モノ→コト=体験に価値を移し、体験型ビジネスを展開するためのヒント
- 店舗のスペースを有効活用しよう。
- 様々な例をあげてマネタイズしてみよう。
- 誰も考えてない事を把握するのも大事な考慮点。
例えば中華料理屋さんのチャーハンを作る鍋は、洗うときに水を入れて、タワシではなくお茶を立てるときに使う茶筅のような特殊な道具で洗います。そして、豪快に地面に汚い水を捨てて、そしてまた新しい料理を作ります。本格的な中華鍋でチャーハンを作ってみたいという人はいると思います。1回やってみたいと思う人にアイドルタイムに「コト」で体験させても良いかもしれないですよね。
例えば飲食店は食器が必ずありますよね?例えば食器を買いに行きましょうといったときに、実際に食器に食べ物がのって食べながら食器を買ったことのある人は、ほとんどいないと思います。食器は、「見に行って買います」というのが普通のアクションです。でも本来使うものだから、実際に使ってみるとどうなんだろうというのが飲食店で体験できますというのもいいと思います。方法としては、食器メーカーなどに食器をスポンサードしてもらいます。お客さんはそのメーカーの食器を使いながら「すごくお洒落な食器だな」と思うとします。そうすると、その場でタブレッドなどを置いて注文できるようにしてみるなど。・・そういうのもアリだと思います。
1日100人来ますっていう飲食店があるとします。1ヶ月で3,000人。この3,000人に対して他に何かビジネスができないかなと考えてみましょう。
通常メーカーなどは田舎にあり、田舎の40歳、50歳ぐらいのおじちゃんが経営しているようなところが多いです。そのメーカーが若い女の子に向けてパスタの麺を作っていたとします。そのおじちゃん達がどうやって女の子の声を集められると思いますか?現実的には中々難しいです。そういうギャップがあるので、中堅の会社とエンドユーザーの間には物凄く大きな障壁があります。
例えば、立地がよくお客さん層も若い飲食店で、「うちのお客さんにモニターしてもらっていいですよ」とメーカーサイドが本来やらなければならないアンケートとかモニター業務を引き取ってあげたら良いのです。来た人に対して、無料提供なんですと言って、パスタを提供しアンケートに答えてもらいます。もしこの1人のアンケートをメーカーサイドで取ろうとすると、1万円とか2万円がかかります。普通に飲食メーカーがやっているアンケートは協力してくれている人達を5時間とか拘束して、時給を出しているわけです。
もちろん、人を集めるための集客コストもかかるし、時給や実費もかかります。そう考えると、すごく中堅はやりにくいのです。というの中で、飲食店がちょっと頭を使って、女性のアンケートをとりたいんだというメーカーがあったときに「いいですよ。うちに女性のお客さんが来たときにアンケートを渡してとってもらうんで」とするのです。例えば1人アンケートを回収するのに自社でやった場合2万円かかりますとなった場合でも、「うち、4,000円でいいですよ」と言えます。「それじゃあお願いします」となります。
そうやって色んなことがマネタイズできたりするのです。