【第8回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜自分に箔をつける~定年後に活躍する考え方~
- いわゆる「つぶしの利く人材」とは
- 国家資格取得の幻想
- 自分に箔をつけるとは、今までの経歴でのウリを磨くこと
中小企業診断士の場合:
{大手受験校の通学基本料20~30万円(通年コース)+苦手科目オプション講座受講料6万円/1科目+受験料13,000円(一次)+17,200円(二次)+交通費=約40万円}×合格まで3年(1000時間)=120万円(カネの投資)+3年(時間の投資)。合格までのプロセス(一般社団中小企業診断協会HPより)
一次試験(筆記式)→合格→二次試験(筆記式)→合格→二次試験(口述式)→合格(資格取得)
中小企業診断士試験の合格率
※前年度の一次試験合格者は翌年度までの二次試験の受験資格を与えられます。そのため二次試験申込者数が一次試験合格者数を上回っています。合格まで5年とすれば40万円/年×5=200万円(カネ)+5年(時間)
MBA(国内)の場合:
自営業開業にあたり箔をつけるため働きながらMBAを平日夜や休日を利用して取得する手もあります。
時間がかかる、カネがかかる。管理手法として三現主義(現場、現物、現認)と5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を信奉するオーナー社長がこの資格保持者をどれだけ評価するか。MBA(経営学修士)とは経営学を修めた者に対して授与される専門職学位です。
英米圏においては実務経験を有する社会人を対象としたマネジメントプログラムを提供するビジネススクール(経営大学院)、日本においては大学院(修士課程または専門職学位課程)が、これを授与します。
日本では、文部科学省による専門職大学院制度の新設に基づく専門職学位課程によるものと、従来の修士課程によるものとの二通りがありますが、両者とも「日本版MBA」と呼ばれることが多い。
売り込む先のオーナー社長の後継者である息子や娘が国内外のMBA所持者であることも多い。
費用は
人と同じことを学び、同じ資格を取得し、これをもとに人と同じ土俵で仕事を求めることはレッドオーシャンで戦うことを意味します。
同じような人が増え続けています。市場はすでに飽和状態です。仕事はなく諦めるか、値引きして請けるほかに手はありません。これでは新規参入者の入り込む余地はありません。一方、ブルーオーシャンには競合はいません。自分の専門を特定し「見える化」し攻略業界を決め「オンリーワン・コンサルタント」をウリにして、クライアントを開拓する。この一連のマーケティング活動が「ブルーオーシャン」市場を創り出すということなのです。既存の常識、従来の延長線上の考えから脱皮しなければ成功はありません。
やがてブルーオーシャンは儲かると見て新たに市場に参入して者が増えます。競合に勝つためには箔が必要です。新規参入者と差別化してクラアント(オーナー社長)に売り込まなければなりません。ここで強みを発揮するのが伝統ある民間資格です。商標登録された民間資格は他人が同資格名を名乗ることができません。独占的に使用が許された資格名称です。民間資格を複数(ダブル資格保持者)取得しこれをウリにすることも目先の利く売り方といえます。商才のある人が得意とする技です。
こちらも合わせておよみください
【第9回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜40歳代から60歳代のビジネスパーソン必読!激変する環境で勝ち抜く策指南〜
ー資格の解説ー
独立・開業のサポーター!各士業とのうまい付き合い方まとめ
ーシニア起業へのエールー
起業を成功させるためのヒント/シニア起業へのエール