誇りました。戦国時代後期には、三好氏を破った長宗我部氏が四国全土を支配することとなります。豊臣秀吉の四国平定後は、蜂須賀正勝の子、家政が阿波国の統治を任されました。江戸時代には徳島藩25万石となり、明治維新まで蜂須賀氏が領有し続けます。

観光

徳島県は瀬戸内海・紀伊水道・太平洋など多彩な水際に囲まれ、山地も多く自然に恵まれた地域です。また、400年の伝統を誇る阿波踊り、阿波人形浄瑠璃、四国八十八ヶ所霊場などで知られ、歴史や文化がしっかりと息づいている県でもあります。

1. 鳴門の渦潮
鳴門海峡で発生する世界最大級の渦潮です。渦の直径は最大で30mにも及び、その景観はまさに壮観です。現在、世界自然遺産への登録を目指した取り組みが進められています。

2. うだつの町並み
美馬市にある江戸中期~昭和初期の町家群です。この地域は江戸時代から藍の商いで有名でしたが、その商いで財をなした豪商たちが町家に設置した「うだつ」が多くみられるスポットです。「うだつ」とは切妻屋根の両端部分の壁を少し持ち上げ、小屋根を乗せたものです。設置にはかなりの費用がかかり、商いに成功しないとうだつが上げられなかったことから、「うだつが上がらない」の語源となったと言われています。

3. 祖谷温泉郷
三好市の祖谷渓(いやけい)は日本三大秘境に数えられる名高い秘境です。平安時代末期に源氏に敗れ敗走した平家の残党が逃れ住んだと言われ、日常から隔絶されたその景観はまさに深山幽谷というにふさわしいものです。この祖谷渓にある大歩危(おおぼけ)・祖谷温泉郷は秘湯中の秘湯との評価も高く、年々そのファンを増やしています。中でも「和の宿 ホテル祖谷温泉」は秘湯マニアからも絶大な支持を集め、ケーブルカーで向かう露天風呂は秘湯の趣たっぷりです。

徳島県を知る書籍

1.大学的徳島ガイド: こだわりの歩き方  図書出版 昭和堂
グルメにしても「徳島の多様な麺文化」についての記述が見られるなど、どこかアカデミックな雰囲気を醸し出している本。「阿波弁の文法」についても触れているのは秀逸です。

2. 徳島あるある  TOブックス
「阿波踊り期間は、人格が豹変!?」や「『けん』を禁止すると、しゃべれない!?」など阿波っ子も納得のあるある集。読むにつれ徳島旅行の際には徳島県人の友人を作ろうと本気で思ってしまう本です。

3. 徳島のほんと  ミルブックス
徳島を代表するロックバンド「チャットモンチー」の福岡晃子さんと、徳島のコーヒー焙煎所「アアルトコーヒー」の庄野雄治さんが綴る徳島本です。徳島のホントの楽しみ方の紹介本ですが、下手な観光ガイドブックよりも役に立つことうけあいです。

4. るるぶ徳島 鳴門 祖谷渓   ムック
網羅性に優れた観光ガイドブック。三好名物「祖谷そば」についての記述があります。

交通

空の玄関口は徳島阿波おどり空港で、国内線は東京及び福岡とを結んでいます。
陸路では徳島・岡山間を2時間で結ぶJR四国の利用が便利です。

海路は南海フェリーが徳島港・和歌山港間を、オーシャン東九フェリーが徳島港・東京港間を運行するなど、フェリー航路が充実しています。
県内観光の際には、市営・町営のバス路線が豊富にあり、主要都市間はJR四国や阿佐海岸鉄道などが運航するなど、交通網はしっかりしていますので不便さを感じることはないでしょう。

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