顧客への感動以前に、顧客側のUX(使い勝手)が買われ続ける理由に

ポイント
  1. 顧客ロイヤリティーに直結する要因は、「顧客に手間をかけさせないこと」

目次 [非表示]

最新の研究で、顧客ロイヤリティーに直結する要因は、「顧客に手間をかけさせないこと」だとわかりました。
極めてシンプルな話で、お客さんは何にお金を支払っているのか?といえば、間違いなく、結果に対して支払っているわけです。

例えば、弁護士等の専門家に依頼をしているのであれば、期待していることは「自社の抱えている法律問題の速やかな解決」や、「心配や不安の解消」です。
まずはというか、最優先で常に弁護士がコミットすべきことは上記なわけです。ネットの世界で、UXという言葉があります。ユーザーエクスペリエンスの略称です。
簡単に言えば、ユーザーの商品やサービスの使い勝手のことです。

使い勝手を考える

この使い勝手というのは、あくまでも手段です。使い勝手がよいことで、「自社の抱えている法律問題の速やかな解決」や、「心配や不安の解消」が行われるという関係なわけです。このUXには、色々な要素や余地が入ってきます。例えば、連絡のしやすさ1つとっても、いろいろな観点があります。

TELでしか連絡がつかないとなってしまっては、選択肢が少なすぎて連絡しにくいのでUXが悪いとなってしまうかもしれません。また別の側面で、連絡しても返答が返ってくるのに1日以上かかるとなってしますと、これもUXとしてはとても悪いということになってしまいます。サイトのお問い合わせの表記がないとか、お問い合わせの文字が小さいなど、このあたりも連絡に関するUXの問題です。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。