プロの起業支援家が起業が難しいか難しくないかを徹底解説
- 起業の種類を知っておこう
- 起業が難しいと言われる正体とは
- ベンチャー・スタートアップ、スモールビジネスの起業の違い
起業をひとくくりにしてはいけません。
起業が難しいか難しくないかを説明していくには様々な起業や仕方・方法があることを知らないといけません。
その起業のやり方や方法によって起業が難しくなったり、起業が簡単になったり起業が難しくなったりします。
このページでは起業が難しいか難しくないかということについてを徹底的に解説をしていきたいと思います。
大きく分け、起業の種類には3つ種類があります。
1つ目としてベンチャーやスタートアップと言われる起業の種類があります。
2つ目がスモールビジネスと言われる起業の仕方があります。
3つ目がSNS起業や副業といった形の起業の仕方があります。
ベンチャー企業やスタートアップ企業と言うのは、社会の大きな課題や問題を解決することを目的とした会社のことをいいます。
ベンチャー企業やスタートアップ企業は、個人事業主ではなく、会社の形で事業をすることがほとんどになります。
それは何故かと言うとベンチャー企業やスタートアップ企業と言うのは社会の大きな問題解決をして、社会に大きなインパクトを起こすことを目的としているからです。
大きな課題解決のためには、たくさんのお金が必要になります。
たくさんのお金を集める資金調達の方法としてエクイティファイナンスと言われる資金調達の方法が理にかなった方法としてあります。
エクイティファイナンスを使う場合には個人の話では使えず、法人・株式会社の形にしないとエクイティファイナンスが使えません。
そのため株式会社であることがほとんどです。
資金調達に関する詳しい記事は下記よりご覧ください。
10種類以上の資金調達の種類、方法、メリット、デメリットをまとめました
よく起業のことは0から1を作ると言われます。
しかしベンチャー企業やスタートアップ企業に関して言えば、0から一万を作ると言うふうに考えていただけるととても分かりやすいと思います。
日本でとてもなじみのあるベンチャー企業やスタートアップ企業と言えば孫正義氏が起業したソフトバンクです。
最近で言えば使った事がある人もたくさんいると思いますがメルカリなどがベンチャーやスタートアップ企業としての代表格になります
スモールビジネスの起業の仕方とは、スモールビジネスと言うのは先ほどベンチャーやスタートアップ企業の場合には0から1を作ると言いました。
しかしスモールビジネスと言うのは0から1を作ると言うイメージを持っていただけるととても分かりやすいと思います。
社会の大きな問題の解決をすることが目的だったスタートアップ企業やベンチャー企業と異なり、スモールビジネスは社会を変えるようなサービスと言うようなニュアンスではなく、自分の見える商圏やエリアの中で商売をしていくやり方がスモールビジネスになります。
起業する人が100人いたとすると99人が感覚で言うとスモールビジネスで、1人がベンチャー企業やスタートアップ企業といったような形になります。
つまりほとんどの企業はスモールビジネスに分類されます。
どこかのエリアでラーメン屋さんをやろうと思ったとした場合、これはスモールビジネスになります。
インフルエンサーと言う言葉がここ数年とても目にする機会が増えたと思います。
SNSを使って企業の商品やサービスやプロモーションや集客の手伝いをしたり自分自身をコンテンツとみたてて、SNSを活用して事業を始めている人がとても増えてきています。
また会社を辞めないで会社に勤めながら隙間時間をうまく活用しお金を稼ぐ方も増えています。
副業の方法も多岐にわたり、たくさんのパターンの中から副業の仕方ややり方を選ぶことができるようになってきています。
起業が難しいと言われたり、起業が失敗すると言われるのはスタートアップ企業やベンチャー企業やスモールビジネスのことを前提にして話がされています。
そのため結論で申し上げると、SNS起業や副業といった起業の仕方に限っては、起業のリスクがあるという事はあまりないと思います。
ベンチャー企業やスタートアップ企業が難しい理由と言うのは、まだ誰も解決したことがない問題に対してその問題を解決することを目的にしているのがベンチャー企業やスタートアップ企業だからです。
ですから、今までのやり方では問題が解決してきていない問題を取り上げているため、当たり前のごとく問題を解決できないことの方が多いためベンチャー企業やスタートアップ企業に関して言えばとても難しいと言えます。
とても失敗する確率が高い起業の方法になります。
起業・独立・開業で失敗するパターンを学びたい方はこちらから
起業・独立・開業で失敗するパターン62選【起業支援の専門家が指摘!】
しかし今まで誰も解決したことのない問題を解決することができた場合には、大きな社会的なインパクトや社会的な問題の解決の一助となることができるのがベンチャー企業やスタートアップ企業になります。
スモールビジネスとベンチャー企業やスタートアップ企業は、起業が難しかったりリスクがある起業の仕方といえます。
スモールビジネスとベンチャー企業やスタートアップ企業とは、起業の仕方として全く異なる起業になります。
そのためベンチャー企業やスタートアップ企業の難しさとスモールビジネスの難しさと言うものは、全く意味合いが異なります。
スモールビジネスの場合には今まで解決されてこなかった問題をテーマに扱う訳ではありません。
【飲食店をやってみよう】
【歯医者さんをやってみよう】
【弁護士事務所やってみよう】
【ホームページの制作会社をやってみよう】
【ネットショップをやってみよう】
【コンサルティングの会社をやってみよう】
このようなものがスモールビジネスなわけです。
スモールビジネスの場合には、すでにマーケットや市場がある中で戦います。
すなわち問題が顕在化されていて、かつ問題を解決したいと思っている人が既に存在をしています。
その問題解決の方法としても、ある程度確立した形がある中で戦いをしていくのがスモールビジネスになります。
スモールビジネスのライバルは、まさに先にスタートしている競合になるわけです。
ベンチャー企業でのスモールビジネスの場合には、競合と言う感覚よりかは問題自体がほんとに解決できるのかといったことで自分自身がライバルだと言えるのかもしれません。
つまりベンチャー企業やスタートアップ企業でスモールビジネスと言うのは一般的にはリスクが高い起業の仕方だと言うふうに考えられているわけです。
またベンチャー企業やスタートアップ企業におけるスモールビジネスは、それぞれに1人では問題が解決できない可能性が高いと言う問題があります。
多くの仲間や多くの人を巻き込んで、組織として問題を解決することに当たっていく必要が出てきます。
そのため1人でやっている場合と決定的に異なり、多くの人が関わることが絶対的な条件になってきます。
多くの人が関わることによってパワーを集結し、そのパワーを事業と言う形でうまく成功に導くことが必要になります。
さらにベンチャーやスタートアップ・スモールビジネスは、共通して副業の形とは異なり会社を退職をして100%その事業の成功にコミットし、エネルギーを集中をする必要があります。
そのためベンチャー企業やスモールビジネスの企業として起業し、事業自体が失敗をしてしまうといわゆる失敗と言うことで多くの人が想像しているリスクに直面してしまいます。