星野リゾートの新業態にみる、マーケティングの神髄について
- お客様の求めるもの
- 自分たちが何をすべきか
先日星野リゾートが比較的安い業態の新業態を東京の大塚にオープンするというニュースをみました。星野リゾートといえば、その地域ならではのリソースを最大活用することで、お客さんに価値提供するということをしてきました。
ビジネスホテルくらいの金額感の新業態は、旅行客向けということで、随所に、非日常を体験していただくための仕掛けを室内等に施しています。ただ、一番の目玉は、従業員が宿泊者に対して、地元の大塚を案内するというサービスがあることです。2時間1,000円で、大塚周辺の飲食店を一緒にアテンドしてくれたり、
一緒に散歩をしながらガイドしてくれたり、ナイトマーケットを案内してくれたりと、5種類のコースを用意しています。わざわざその地域に泊まる人というのは、そこに何をしにきているのでしょうか?マーケティングの答えや一番の出口である、お客さんの求めるものを考えた結果の、素晴らしいサービスだと僕は思いました。
その地域をわざわざ選んだ人というのは、安いからそこにせざるを得なかったというケースもあるかと思いますが、意図してその地域を選んだ人は何を求めているのでしょうか?どんな時間を過ごしたいと思っているのでしょうか?何を体験したいと思っているのでしょうか?
農山漁村が活力を取り戻し、持続可能な発展を実現するためには、何よりもまず、雇用と所得を生み出すことが重要です。農山漁村には魅力的な資源が豊富にあり、これを活用した多様な事業を起こすチャンスに溢れています。農林水産省では、豊富な資源とやる気溢れる人材、そして必要な資金を組み合わせ、農山漁村地域に新たなビジネスを生み出すことを目的として、Webプラットホーム『INACOME』を設置しました。
『INACOME』はこちらから