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創業記念式典での挨拶状の書き方

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創業記念式典での挨拶状は、関係者や取引先に創業記念日であることを通知するとともに、日ごろの感謝を伝えるための手紙です。

失礼のないよう1文1文丁寧に書くことはもちろんですが、挨拶状を送るタイミングも重要なポイントとなります。

そこで今回は、創業記念式典についてや挨拶状の書き方、挨拶状を送る際のマナーなどを紹介します。

創業記念式典について

創業記念式典とは、会社の創業や設立から何年継続できたかを祝う行事です。周年記念や創立記念イベント、創業記念パーティーなどと呼ばれることもあります。

会社の節目となる日に、創業記念式典やパーティーなどのイベントを開催する目的は主に2つです。

まず社内向けに行うイベントの場合、社員の士気を上げ仕事へのモチベーションを高めることが主な目的となります。

社内で創業記念式典を開催することによって原点に立ち返ることができるほか、会社のビジョンを改めて全員で確認できます。

創業記念式典を開催するもう1つの重要な目的が、仕事の関係者や取引先などと良好な関係を維持することです。

社外向けに開催する創業記念のイベントは、単なる祝い事というだけではなく事業戦略の1つとしても活用されています。

創業記念式典は会社の歴史を振り返り、取引先へ感謝を述べるともに今後の事業戦略を伝えられる場です。

創業記念をきっかけに自社製品の宣伝をしたり、プロモーションの一環として製品をプレゼントしたりする企業もあります。

挨拶状を送るときのマナー

創業記念式典を宣伝やプロモーションの場として活用する企業もありますが、挨拶状を送る際は自社の宣伝になってしまわないよう注意が必要です。

挨拶状では基本的に挨拶から入り、創業記念であることを明記して相手への感謝を伝えます。

謙虚で礼儀正しく、丁寧な文章となるよう心がけることが大切です。

挨拶状には宣伝となる表現を記載しないのが一般的ですが、創業記念セールなどへの招待を兼ねている場合は記載が許されることもあります。

創業記念式典で挨拶状を送るときのマナーとして、挨拶状を送る時期も注意すべきポイントの1つです。

挨拶状は基本的に創業記念日を迎える前に送ります。タイミングとしては、創業記念日の一週間前までに届くようにしておくのが一般的です。

創業記念式典への招待を兼ねている場合、式典を開催する日の一カ月前には相手の手元に届くよう調整する必要があります。

一週間前やあと何日もないといったタイミングで送ってしまうと、相手のスケジュール調整が間に合わない可能性が高いからです。

挨拶状の書き方

創業記念日式典の挨拶状は礼儀正しく改まった文章で、前文と主文、末文と後付けの4つの構成に沿って書いていくのが一般的です。

前文では、まず始めに「拝啓」や「謹啓」などの頭語を書いたあと、時候の挨拶を書いていきます。

時候の挨拶は、手紙を送付する日が二十四節気や旧暦ではいつごろなのかによって変わります。

例えば手紙を送るのが1月ならば、冬至や小寒、大寒といった二十四節気があります。

冬至は12月下旬から1月上旬ごろで小寒は1月中旬ごろ、大寒は1月下旬から2月上旬ごろです。

冬至が何日から何日までなど、具体的な時期はその年によって変わります。

挨拶状を送る時期が冬至の場合、時候の挨拶は「新春の候」や「初春の候」、「迎春の候」などの文言からスタートします。

小寒の時期なら「小寒の候」や「厳寒の候」などの挨拶から書き始め、大寒の時期は「酷寒の候」や「大寒の候」などの挨拶から書くのが一般的です。

頭語と時候の挨拶を記載したあとは、相手の安否を尋ねる言葉や繁栄を喜ぶ言葉などが続きます。

「貴社ますますご清栄のことと」など相手の繁栄を喜ぶ言葉を書いたあとは、日ごろの感謝を伝える言葉を記載します。

前文が終わると、いよいよ本題の主文を書いていきます。

主文には創業記念日を迎えることや感謝の気持ち、今後の抱負やこれからも変わらず付き合いをしていきたいという内容を順番に書くのが基本です。

記念品の贈呈や別送の通知がある場合は、主文の最後に記載します。主文を書いたあとは末文の結びの挨拶で締めくくります。

結びの挨拶は用件をまとめるために使われる挨拶で、「まずは」や「取り急ぎ」などの言葉からはじめ、略儀ながら書面にてご挨拶申し上げますといった言葉で締めます。

挨拶状を送る行為は、本来出向いて挨拶するところを省いているとも捉えられます。

略式の儀礼であることを念頭に、詫びる旨の文章を記載するのもポイントです。結びの挨拶のあとは、敬具や敬白などの結語を書きます。

最後に後付けとして日付や署名を記載し、宛名を書く場合は社名や役職、氏名などを明記しましょう。

創業記念式典の挨拶状の文例

創業記念式典の挨拶状の文例を紹介します。前文と主文、末文と後付けの4つの構成を意識しながら読み、挨拶状を書く際の参考にしてみてください。
 

拝啓春分の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃はひとかたならぬお引き立てにあずかり、厚く御礼申し上げます。

さて、おかげ様で弊社は平成三十一年三月二十日をもちまして、創立三周年を迎える運びとなりました。

これもひとえに皆様方の厚いご支援と温かい激励の賜と深く感謝いたします。

これを機に、社員一同初心に返り、従前にもましてサービスの向上に努めてまいります。

何卒倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。まずは略儀ながら書面をもちましてご挨拶申し上げます。

敬具

平成三十一年三月吉日株式会社○○代表取締役○○

後付けとして書く日付は平成何年など、縦書きでも横書きでも和暦で記載するのが一般的です。

記念品を別送する場合は、サービス向上に努めてまいりますという一文のあとを少し変え、記念品別送の旨を記載します。

挨拶状を書く際のポイントや注意点

創業記念式典での挨拶状を書く際は、礼儀正しく改まった文言で創業記念日であることや日ごろの感謝を伝えることが重要です。

謙虚な姿勢で、ここまで創業してこられたのは関係者のお陰だということが伝わるような文書作成がポイントとなります。

宣伝になるような表現を用いないよう注意しながら、前向きな姿勢で今後の抱負なども盛り込みましょう。

また、挨拶状を書くときは頭語から始めますが、拝啓など頭語を書いた際には敬具などの結語で締めくくることを忘れないよう注意が必要です。

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