無知の知を自覚した商売人の持続性

ポイント
  1. 人間一人が知っていること、知ることのできることなんて、海に目薬を1滴垂らすようなもの
  2. 完璧を装うことは自分の無知さを露呈してしまうこと
  3. 誇張ばかりでなく、誠実にできること、できないことを伝えていくようにしましょう

ディズニーランドのことを嫌いな人もいる。

コーラのことを嫌いな人もいる。

マクドナルドのことを嫌いな人もいる。

ディズニーはともかく、僕はコーラとマクドナルドが大好きなわけです。※ディズニーランドに行かない人の特集が日経MJで組まれていました。自分にとっては本当にかけがえのない商品やサービスであったとしても、他の誰かにとってみたら、全く関心がなかったり、嫌いだったりします。

起業家と話をしていて、自分の商品・サービスは、神のような言い方をしている人が多数います。つまり、弱点がないような言い方をするわけです。SNSでの投稿等を見ていると絶望的な気持ちになります。事実とかけ離れていたり、事実でないことを言ったり、良いところだけ切り出したり。このような起業家に合うと、すべての人を満足させることなんてできないのにと思ってしまいます。

また、人間1人が知っていること、知ることのできることなんて、海に目薬を1滴垂らすようなものでしょう。にもかかわらず、完璧を装うことは自分の無知さを露呈してしまっているだけです。結局は誰の何の問題を解決したいのか?ということを考えないで、自分のできることや、自分のできることをやっているんだろうなと思います。

誰からも好かれたいという気持ちはわかりますが、それは物理的にできないということをわかっておくべきです。また、自分が嫌われているわけではないことの理解も大切です。商品・サービス=自分だと思っている起業家も多くいるのです。なので、完璧を装ってしまうのだと思います。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

慶應大卒業後、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、 資本金5万円で起業。 お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。 8年間で、累計10,000件を超える起業・その後の事業支援に関わり、 全国、北海道~沖縄までコンサル先累計500社超を抱えるまでに成長。 全然売れていない(月商0-100万円)小さい会社や個人事業主の売上を 数か月~2年の間で、年商数千万円~10億円を超えるところまでに持ち上げた実績でいえば 国内でも間違いなくトップクラス。  2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。 2018年9月1日より、徳島大学客員教授にも就任。元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊 NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。