フランチャイズで起業。メリットとデメリットを熟知しよう!

ポイント
  1. フランチャイズの仕組み
  2. フランチャイズで起業できる業界
  3. フランチャイズのメリット、デメリット

目次 [非表示]

起業したい!と考えていても、資金もなければ、自分がその分野に進みたいと思っていても経験がないからよくわからないということがあります。しかし、現代はビジネスのテンポが速く、タイミングを逸するとなかなかチャンスが巡ってこないということも十分にありえるのです。

そんなときは、まずフランチャイズという仕組みを使って起業してみるのはいかがでしょうか。今回は、フランチャイズの仕組みと、気を付けたいメリット・デメリットについてまとめてみました。

フランチャイズ方式の仕組み

現在のフランチャイズでは、全体でなんと25兆円もの売り上げ規模を誇る非常に大きな産業となっています。フランチャイズ方式では2つのプレイヤーが存在し、本部や本店を「フランチャイザー」と呼び、フランチャイズ方式で店舗を運営するオーナーや店主のことを「フランチャイジー」と呼び、区別されているのです。

フランチャイズ方式の仕組みを簡単に説明すると、本部や本店から経営ノウハウや商品などの提供を受ける代わりに、利用料を支払うということになります。この利用料はロイヤルティと呼ばれていますが、このロイヤルティの考え方は、フランチャイザーの経営方針に寄っています。

様々なロイヤルティが存在しますが、その方式は大きく分けて3つです。

A.売り上げ歩合式:売り上げの一定割合をロイヤルティとして支払う

B.粗利分配式:粗利(売上-原価)の一定割合をロイヤルティとして支払う

C.定額式:月毎あるいは半年毎といった一定期間に固定のロイヤルティを支払う

他にも、最低限の定額を支払い、後は売り上げのうち、非常に低い割合を支払うといった複合型も存在しますが、概ね、この3つに分けられると考えてください。このロイヤルティは、フランチャイジーにとっては、そのまま残る利益に影響を与えるため、必ず確認が必要な項目といえます。

また、同じ業種でも、払い方や割合が違うことがあるため、自分の考え方ややり方に適したフランチャイザーを探す必要があるともいえるでしょう。

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フランチャイズ方式を利用すると、どんな分野で起業できる?

フランチャイズ方式と聞くと、多くの人は「セブンイレブン」「ローソン」といったコンビニエンスストアや、「マクドナルド」「吉野家」などのファーストフード店をイメージするかもしれません。

これらのお店はフランチャイズ方式としては非常に有名であり、知名度も高いですが、現代のフランチャイズの領域は、これらの限定された分野だけではありません。居酒屋やパン屋といった外食系や小売り・販売系だけでなく、清掃・学習塾・介護施設といった分野でもフランチャイズ展開をしているブランドが出てきます。

小さなものも含めると、20以上の分野があるといわれており、今後、今以上に多くの分野でフランチャイズ方式が導入される可能性も否定できないのです。自分が起業したい分野がもし決まっているのであれば、まずはフランチャイズで経験を積むために、調べてみることをお勧めします。

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