ポジショニング戦略(対象・価値)がGOODな3サービスの事例

ポイント
  1. 女性限定&ランニングのみに特化したジムとは。
  2. ランニングしかないという部分で特化させている。
  3. 限定させてくることによって見えてくるお客様のニーズがある。

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既存のGYMのつまらないというベネフィットを決定的に変えたGYM

明確なコンセプトを散らしたフィットネスクラブは、こちらも。ブルー多摩川アウトドアフィットネス。その名の通り、野外に出て、自然と触れあいながら体を動かすのが特徴です

 

 

多摩川の自然を活かしたアウトドアフィットネスクラブ~BLUE TAMAGAWA~

 

 

例えば、すぐそばの多摩川の河川敷でヨガをしたり、ウォーキングやランニングをして汗を流します。また、壁をのぼり体幹を鍛える、ボルダリングも人気です。外で空気が気もちいなとか、川の流れ、自然きれいだなっていうのも感じながら楽しめて、ちょっと病みつきになる感じです。

会員の声

・いろんなジムを利用してたんですけど、黙々と一人で・・・。

 

 

これです。黙々と一人でやることがやっぱ時間が経つのがすごく長くて続きませんっていうのが意外と多くの人のニーズだと思います。これも知っておいてください。資本主義の展開って、何かの問題をAっていうサービスで解決しようと思うと、Aが出てきたことによって絶対にBって問題が出てくるんです。これをCで解決しようとすると今度Dって問題が出てきて絶対Eって問題が出てきます。

 

 

これ全部こうなんです。だからジムってそもそも本当はいいものだったわけじゃないですか。でもこのおばちゃんからするとつまんないものってなって問題が生じちゃってるんです。

 

 

これを解決するものっていうの出てきて、でまたここに問題が生じて、また出てきます。よく言われているのは今ってフィンテックとかすごくもてはやされてていいんですけど、でもフィンテックが出てくるとまた大きな問題が出てくるんです。

 

 

出たことによって。それを解消するビジネスっていうのを狙っておくと、ここは隙間なんですよ。みんなフィンテックに流れますよね。

 

 

だからフィンテックが起きたあとに、どういう問題が生じるかっていうの考えて、それの問題に今から対処してくって会社ってないんですよ。みんなフィンテックに目が向いちゃってるので。必ずこうなってきます。同じようなジムが出てきて、そうするとつまんないなと思う人が出てきますよね。

 

 

じゃあその人たちってなんでつまんないと思うんだろうっていうのを考えて、それを自分が問題解決します!というように出来るといいわけです。

 

 

フィットネスマシンなどは使いません。設備への投資を抑えた分、会費は安いんですよとにかく。6480円と、通常のフィットネスクラブに比べ1割以上安くしました。2012年のオープン以来、着実に会員数を伸ばし、現在は400人近くが利用しています。

 

 

さらに、クラブとしても非常に退会率が低いです。通常のフィットネスクラブで退会率は月に3%から4%なのに対し、このアウトドアフィットネスでは1%程度だといいます。なかなかインドアのマシンジムに向かっていっても、長続きしない人はアウトドアの気持ちよさとか、座敷の変化とか、そういうものを楽しみながら続けていく。

 

 

このぐらいやっぱサービス振り切ってベンチャーとか起業したての人ってやらないと、サービスやっぱり広がらないですよ本当に。という感覚を分かっといてください。

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