ポジショニング戦略(対象・価値)がGOODな3サービスの事例

ポイント
  1. 女性限定&ランニングのみに特化したジムとは。
  2. ランニングしかないという部分で特化させている。
  3. 限定させてくることによって見えてくるお客様のニーズがある。

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飲食のマッチングサービスにみるターゲットの勝ち組事例

こちらも対象がすごく秀逸なターゲッティングしています。

 

 

バリアフリー情報共有アプリ~Bmaps~

 

運営会社~ユニバーサルデザインの株式会社ミライロ~

 

 

神戸市郊外のショッピングモール。そこからある一団が続々と出てきました。車椅子に乗った人を中心に街を歩いていきます。実はこうして車椅子で街を移動しながら、実際に飲食店に立ち寄り、車椅子で利用する際に必要な情報を集めているのです。まず確認するのは入り口の段差。段差のあるなしだけではなく、何段あるのか。その高さまで細かくチェックします。

 

 

たったの5センチが2段になると、もう一人の対処では無理になるので、何段っていうのはとても重要な情報です。

 

 

この情報って僕たちからしたら全く知らないですし全然気にしたことのない情報じゃないですか。でもこれある種、このあとで対象出てくるんですけど一個は車椅子の人、でもこれ本当は車椅子の人たちだけじゃなくて、ベビーカー引いてるお母さんとかも一緒なんですよね。

 

 

チェックした段差はアプリに入力します。アプリには段差のほかに、店内の広さや明るさ、電源、補助犬が入店できるかなど、細かいチェック項目があります。こうして、全国の飲食店の口コミ情報を集め、4月に正式にリリースする予定です。

 

 

このアプリを開発したのは大阪のベンチャー、ミライロ。会社を率いる垣内社長は、自らも車椅子の生活です。

 

 

垣内社長はこうおっしゃっています。

「車椅子に乗ってる私の目線の高さは106センチですけど、私は車椅子に乗っているからこそ気づけることがある」

 

 

車椅子の人だけじゃなくて、さっき申し上げたお客さん層っていうのは実はすごく広いと思います。絶対僕たちでは出ないような対象選びだと思います。単純に車椅子じゃないけど足腰弱ってるようなシニアの人っていうのもまさにこの対象に入ってきていたりとか、さっき申し上げたベビーカー引いてるような家族連れからしてもすごく重要な情報になるんですよね。

 

 

だからホットペッパーとかとは全然違う飲食店のマッチングサイトになりますと。だからこれ対象勝ちですよね。他の人が絶対に対象にしない人たちを対象にしてますと。

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