「戦略よりも実行力重視の起業家になろう!!??」 自立した起業家になるためのPDCAサイクルと、目標設定の重要性について

カテゴリ:あれこれマーケティング |  更新日:2016.12.26

戦略よりも実行力重視の起業家になろう

0.はじめに

2016年も一年通じて、200回以上の講演をさせていただきました。
講演冒頭に最近必ず言う事があります。

「アクションしない限り、皆さんの会社や事業がよくなることはありえないので、アクションする気持ちがなければ時間を失うだけで、この講演は意味がないと。」

1.「実行力の差が結果の違いを生む!」

起業は学問ではない!アクションの連続体だ!

一般的には、少し厳しいモノの言い方かもしれませんが、23歳で病気をきっかけにして、起業している僕としては、「時間」を引き算で考えていて、有限の資源だと捉えています

そのため、無限にある資源であり、積み上げていくためのものだとは思っていません。

本当に起業初期の頃~ずっとそうだと思い、また最近、改めて確信を強めていることが、結果というのは、「実行力の差」によって大きく起因しているではないか?ということです。

何が言いたいのか?というと、 起業は学問ではないということです。アクションの連続体であるということ。

考えること、すなわち起業でいえば、事業プランを考えたり、戦略を考えること と考えた事業プランや戦略を実行するフェーズがあるわけです。

このどちらのフェーズも大切だと思うのですが、起業家は多くの場合、 事業プランを考えたり、戦略を考えること>実行 と捉えているのでは?という節を感じます。

実行に関してよりも計画を練ることをすごく優先します。

タイミングやご本人のキャリアによっても異なりますが、初期の起業家は 事業プランを考えたり、戦略を考えること<実行 で考えるべきだとあえて言いたいです。 (もちろんどちらも重要なんですが。)

※学生起業家も即行動しています。 ⇒「お母さん、ちょっとミャンマー行ってくるわ」~起業の原点は“気になったら即行動”~

2.「既に戦略は出切っている??先人はじめ世の中の知恵や経験をもっと利用すべき」

誤ったPDCAサイクルにハマるな!

まず、手始めに、良く講演でもお話ししております僕の思う間違いの話から。 多くの起業家は、PDCAサイクルをこのように捉えています。

pdca-p

プラン=戦略を考えることなどにすごく時間をかけています。

確かにプランすることは大切です。全くプランせずに走り出すというのも少し違うと思います。

しかし、PDCAサイクルの目的(事業の目的)は、1回目のPをものすごく考えることにはなく、PDCAサイクルを何回転させるか?ということに意味があるわけです。

その結果、ものごとをうまくできるようにしていこうという考えですよね。

そのため、1回転目のPを大きく考える(時間などをめちゃめちゃかけて)よりも、これを大量に高速に回転させていくことで、失敗のPが積みあがり、結果、精度の高いPになっていくのではないでしょうか?

2-2.「私、失敗しまくるので!」沢山の失敗から学ぶDOの重要性

意外にも、皆さん自信がない(自分なんてできないと思っている方が多い割に)とおっしゃるわりに、ベースの考え方として、 1回目の挑戦=最初のPDCAで事業を成功させようとしているんですよね。

1回目で成功させなくてはいけないと思っている節をすごく感じます。

ある意味で矛盾です。
僕なんて自分がまさか1回目でものごとをうまくできるなんて微塵も思っていないので(それも問題ですが、笑)、1回目でうまくできなかったとしても何とも思いません。だからすぐにやってしまうわけですよね。

pdca-d

多くの初期の起業家は失敗しないように失敗しないようにとすごく慎重に考えるわけです。

これは学校教育のテストなどのなごりなんでしょうかね。

これまでの教育上、僕たちは多くの場合、1発勝負を求められてきたので、1発目でうまくできないと×だったわけです。再チャレンジなどなかなか認められないので。

でも、起業の世界(本当は普通の世界も)も決して1発勝負ではありませんよね。

失敗を前提にという考え方も極端かと思いますが、初めてのことに挑むわけなので、当然、失敗の可能性は高まっていきます。

そのため失敗についての考え方をしっかりと認識しておかないと、失敗でないかもしれないのに、失敗と捉えてしまい、自信を失ったり、事実判断を間違えてしまい、うまくいかなくなってしまうかもしれません。

少し話はずれましたが、プランや戦略の部分で少し思ったことが、戦略という意味においては、どの業界であっても、ベースとなるような戦略は既に先人の方々が考えてくださったり、実行してくださった結果、存在しているのでは?ということです。

どういうことかというと、起業家に会って違和感を持つことの1つが、先人たちの知恵、経験などを活かそうとしないで(無視というか多分そもそも参考にしようと思っていないわけではなく、参考にするという強さが弱いのかな?その発想がないのかと)、自分で○○戦略、○○メソッドのようなものを考えなければいけないと思っているのでは?ということです。

自分特有の、素晴らしい戦略を打ち立てることができればそれは最高ですが、なかなかというかかなり難易度の高いことです。

僕は年間3,000社近くの起業の応援をさせていただき、これは僕の僅かな経験上の中で思うことですが、戦略で優劣がつく(何を持って優劣かですが)ようなシーンにいる起業家なんてごくわずかなのでは?(何を持って戦略というか?という定義はありますが)ということです。

ベンチャースタートアップのようなエクイティーで資金調達するような会社でない限りは、日々のキャッシュフローがなければ会社はキャッシュアウトして潰れるわけです。それが現実です。

戦略を全く否定するわけではないですもちろん。
しかし、アクションを前提にしなければ考えても意味がないし、まずやるべきことは、初期の段階にあっては、○○戦略などと自分特有のものを考える段階ではなく、多くの勝敗は単純に実行力の差によって生まれていると実感しています。

→これが戦略なのかもですが「リーンスタートアップ的な」 実行力とは、当たり前のことをいかに当たり前にやるかということです。

ECをスタートしたのであれば、ECでうまくやっている会社を徹底的に研究し、そのECよりも、創意工夫して、さらにバリューアップすることをやるべきではないでしょうか?

これをいかに早く、質高く、形にするかではないでしょうか?

ベンチャーやスタートアップの場合には、新しい今ない価値を生み出すことが前提になっているので、アプローチの仕方は違うかもしれません。

ただそうでない圧倒的に多くの起業家は、キャッシュがなければ潰れるのに、キャッシュを生まないほぼ意味のないアクションに傾倒している人が本当に多くいるわけです。

何となく起業家のそれっぽい動きをただ楽しんでいるような人が多いように思います。

3.「何故、起業家は結果から遠ざかるアクションを取るのか」「何故当たり前のことを当たり前にやらないのか?」

お金をいただく相手に会わないで、全く関係のない人と過ごす時間が多かったり、日々のアクションの延長が商品・サービスの価値アップ、ひいては、キャッシュを生むことに繋がっていなかったり。

何故そのようなアクション、時間の使い方をするのか?が僕には全然わからなかったのですが、お客さんや講演に来る人にもそのような方がいたので理由を考えてみました。

実行力の弱さ=当たり前のことを当たり前にやることができない原因を考えてみたということです。

1、起業においての優先順位がわかっていない
2、起業の厳しさがわかっていない
3、目標達成の順番がわかっていない、目標自体を本当に達成したいという次元まで高められていない。
の3つの仮説を立ててみました。

3-1.起業においての優先順位がわかっていない

1つ目ですが、やはり初めての起業ということで、優先順位がわかっていない、全体を俯瞰してとらえることができないということです。
(もちろん全ての起業をパターン化などできないので、人によって俯瞰した図や優先も変わるでしょうが!)

僕も起業したときは、本当に何をしたらよいのか?全くわかりませんでした。
全てが暗闇の中にいながら、一歩ずつ進んでいました。

そのため相当遠回りをしましたし、行ってはいけない道に入ってしまったことも何回もあったと思います。(それはそれで経験したことで逞しくなったので、不必要な経験だとも言い切れませんが、笑)

何度も言いますが、スタートアップやベンチャーでない限りは、日々のキャッシュフローなくして事業は成り立たないので、多くの起業家の最優先事項は、キャッシュフローを生むことです。

(もちろんキャッシュフローを生むためには、何のために事業をやるのか?などの目的や会社の目指す理念が必要になることは当たり前です。
ただ、経験の薄い起業家がなかなか腹落ちする崇高な理念を立てることもなかなか現実的ではないと思います。やっていく中で、理念はよい風に変わると思いますし、よりクリアになっていくと思っています。)

また、スタートアップ、ベンチャーも当たり前ですが、資金調達が目的化することはあってはいけません。
(そういう若い起業家をよくみかけます!)

結局は、どの起業家もお客様に価値を提供することをやっているわけです。

例えば、ECで何かを売ろうと思った場合には、すごくたくさんの人に会わなくてもキャッシュフローを稼ぐことができるのであれば、もしかしたら名刺をつくる必要がないかもしれないですよね。

とりあえず名刺をつくろうではなく、とりあえずキャッシュフローを稼ぐために最速のことをやろうということです。

極端なことをいうとそういうことです。

多くの起業における最優先は、キャッシュフローをつくることです。

キャッシュフローというのは、会社の持続性を担保するものですし、そもそも売上=お客様からの支持や評価であり、お金=手段です。

何のための手段かと言えば、お客様に対して一層の価値提供をするための原資=手段になるわけです。

なので、よい商品・サービス=価値を提供し続けることが企業の目的ですが、その価値を成長させるためにお金が1つの手段としてあるという構図です。

そのため結果としてお金を稼ぐことをする必要がありますし、それができないということは、なかなか商品・サービスが強くはならないということです。

3-2.起業の厳しさが分かっていない

2つ目ですが、1つ目に絡むのですが、意外と本当の意味で起業の厳しさを感じている人が少ないのかな?と思います。

起業する人も簡単だとはもちろん思っていないでしょうし、難しいと思っているんだと思いますが、その思っている難しさの30倍は難しいと思ったほうがよいと思います。
(少なくとも僕にとっては初めての売上を上げるまでに7か月もかかり恐ろしく苦労しました。)

悲観する必要は一切ないですが、考えが全く及んでいない楽観はすごく怖いです。
※売上が全然上がらず、撤退している起業家を本当に多数見ています。 というか当たり前ですが、そのような起業家のほうが多いわけです。

馴れ合いの、自立できていない起業家同士がお互いを支え合おうみたいな起業家コミュニティーに入ってはいけないと思っています。

相手に寄りかかってはいけません。自分が自立しないと。

3-3.目標達成の順番が分かっていない、目標自体を本当に達成したいという次元まで高められていない

何故、当たり前のことを当たり前にやらないのか?ということに対しての本質的な僕なりの答えです。

A、本当にやりたいと思っていないからだと思っています。
言ってしまえば、命を賭すようなマインドセットにないということです。

本当に実現したい、本当にやってみたい、本当にたどり着きたいということを考えていない。
自分の本当の夢や夢への熱意の問題と言ってもいいかもしれません。

たとえば、ヒットをたくさん打てるようになりたいと言っているのに、素振りは人並み以下しかしないという人が多い。
ヒットをうまく打つための練習=戦略はいくつもよい方法が既にあると思います。

なので、あなたがやるべきことは、実行フェーズ=素振りなら素振りをすることですよね。
素振り以外の効果的な方法を探そうとする。

効果的な方法があればそれに越したことはないですが、特に見つからず、素振りの効果の低さを否定し、結局バットを振らない。
結果、全くヒットが打てない。
打席にすら立たない。

P重視の人の多くあるパターンかなと思います。
こういう人は本当にヒットを打てるように心底なりたいと思っていないんだと最近は思うようになりました。

圧倒的な努力(=いわゆる苦労や困難)を受け入れることができる、それを踏まえてでも、絶対にやりたいという気持ちがないと、誰だって、やりたくないですし、続かないわけです。

この絶対にやりたいという想い=一番の意味でいえば「理念」なんだと思います。

理念がすごく漠然としていては、イメージできないですし、本当にたどり着きたいとは思えないと思います。

そのため自分の中では明確に、本当にそこにいきたい、なりたいというくらいの理念=イメージを持ってほしいと思っています。
※この起業家も理念について語っています。 ⇒「海を渡って見つけた僕の夢 サラリーマンがフィリピン留学したら起業家になった話【第9回】ぶれない心を持ち続ける

口だけの目標には何の意味もありません。むしろいりません。

本当に達成したいと思える、腹落ちした目標の設定をしましょう。

絶対に達成したいという前向きな気持ちが、思考を変えて、行動を変えて、アプローチを変えて、高い目標にたどりつくきっかけになるわけです。

イメージできないことはできないと思います。
イメージをとにかくクリアにしていくことをやっていきましょう。


記事が役に立ったらシェアしてもらえると嬉しいです!

関連記事

ステップメルマガ
無料相談実施中!
先輩起業家の起業ノウハウ
会員登録をして助っ人ツールを活用

ページ最上部へ

メニューを閉じる

パスワードの再発行はこちら


新規登録はこちら