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経営者のためのマネジメント講座 相手を動かす関わり方

前回のStepメールで、社員自身が、自ら行動して成長に至れるような情報を示すアドバイスをすることをお話ししました。
このアドバイスをすることが相手を動かすことになるのですが、その前提として社員の状況を把握する必要があります。

社員の言動から『仕事が分かっていない』『真面目に仕事をしていない』と見えるかもしれません。
しかし、社員からすれば『どんな仕事やり方が良いのか迷っている』『どの仕事から手を付けたら良いか分からない』と悩みや課題があって、仕事が進んでいないことも考えられます。
経営者が見ている状況から、一方的な見方でアドバイスをしたりダメ出しをしては、社員は行動することができません。
まずは、なぜ社員が現状のような行動をしているのか、その背景を探ります。

例えば「先日頼んだ書類の作成は、何処まで進んでいる?」「なぜそのような進捗率なのか、理由を聞かせてくれる?」などの問いかけをして、社員の状況を聞き出します。
このような問いかけをすることで社員は、何処まで知っているのか?何が分からないで、仕事が滞っているのか?を把握し、アドバイスをしていきます。
経営者が一方的に「〇〇しなきゃだめだ。」「なぜ、××が出来ていなんだ。」と指摘しても、社員にそれを実行する知識が無いとか技術が無いことで、仕事が止まっている可能性が非常に多いのです。

社員は、経営者程の経験がありません。それゆえ、経営者は依頼することについて社員がどこまで知っているのか、どこまでできるのかを把握したうえで社員を動かすことが必要です。

このようなお話をすると、自分でやった方が早いと思われるかもしれません。
しかし、社員に仕事の経験をさせなければ、いつまでたっても経営者が求めるスキルは身に付きません。
社員に仕事を覚えて欲しい、成長して欲しいと思うのであれば、社員の状況を把握し、アドバイスをしながら、社員を動かしていきましょう。 社員の状況把握が、社員を動かすコツです。

 

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著者プロフィール

権堂 千栄実

権堂 千栄実

中小企業サポートネットワーク(略称スモールサン)キャリア構築プロデューサー

1964年4月 宮城県石巻市生まれ 高校を卒業後、事務職から数回の転職後

1989年7月 日本ソフトバンク(現ソフトバンク株式会社)入社 営業事務で勤務

1993年10月 日本ソフトバンク退社後 OAインストラクターとして活動

1998年10月 結婚を機に福岡へ転居 翌年 長女 出産

2000年1月 派遣スタッフとしてOAインストラクターの仕事復帰

2003年3月 J-PHONE⇒Vodafone⇒SoftBankMobileのブランド移行時の研修プロジェクトに参加。本部研修開発チームのメンバーとして、研修カリキュラムの開発、資格試験の構築、評価試験の運営を5年間担当。

2008年2月 株式会社Campanula 設立
人材開発コンサルタントとして活動開始

社会人でも仕事の中で「初めて」なことがあります。
その「初めて」のことを「自分で出来る」ように、経験の積み重ねるには設計が必要です。

人の「初めて」を出来るように設計することは、事業計画と並列で考え取り組んで行くことです。その人の育成と活用を経営戦略としてご提案します。