【第19回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜プラス思考でキャリアビジョンを実現!
- すべてにおいて勝つのは、一番準備をした人
- プラス思考とは
- 自分の人生は自分で切り拓く
『人生100年時代の起業 シニア起業支援家で勝ち組になる秘訣!』ご愛読の皆さんこんにちは! シニア起業支援家 白根陸夫です。
本稿は19回目です。これまでは高齢者の置かれている環境、今後状況はさらに年を追って厳しくなるという見通し、この現況を踏まえ「生涯現役」をまっとうするにはどのような方策があるか、自身の成功体験から具体的に分かり易く解説してきました。ご愛読の皆さんの平均年齢は50歳ぐらいと拝察しております。
この特集を読んで「よーしやってやろう!」と決心するまでにほとんどの人は3年ぐらいかかるでしょう。それでは遅いのです、心の中に「なんとかなるだろう」「そんなにひどいことにならないだろう」など根拠のない楽観、「そんなこといったって」という現実を直視したくない気持ち、「まだ時間は十分あるから」「仕事が忙しいから」など先延ばし、逃げ、怠惰な気持ちを払拭するのにそのぐらいかかると見ています。
心変わりはこの特集ではなく世間情勢を伝える情報によるでしょう。いよいよ切羽詰まって「ああ、あの時始めていれば・・・」と後悔する人が多いのです。しかし繰り返し強調しているようにすべてにおいて勝つのは「一番力のある者ではなく、一番準備をした人」なのです。だから「その準備は早ければ早いほどよい」のです。
この特集を読んで「なるほど、すぐ実行しよう」と決意した人が勝つのです。創業以来23年、大手企業管理職の再就職支援を主業としていますが「分かった、すぐ実行しよう」と決意して本当に実行に移す人はつねに5%(20人に1人)です。再就職支援対象の方であればそれでもいいのかも知れませんが「助っ人・シニア起業」人生100年時代の起業〜シニア起業で勝ち組になる秘訣〜ご愛読の皆さんにおかれては全員が「よし分かった、すぐ実行しよう」でなくてはなりません。
実行にあたって準備するには多額の投資を伴うものではないからです。本特集ではシニア起業支援家 白根陸夫がリスク極少化を条件に「生涯現役」をまっとうする途を教えています。「準備を急ぐ」のは成功(顧問契約をたくさん締結すること)に必須と考えるビジネススキル(二つの切り札)修得後、現組織においてこの二つを実践し成果を上げることによって自身の業績に箔をつけるためです。
顧問売込みにあたって「経験知識要約」「主たる経験及び達成事項」に成果を明記することによって競争に勝ち抜くことを狙っています。「顧問事業案内」を早めにつくり、50歳代はこれをツールにボランティア活動等の仕事を請けて地力をつける期間にあてなければなりません。このことによって定年到達時点でシニア起業が実現するのです。よって「準備は早ければ早いほどよいのです」。
次稿からは各論に入ります。スタートは自己分析です。作業が伴います。引き続きご愛読をお願いします。「やる気」を持続していただくため、本稿では「プラス思考」について語ります。
●行動とイメージ
・人間は、限界能力の20~30%しか能力を使っていない。
・心理限界→「どうせ」思考、「どうせ私は…」でなまけてしまう。
・「イメージ」として、"やれる"、"できる"とまず肯定的心構えを持つ。
・火事場の馬鹿力(火が間近に迫っていると、体重の5倍の荷物が担げるといわれている)。
「野球・サッカー選手:ファンの皆様の応援のおかげで頑張れました」
・・・・・・思わぬ力が出るものである。
●自己暗示の重要性
・よいイメージは、無意識のうちに成功への自己暗示となって、よい考え方・よい姿勢・よい態度となり前向きな積極的な行動となってあらわれる。
●成功するためには、絶えず”うまくいく””できる”という状態をイメージのなかで想定し、自己暗示をかける。
●成功への道筋
考えを変える→行動が変わる。”過去思考から未来思考へ”考え方の転換
・未来思考の考え方とは、「現在」というものを過去の延長線上で捉えるものではなく、未来の目標のなかに位置づけることをいう。
・過去は変えられないが未来は変えられる。
・今日は、昨日のつづきであってはならない。
・今日という日は、未来の目標に向かって進まなければならない。
・他人は変えられないが、自分は変えることが出来る。
『過去と他人は変えられない』