クラウドソーシングで副業を始めるための手順と稼ぎ方を徹底解説

更新日:2018.07.04

クラウドソーシングで稼ぐことは可能

近年、副業を解禁する企業が増えており、それに伴って副業人口が増えています。副業のはじめの一歩としてクラウドソーシングを検討している方もいるのではないでしょうか。また、仕事の種類や、実際にどれくらい稼げるのかが気になっている人も多いかと思います。クラウドソーシング大手のクラウドワークスの決算資料によると、シニア・在宅ワーカーでも1年間で100万円を超える報酬をもらっている事例もあります。(2017年度)

また、子育て中ワーカーでも年収50万円を超える事例もあることから、やり方次第である程度稼げることがわかっています。(2016年度)しかし、クラウドソーシングで稼ぐためには、ある程度仕組みや稼ぎ方を理解しておく方が得策です。この記事では、クラウドソーシング自体の解説や、稼ぐためのヒントについてまとめました。

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クラウドソーシングの仕組みとは

クラウドソーシングは仕事を外注したい依頼主と、仕事を受注したいワーカーの仲介をするサービスです。ワーカーは、主にインターネット上で、募集中の仕事に応募することができます。通常、ワーカーが得る報酬の何%かがシステム利用料として天引きされる仕組みになっています。図で見ると、以下のようになります。

総務省「ICTの進化がもたらす社会へのインパクトに関する調査研究」(平成26年)より

クラウドソーシングとアウトソーシングの違い

クラウドソーシングは、アウトソーシング(外注)の一種です。一般的にアウトソーシングは、依頼主が直接外部の法人や、個人に仕事を依頼します。一方で、依頼主から見たクラウドソーシングには以下のような特徴があります。

・相手が個人のため、低い予算で手軽に依頼しやすい
・オンライン上で仕事が完結することが多い
・受注側が個人のため、細かな仕事も依頼しやすい

以下では、クラウドソーシングの特徴について解説していきます。

クラウドソーシングを利用するメリット

・多くの案件の中から仕事を選べる
・自由な時間に働ける
・報酬の未払いリスクが減る
・仕事をオファーされる機会を得る

最大のメリットは、膨大な種類の仕事が集まっていることです。仕事内容を自分で考える必要がなく、自分ができそうな仕事を選ぶことができるため、副業初心者でも始める時のハードルが低くなっています。仕事が合わなくても、かんたんに辞めることができるため、試しにやってみるだけでも十分に価値があります。また、多くの仕事がパソコンとインターネット環境さえあればできるため、初期費用がかからないことも魅力の一つです。

クラウドソーシングを利用するデメリット

・システム利用料がかかる
・低い報酬の仕事が多い
・依頼主の顔が見えにくい

最初は依頼主もワーカーの顔が見えないため、低い報酬を提示せざるを得ません。また、単純な仕事であればあるほど報酬が低いため、収入を増やしたい人はある程度工夫してスキルアップなどを目指していく必要があります。実績やスキル、信頼関係ができてくるまでは、試用期間だと捉えておくといいかもしれません。

準備するもの・始める手順

基本的に準備するものはパソコンとインターネット環境だけです。仕事によっては新しいソフトなどが必要になる場合があります。一方で、スマホだけで完結できるかんたんなものも存在します。クラウドソーシングで仕事を始める手順は以下の通りです。

①クラウドソーシングサイトに登録する
②プロフィールを充実させる
③仕事に応募する
④納品して報酬を受け取る

実際に仕事を受注して、報酬の振込まで確認するとより具体的なイメージがわきます。

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クラウドソーシングサイトの種類と特徴

たくさんあるクラウドソーシングサイトの種類

クラウドソーシングのサイトは数多く、種類は多岐にわたります。総合型や専門特化型など、サイトによって得意とする分野が異なっています。以下で、代表的なサイトの特徴をまとめました。

クラウドソーシングサイト一覧表

サービス名、ジャンルや特徴を以下にまとめました。

クラウドソーシング名称 ジャンル・特徴など
CrowdWorks(クラウドワークス) 総合型で日本最大級
LANCERS(ランサーズ) 総合型で日本最大級
shufti(シュフティ) 在宅ワーク
Craudia(クラウディア) 在宅ワーク
CROWD(クラウド) 在宅ワーク
Shinobiライティング ライティング系
サグーワークス ライティング系
Gengo(ゲンゴ) 翻訳系
Conyac(コニャック) バイリンガル向け
99designs(ナインティナインデザインズ) デザイン系
PIXTA(ピクスタ) 写真系
iStockphoto(アイストックフォト) 写真系
Viibar(ビーバー) 動画系
Assign Navi(アサインナビ) システムエンジニア系
kakutoku(カクトク) 営業系
Bizseek(ビズシーク) 総合型
Job-Hub(ジョブハブ) パソナグループ人材系
Workshift(ワークシフト) 日本最大級の外国人会員数

稼ぐために必要なポイント

クラウドソーシングで稼ぐために、知っておいたほうがいいことや、大切なことをまとめました。

①プロフィールを充実させる

特に初期の頃は、プロフィールが重要になります。なぜなら、依頼主から見たときに、ワーカーがどんな人かわからないままでは仕事を頼みづらいからです。全く同じ仕事に、プロフィールがきちんと書かれた人と、不十分な人では、特別な実績でもない限りまだ一度も仕事をしたことがない人はプロフィールに本業の経歴や実績をできる限り登録しましょう。

②自分の得意分野を見極める

クラウドワーカーの数は年々増えています。条件のいい仕事を受注するためには、自分の競争力を高める必要があります。そのためには、自分の得意分野を把握して伸ばしていくことが有効です。また、自分の得意ジャンルを知っておけば、得意な分野に絞って実績を積むことができます。例えば、デザインが得意、プログラミングが得意といったスキルの部分や、美容が好き、旅行が好きなどの興味が強い分野を選ぶほうがより競争力が高まります。他のワーカーとの差別化をはかるためにも、自分の得意ジャンルを考えてみましょう。

③実績を積み重ねる

依頼主からの信用を得るには、実際に仕事をして納品実績を重ねていく必要があります。また、初心者の方にとっては特別なスキルや経験がない限り、いきなり条件のよい仕事を受注することは難しいかもしれません。実績をつくるためには、はじめのうちは例え低単価でも経験不問の仕事をこなすことが重要です。自分がやりたい仕事が見つからなくても、まずは今できる仕事にチャレンジしてみましょう。

④依頼者からの信用を得る

依頼者は、基本的に多くのワーカーとやりとりをしています。そのため条件のいい仕事ほど、他のワーカーとの競争になります。多くの中から選んでもらうためには、依頼者から信用を勝ち取ることが大切です。依頼主と信頼を築いていくために、以下のようなことを心がけてみましょう。

・リアクションを早くする
・納期を守る。前倒しで納品する
・仕事のクオリティを高める
・専門性やスキルを高める

当たり前のようなことかもしれませんが、全て実行できている人は思いのほか少ないものです。当たり前のことを心がけることが、依頼主との長期的な関係にもつながるため、安定して仕事を受注していくことができます。

⑤自分に合った報酬形態を選ぶ

クラウドソーシングにおける報酬形態には大きく2つの種類があります。時間単価制と固定報酬制です。時間単価制とは、実際に働いた時間に応じて時給をもらう方法です。例えば、報酬が1時間1,000円の場合、5時間働けば5,000円の報酬になります。一方で、固定報酬制は、完了した案件ごとに報酬をもらう方法です。例えば、記事を書く仕事の場合、1記事1,000円といったように報酬が設定されています。この時、仕事にどれだけ時間をかけたかは関係なく、1記事を納品した時点で1,000円の報酬がもらえます。

どちらの形態かは案件によって異なります。仕事に慣れて、スピードに自信がある人は、固定報酬制の方が稼ぎやすいことが多いでしょう。逆に、じっくり丁寧に仕事をしたい人は、時給単価制をおすすめします。比較して、自分に合った方を選べるように参考にしてみましょう。

⑥時間をできる限り確保する

クラウドソーシングにおいて、こなせる仕事の量は、投下できる時間に比例します。1日当たり1時間働く人と、2時間働く人では、1ヶ月で約30時間の差が開きます。多くの時間を使えば、当然より大きな報酬や経験値を得やすいことは事実です。本業やその他での時間の使い方を見直し、時間の捻出に取り組んでみましょう。

⑦集中できる環境をつくる

クラウドソーシングの仕事のほとんどは、個人作業です。同じ時間をつかっても、集中力によって仕事量が全然違ってきます。ですから、限られた時間の中で、多くの仕事を進めるためには集中できる環境をつくることが必須です。特に、自分の集中力が落ちてしまう環境は避けなければなりません。例えばカフェなどは、人によっては周囲の声や雑音が気になって集中できない場合があります。また、自宅でも、読みかけの書籍やテレビなどが気になって集中できないこともあり得ます。色々な環境を試しながら、自分がより集中できる環境を整えていくようにしましょう。

クラウドソーシングを使わずに仕事を受注する場合

特定の分野で実績や信用ができると、クラウドソーシングを使わずとも、依頼主から直接仕事を受注する場合があります。例えば、グルメ記事を書く仕事に集中して取り組んでいる場合、あなたの書いた記事を見たメディアなどから直接仕事のオファーをもらったりすることも十分ありえます。逆に、自分からこれまでの実績をもとに、SNSや交流会などを通じて仕事を取りに行くこともできます。その際、これまで自分がやってきた仕事の結果が実績として見られます。ですので、まずはクラウドソーシングを通じて、たくさんの仕事を経験していくことが望ましいです。経験を通じて、専門性やスキルが高めることができれば、新しい仕事にもつながりやすくなります。

依頼主から直接仕事を受注するメリット

・システム利用料がかからない
・SNSが集客に活用できる
・依頼主の顔がみえやすい
・条件交渉がしやすい

依頼主から直接仕事をもらう場合、事前に対面で会うなどすれば仕事に対する熱量など、ネット上ではわかりづらい部分も見ることができます。また、ツイッターやフェイスブックなどのSNSを活用すれば仕事につながりやすくなります。

直接仕事を受注するときの注意点

メリットもありますが、注意しなければいけないことあります。
以下にまとめました。

・悪質業者に引っかかる
・報酬がもらえない、遅れる
・依頼内容が急に変わる

働き手に不利な契約内容にされたり、契約書がないまま仕事を進めたりすることがないように気をつける必要があります。そうでないと、いざトラブルが発生した際に一方的に責任を押し付けられることもあるからです。中には、期日通りに報酬が払わないこともあるようです。一緒に仕事をしてみて、不自然な点があれば見直しをお勧めします。

報酬を上げるための交渉をする

実力がついてきたら、報酬をあげてもらう交渉を依頼主にすることも可能です。契約更新や新しい仕事を受けるタイミングなどで、交渉してみましょう。そのためには、報酬の相場を知っておく必要があります。しかし、実力や実績が伴っていないのに、相場以上の報酬を要求することは信用の低下にもつながるので注意が必要です。交渉前に、他の似たような仕事の報酬を調べるなどしておきましょう。また、依頼主との信頼関係がない状態での交渉はあまりおすすめできません。実績や評価が少ない間は、受注した仕事を高いクオリティで遂行することに集中しましょう。

稼いだ後の納税方法について

クラウドソーシングを含む副業において、年間所得が一定以上になると、確定申告の義務が発生します。その基準は個人の生活形態によります。会社勤めの場合は、年間所得20万円以上から、専業主婦の場合は103万円から確定申告が必要になることが多いです。その際、月々の売上や経費をもとに申告する必要があるため、稼げるようになったら確定申告の準備を始めましょう。確定申告は1月〜12月までの所得分を、翌年の2月〜3月ごろにかけておこないます。

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