最初は徹底的に他社を真似て、上回ることを考えよ

ポイント
  1. 明らかによく考えられたもの、支持されているものに注目

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うまくいっている商品やサービス、仕組、アイデアなどは、うまくいくまでには相当にいろいろなことを考え、やってみて、うまくいかず、修正をしてということを繰り返しています。その過程がある中で、他社がうまくやっているというのは、必ず参考にすべきです。

自分で新しく何かを考えたくなる気持ちもわかりますが、多くの起業家にとっては、キャッシュフロー(特に日銭)を大切にしなくてはいけないし、起業をして、自分が本当にお金をもらうことができたんだという「成功体験」や「実際のお金をもらうという体験」をいかに早くすることができるか?ということを最初の目標にすべきだと思っています。

明らかによく考えられたもの、支持されているものに注目すべきです。

多くの起業家は、真似するということを、よくないことと思っていると思います。そのようなことはなく、既にうまくいっていることをベースに考えて、そこをまずは完璧にやりきることだと思っています。次に、よくあるのが、真似をしようと思ったものの、真似しているはずが、真似が全然できていないということです。やると決めたならとことん、よいところを真似するべきです。そして本家以上にうまくできるようになって、そこをベースにして、オリジナリティーを考えていくべきです。

また、これから新しく何かをはじめるのであれば、通常、業界では当たり前となっている慣行に目を向けるべきです。

・自己資金を貯めて、公庫でお金を借りる=借金をして、店舗を持つ
・飲食店でレジが必要だ
ハンバーガーはパンで挟まれている必要があるとか

参考:くら寿司HP 

さらに、業界の中で一般的に問題とされていること、当たり前とされているやり方で、やってきた中で、問題として、今表面化しているもの、例えば、通常の飲食店をつくっても、人手が足りなくなる=労働集約モデルであること、採用難など、店舗を持っても24時間稼働しているわけではなく、固定費になってしまっている、このような問題をスタート時点から気にして、テクノロジーで解決できないのか?などを最優先で考え、実行すべきです。

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