星野リゾートの新業態にみる、マーケティングの神髄について

ポイント
  1. お客様の求めるもの
  2. 自分たちが何をすべきか

目次 [非表示]

先日星野リゾートが比較的安い業態の新業態を東京の大塚にオープンするというニュースをみました。星野リゾートといえば、その地域ならではのリソースを最大活用することで、お客さんに価値提供するということをしてきました。

ビジネスホテルくらいの金額感の新業態は、旅行客向けということで、随所に、非日常を体験していただくための仕掛けを室内等に施しています。ただ、一番の目玉は、従業員が宿泊者に対して、地元の大塚を案内するというサービスがあることです。
2時間1,000円で、大塚周辺の飲食店を一緒にアテンドしてくれたり、

一緒に散歩をしながらガイドしてくれたり、ナイトマーケットを案内してくれたりと、5種類のコースを用意しています。わざわざその地域に泊まる人というのは、そこに何をしにきているのでしょうか?マーケティングの答えや一番の出口である、お客さんの求めるものを考えた結果の、素晴らしいサービスだと僕は思いました。

その地域をわざわざ選んだ人というのは、安いからそこにせざるを得なかったというケースもあるかと思いますが、意図してその地域を選んだ人は何を求めているのでしょうか?どんな時間を過ごしたいと思っているのでしょうか?何を体験したいと思っているのでしょうか?

農山漁村地域の起業に、チカラを「INACOME」

農山漁村が活力を取り戻し、持続可能な発展を実現するためには、何よりもまず、雇用と所得を生み出すことが重要です。農山漁村には魅力的な資源が豊富にあり、これを活用した多様な事業を起こすチャンスに溢れています。農林水産省では、豊富な資源とやる気溢れる人材、そして必要な資金を組み合わせ、農山漁村地域に新たなビジネスを生み出すことを目的として、Webプラットホーム『INACOME』を設置しました。

『INACOME』はこちらからスクリーンショット 2019-11-21 18.07.32

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。