自由業とは?メリット・デメリット・職種をまとめて解説

ポイント
  1. 自由業って何?そのメリット・デメリット
  2. 自由業と自営業は同じ?税金面の注意点
  3. 自由業と呼ばれる様々な職種をご紹介!

目次 [非表示]

自由業と自営業って何か違いがあるの?

では次に、自由業と自営業について、何か具体的に違いがあるのか?を見てみましょう。

自営業という言葉は、昔からよく使われていますから、皆さんにとっても身近なワードとして用いられていると思います。

しかし、近年出てきた自由業は、あまり馴染みがない方も多いはずです。

それぞれ、何か違いがあるのでしょうか?

税金面では特に大きな違いはない

自由業、自営業どちらも、個人で仕事をしていることには変わりがありません。

ですから、確定申告などの税金面に関する申告についても、一般的には同じなのです。

税務署が、自由業と自営業を別として考えることもありませんし、特に制限なども設けられていないのが事実です。

つまり、経費や税金に関しても自分自身で管理をし、所得の管理を行うため、自由業と自営業には大きな違いはないのです。

自由業も自営業も、自分で確定申告をしなければならないという点では同じだということになります。

また、もっと掘り下げて言えば、自由業・自営業だけではなく、これらに合わせて個人事業主やフリーランスの方々も、確定申告をする上では全く同じです。

自分で税金の申告をするということは、得た事業所得から経費を差し引いて、個人の所得を割り出す必要があります。

その金額に税金がかかることや、各種控除などを差し引いたり、課税所得となるなどの、必要最低限の知識は身に着けておかなければなりません。

ただ、唯一覚えておいて頂きたいのは、日本における税金の制度は、しっかりと把握しておくということです。

日本では、収入の額によって支払う税金が大きく変化します。

一生懸命働き、沢山の報酬を得たとしても、その分の税金が課せられる為、場合によっては実際の収入(手取り額のことです)が逆に下がってしまうというケースがあるのです。

その為、日本の税金制度をしっかりと理解した上で、仕事の量を考えるという必要も出てきます。

自由業と自営業が相違すると考えられる点

まず、自営業の場合ですと、自分だけで仕事が完結しない場合には雇用契約をする場合があります。

一方、自由業の場合ですと、自分だけで自由に仕事をする為、雇用契約をすることは考えにくく、雇用契約をする場合には一般的に認識されている自由業の定義からは少し離れてしまう可能性があります。

その他、自営業の場合は、仕事をする時間がある程度決まっている場合が多い傾向にありますが、自由業の場合は、時間や場所を問わないケースが多いのも違いの1といえるでしょう。

具体的に、自由業はどのような職種があるの?

自由業について、具体的にはどのような職種が存在しているのかを11つ見ていきたいと思います!

文字作成の職種【ライター・ブロガー・コラムニスト・作家】

まずは、文字を使って作成する仕事を見ていきましょう。

ライター

ライターの仕事は、文字や文章を起こしたり、時にはキャッチコピーなどを考えて制作する職業となります。

仕事内容によって、作成するものは多岐に渡り、実際に執筆した原稿は、ネットのサイトや、新聞・雑誌、そして広告やチラシなどにも掲載されることになります。

また、近年需要を高めているのが、ネットなどのウェブサイトに掲載される記事のライターです。

今の時代は、インターネットで様々な情報が飛び交い、マネジメントの手法としてもネットは欠かせません。

インターネットによるマネジメント方法の1つとして「コンテンツマーケティング」というものがあります。

コンテンツとは、記事を意味しており、このコンテンツによって集客をする方法を表します。

コンテンツマーケティングは、現代社会において必要不可欠なものとなっており、その記事を作ることができるライターが求められているのです。

ただし、求められる記事の内容は、依頼する会社などによって様々であり、その対応能力が求められます。

また、ただ単純に記事を作成すれば良いということではなく、記事を作成して報酬を貰う見返りに、相手側にもメリットをもたらす事ができるような記事を作成できるようになると有利です。

特にコンテンツマーケティングの記事に関しては、Googleの検索順位を上位に持ってこれるような記事作成が必要です。

その為には、Googleの理念や、SEO対策に関する知識を身に付けなければなりません。

しかし、何でもかんでも最初からできるという仕事はないわけですから、経験を積み重ねることや、慣れという問題もあります。

ですので、必要以上に尻込みをする必要は全くありません。

また、文章を書いた記憶は学生時代以来だな・・・と思われる方でも、実際に書いてみれば、隠れた才能が開花することだってあります。

これからの時代はライターが必要不可欠といっても過言ではありませんから、是非チャレンジしてみて欲しいと思います!

更にライターは、PCやネット環境が整っていれば、場所を問わずに作成できますから、その点も魅力の1つではないでしょうか。

ブロガー

ブロガーは、近年では主婦の方でも気軽に始められることもあり、日々の日常などをブログに掲載されている方は結構いらっしゃると思います。

ブロガーが書いた内容についても、上記であげたライター同様、時間や場所を問いません。

さらに、それを実際に読む方にとっても、時間や場所を問わず、極端に言えばスマホさえあれば閲覧できる時代です。

ブロガーとして収入を得る為には、アフィリエイトを利用する方法があげられます。

アフィリエイトとは、自分が書いたブログに広告を掲載して、その広告から収入を得る方法です。

ちなみに、この方法で収入を得ている人のことを、「アフィリエイター」とも呼びます。

ポイントとしては、あなたのブログにどれだけのアクセス数を稼ぐことができるのか?という点です。

この数が多ければ多い程、広告へのアクセスも増加する為、導くための魅力あるブログを掲載する必要があります。

ブロガーの魅力としては、自分で好きな時に自由に始めることができる為、仕事の依頼を受ける前から、自分のタイミングで開始することができるという点です。

また、ライター同様に、PC、スマホ、ネット環境さえあればブログを掲載できる為、初期費用もほとんどかかりませんし、初心者でも始めやすいことが魅力だといえるでしょう。

コラムニスト

コラムニストとは、ライターと似た職種なのですが、ライターが記事を作成する時の文面スタイルと、コラムでは少し違いがあります。

ライティングの場合、タイトルに沿った内容をわかりやすく解説する内容となります。

一方、コラムの場合は、書き手の主観が入る為、例えば「このような事実がありますが・・・実際にはこう思います」など、書き手の気持ちが加わるところが相違点となります。

しかし、文章を作成するスタイルの職種としては、書き方以外にそこまで大差はありません。

また、コラムの場合は、主観が入る分、読み手からしても読んでいて楽しい文面になる傾向があり、その点においては、コラム特有のセンスが問われると予想されます。

作家

作家も文字を起こす職種としては、同じ部類に該当します。

作家の場合は、他のライターなどの職種と違う点としてあげられるのは、長いストーリーを考える必要があるという所ではないでしょうか。

また、作家には、脚本家や、作曲家、作詞家なども含まれます。

それぞれの才能に応じて、仕事にしている職業です。

近年では、お笑い芸人でも芥川賞をとるなど、様々な方々が作家として活躍されていますね。

才能が必要という点では、誰でもなれる職業とは言えませんが、チャレンジしてみるということも大切ではないかと考えます。

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