起業に向いている人、向かない人、できる人、できない人
- 起業というのはあくまでも1つの手段で役割の問題
- 起業に向いていない人、できない人の7つの特徴
- 起業に向いている人、できる人の6つの特徴
起業に向いている人、向いていない人、できる人、できない人というのは間違いなくあります。
起業というのは手段にすぎませんので、ある意味、役割の1つです。
そのため、得意、不得意が必ずあります。
起業と言っても、「副業としての起業」と、「会社を辞めて完全に起業する」ということは異なります。
それがスモールビジネスなのか、世界を変えるベンチャー・スタートアップなのか。
目的によっても、必要になる素質や考え方は大きく異なります。
このように、起業の中でも色々な方法や種類がありますが、
比較的に共通するであろう起業に向いている人、向いていない人、できる人、できない人をご説明します。
起業の方法や種類も新しいものがどんどん出てきています。
合わせてお読みください。
新しい起業の方法や種類登場。副業~会社を買って起業
他責というのは、何かあっても全てを何かのせいにする人のことです。
環境が悪いとか、あの人が悪いとか、地域が悪いとかです。他責の人は成長がありません。
何かが起きたときに、その起きたことの捉え方というのはとても重要で、自責的に考えることができる人が成長します。
他責マインドを持っている人は起業には向かないし、起業しないほうがよいと思います。
どんなことでも自責で考えることが大切です。
起業は明らかに手段です。起業をしてGOALだなんてことはありません。
起業を目的にしている人は、今の生活や仕事が嫌で
それを変えたい、そこから抜け出したいという人だったりします。
起業をしたら、今よりも圧倒的に大変な苦労の連続だったりします。
そのため、今が嫌で起業をしようという考えの人は
起業をしても、なかなかうまくいくことはないと思います。
起業は実践の連続体であり、学問ではありません。
勉強すればうまくいくという世界観ではありません。
しかし、起業を学問だと勘違いし、行動することなく、勉強ばかりしている人がたくさんいます。
このような人は起業をしてもうまくいかないし、向いていない人と言えると思います。
考えることもとても大切ですが、考えながら行動をし、結果を瞬時に感じ、考えややり方を変えて、行動の量や質も変えて
「どうやったらうまくいくのか?」を動きながら考えているのが起業家です。
勉強すればうまく世界ではありませんし、絶対に頭でっかちになってはいけません。
どのような理由で起業をするか?ということはとても大切です。
今の会社が嫌だからとか、自由がほしいからというネガティブな理由であっても良いのですが、
大切なことは、起業はゴールのないマラソンなので、走り続けることができるか?ということがとても大切になります。
走り続けることができない理由で起業する人は、起業には向いていません。
また、起業したての頃は、とても大きなエネルギーが必要になります。
動いていないものを動かさないといけないからです。
例えば、止まっている車を動かすには、強いエネルギーが必要ですよね。
これは起業をして走り続けるにも同じことが言えて、強いエネルギー=理由があったほうが起業はしやすいし、うまくいくということです。
何故起業をするのか?ということは、エネルギーそのものです。
強いエネルギーは、お金持ちになりたいなどであってもよいと思います。
何かを考えるにあたって、最初にできないイメージやできないという理由からスタートする人も、起業には向いていません。
多くの起業に向かない人は、起業したいと思っても、マイナスでネガティブなできない理由を最初に考えてしまいます。
できない理由などを考えても起業家としては意味がありません。
起業家は普通に考えてはできないことを、さんざん考えて
「どうやったらできるのか」を建設的に、前向きに泥臭く考えることが求められます。
実際、起業をできる人や向いている人は、起業すること自体も根拠のない自信や理由を持っています。
失敗する経営者/起業家によくある「起きないことを考える無駄」について動画で詳しく話しているので、そちらも是非ご視聴ください。
自分が起業をしてみて、お金をもらえている=売上が上がっているイメージを持つことができているかは、とても大切です。
お金をもらっているイメージが全くわかない人は起業には向いていません。
起業の世界は相当に厳しい世界で、お金をもらえない、稼ぐことができなければ、淘汰されてしまう世界です。
お金をいただくことができるイメージや実際に稼ぐことができる力を持っていることが大切です。
起業というのは、ゴールのないマラソンです。
そのため、終わりはなく走り続けることが求められます。
自分が「もういいや」と思って歩みを止めてしまうと、マーケットから無視されてしまいます。
すなわち、競合企業に負けてしまい、仕事がなくなり、会社や事業が成り立たなくなってしまいます。
そのため、常に「もっと良くしよう」発想が絶対に必要です。
お客さんにもっと良いものを提供し続けることに終わりはないのです。
終わりがないことにストレスを感じたり、恐怖を感じる人は起業に向いていないと思います。
起業に向いていない人、できない人の特徴を書いてみましたが、下記も合わせてお読みください。
典型的な起業、独立開業の失敗のパターンをまとめました。
起業に向いていない人、できない人の裏返しだと思ってください。
そのため、先に書いている向いてない人、できない人をよくお読みください。
また筆者の10年以上の経験を通して、「特にこういう人は起業に向いている、できるだろうなと思う人」についても書いています。
ここでの「起業ができる」というのは、起業自体は誰でもできるので、起業してうまくやっていけるだろうと思う人のことを言っています。
成功する社長や起業家の特徴を別ページでもまとめていますのでお読みください。
起業に向いているなと思う人の典型ですが、考えるよりも、先にやってしまいました系の人がいます。
まずやってみようとか、とにかくやってみようという感じです。
考えることよりも先に動いてしまう人です。
起業は行動してなんぼの世界ですので、動くことは最低必要条件にして、一番大切なポイントになります。
もちろん一番良いのは、しっかりと考えた上で(仮説を持って)、動くことです。
絶対に屈しないんだ、できるんだと思っている人は起業においてやはり強いです。
起業は圧倒的な困難がついて回りますので、強い気持ちがないとすぐにやられてしまいます。
強い気持ちを持っていること、この気持ちはどこから出てきても構いません。
大成する起業家の特徴として、大病、死別、投獄、圧倒的貧困などがあると言われています。
このような経験をしている人は、圧倒的に強い気持ちを持っているわけです。
根拠のない自信を持っている人はやはり強いですね。こういう人は結論ありきなので、うまくいくと思っています。
うまくいくと思っているので、どうやったらうまくできるのか?と前向きな建設的な問いが立つわけです。
そのため、あとは手段であるアイデアを徹底的に実現するための行動に移ることができます。
起業して、最初のアイデアでうまく行く人は稀です。そのため、最初に考えたアイデアはほとんどの場合には変わっていきます。
1つのアイデアがダメだったからということで諦めるなんて人は絶対に起業には向いていません。
泥臭く、何回も何回もアプローチして、諦めずにやることができるのか?がとにかく大切です。
プロセスはさておき、「絶対に結果を出す、帳尻合わせるんだ」と思っている人です。
起業のアイデアの見つけ方、出し方についてまとめましたので、合わせてお読みください。
当事者として、また、近い人が何か大きな問題だったり、小さい些細な問題に遭遇をして、「 もっとこうしたらよいのに」ということで当事者意識を持ち、
自分がこれを変えなければ、誰が変えるのかという気持ちを持った人は起業できると思います。
当事者意識に勝る原動力はないからです。
何で今はこんなやり方をしているんだろうと、今のやり方に疑問や疑いを持つことができるどうかはとても大切です。
そのため、起業できる人、起業に向いている人の頭の中は、WHYで形成されています。
何故こんなやり方なんだろうとか、何故もっとこうしないのかだったり、WHYがアイデアや、常識を覆すキーワードなわけです