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起業を考えているのですが、どのタイミングで起業すればいいのか悩んでいます。
起業のタイミングについて
回答者:伊藤健太
2019/01/18 17:49:23
今は、大学生や高校生といった学生のタイミングでの起業がとても増えてきています。
学生はとても時間があり、働いているわけではないので、仕事を失うということもなく、また将来へのリスクも少ないことが理由です。
学生起業の他には、入社1年目のタイミングで、自分はサラリーマンとしてやっていくタイプでないなと気づき、1年目で会社を辞め、起業するという選択を取る人がいます。
他にも、入社から3年〜5年を経て「何かをやりたい!」と言う気持ちが芽生え、独立起業する人も多いです。
また、社会人経験をそこそこ積んだ28〜30歳位の人が会社の中でのポジションや仕事にもかなり慣れ、少し余裕が生まれてきた時に、将来のキャリアを考え「このままの会社に勤めることが正解なのか」「チャレンジしてみたいな」と言う気持ちも芽生えてき起業を考えることもあります。
意識の高いサラリーマンの人で言えばMBAに行こうとしたり、大学院に行こうとしたり外の人とのつながりを求め出すタイミングでもあったりします。
このような動きの中で、起業をしようと本気で思っている仲間と一緒に起業すると言う事はよくある話です。
また、実家や地方に戻るタイミングで起業する人もとても増えてきています。
そもそも実家が事業をやっている場合、東京や大阪だったりの都会の大学に進学をし、数年間企業で働いた後、戻って起業することを前提にしているので、地方に戻ってるタイミングだったり、実家のご両親が体調を崩されたりしたタイミングで起業する人が多くいます。
副業をする人が増えている現代では、起業とまではいかないものの、SNSを活用してお金を稼ぎ始めている人たちも増えてきています。
社会も副業を解禁する流れや、働き方改革の流れの中で複数の仕事をすることが良いとされ始めているという背景もあります。
また、AIやテクノロジーの進化によるさらなる医療の進歩で寿命が100年になるという世界観において、様々な外的要因やきっかけが起業をすることを後押ししているような時代背景や環境になっていると言うことも間違いなくあると思います。
これからは、会社の後継者がいないという、事業承継の問題が複雑化してきます。
2025年時点で、70歳以上の社長で後継者がいないと言われている会社が127万以上になるといわれています。
これからは、そういった後継者のいない会社を個人が買い取ったり、または事業を継承して起業すると起業の仕方も多くなると思います。
また、女性活躍と言われる時代において、またはシニアの活用という文脈においても、女性やシニアという今まで起業と縁遠かった人たちが起業をすると言うようなタイミングにもなってきています。 日本は、とにかく働き手が少なくなってきています。その中で、今まで注目を浴びていなかった女性やシニアといった人たちの起業も増えていきます。
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