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日本の現状を様々なエビデンスをもとに分析したデビット・アトキンソンの名著、『日本人の勝算』はもう読みましたでしょうか?
素晴らしい本なので、ぜひ一読をおすすめします。その中に下記のような一文がありました。
生産性向上を実現させるためには、さらにどうしても避けて通れない問題があります。それは日本には規模のきわめて小さい企業が多すぎることです。この小さい企業の多さが、日本の生産性の低さの最大の原因なのです。
先進国の場合、小規模企業に務める労働者の比率と、生産性の相関は非常に高いというエビデンスが示されています。
たしかに大企業と小規模企業では、資本力に圧倒的な差がありますから、設備の充実度合いが異なります。
でもいまは、あらゆるオンラインツールが登場しているので、それを使い倒すことで、だいぶその差を埋めることができるはずです。
そこで起業準備フェーズから、起業後までずっと使い続けられるクラウドサービス・ツール・アプリをまとめました。
例えば、会社の設立はfreeeやマネーフォワード、
起業の仲間を集めるのはocosba
TwitterのフォロワーがいるならダイレクトにBosyuで求人、
スタートアップの定番になったWantedlyも。
ちょっとしたWEBの制作や開発ならランサーズやクラウドワークス。
プログラミングの外注先を探してくれる『結さん』というサービスも。
イベント開催はイベレジやPeatix。
プレスリリースはPR timesや@プレス、
労務管理はSmart HR。
勤怠管理はジョブカン、
オンラインアシスタントにCaster Biz、
財務会計にはMisoca。
投資家探しにStartup list、
契約書レビューはAI-CONやLegalForce、
契約書はクラウドサイン。
チャットツールはChatworkかSlack、
ミーティングはAppear.inかZoomで。
顧客開発はビザスク、
名刺管理はEight。
販売はBASEやストアカやサブスク。
企業売却ならM&Aクラウド。
タスク管理ならTrello。
そして起業支援プラットフォームなら弊社、『01アカデミア』を仲間に入れさせてください。
これでもまだまだ一部。都内近郊のスタートアップでは当たり前のように使われるようになったサービスも多いですが、まだまだ地方では十分に活用されていません。
早くこれらのサービスが当たり前に使われる社会にしていきたいですね。
「xxをしたいんだけど、どんな方法があったっけ?」と思ったときの備忘録として使ってください。(随時追加・更新中)
1.会社設立
https://www.freee.co.jp/
会計ソフトとして有名なfreee。開業手続きの書類作成も「開業freee」なら無料で簡単に行うことが出来ます。副業で利益が増えてきたという方にもオススメ。確定申告や税理士、事業カード作成など企業家が必要なサービスの殆どを備えていると言っても過言ではないでしょう。
マネーフォワード会社設立
https://biz.moneyforward.com/establish/
マネーフォワードでは株式会社・合同会社のどちらの設立もすることができます。自分で司法書士に依頼するよりも安く・手間なく手続きが出来るのが大きな魅力。会社を設立する際の手続きに必要な書類は非常に膨大になります。しかし、マネーフォワードを利用することによって書類の作成や準備の手間を大きく削減することが可能です。
2.仲間集め
OCOSBA
https://www.ocosba.com/
起業のためのマッチングプラットフォームです。ジョインしたいなら月額300円、スカウトしたいなら月額500円の低額で仲間を集めることができます。非常に気軽に仲間を募集することが可能であり、職種はエンジニアからセールス・バックオフィスの方まで登録しているので、一度覗いてみては。近いエリアからの仲間集め、資金調達まで可能です。
Bosyu
https://bosyu.me/
無料で簡単に目を引く求人要項を制作できるサービスです。作った募集要項を自身のSNSに掲載して人を集めるため、起業前や起業直後に志を共にできる仲間を集めるのに役立ちます。また、投稿そのものも非常に手軽に出来る為、ニーズに沿った仲間集めを迅速に行うことが可能です。
Wantedly
事業を動かすためのメンバーやインターンを集めるなら、ウォンテッドリーがオススメです。トライアルプランなら無料で募集を5本まで掲載することができます。また、本格的な選考の前にまずは会ってみるという選択肢が生まれる為、採用前に直接応募者と会うことが可能です。
3.開発
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
案件ごとにエンジニアやデザイナーを探すことが出来るクラウドソーシングです。募集を掛けることもスカウトすることも可能なので、緊急度や難易度によって様々な技術者を選ぶことが可能です。また、報酬に合わせた応募者を選定できるため、一度の募集で複数人の採用を行うことも。
クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
こちらもクラウドソーシングサービス。スポットで開発を依頼するのであれば、クラウドソーシングはニーズに合った人材を探しやすいです。また、クラウドワークスでも案件に応じて人を募集することが可能であり、長期的なプロジェクトでも人材を募集することが可能となっています。
結さん
https://yuisan.biz/
月額費のいらない、紹介料と成約料だけのエンジニア紹介サービスです。クラウドソーシングでは不安な案件の時にはぴったりです。クラウドソーシングでは、どうしてもニーズを満たせない場合や転職サイトなどへの掲載が難しい場合、ぜひ活用してみましょう。
4.イベント開催
イベレジ
https://info.eventregist.com/
イベントページの作成からチケット発券までできるサービスです。SNSでの拡散や領収書の発行、イベントの開催に必要な機能をほぼ備えています。ちなみに、来場者の履歴まで追えるため、集客効果などを図ることも可能です。
Peatix
https://peatix.com/?lang=ja
無料からイベントを作成できるので、イベント規模に合わせてプランを使い分けるのがオススメです。チケットの販売、イベントの追加まで行うことが出来ます。入場管理にもスマホを使用することが可能である為、非常に手軽です。
5.プレスリリース
PR times
https://prtimes.jp/
国内最大のプレスリリースサイトであるPR TIMESであれば、多くのユーザーの目に留まるでしょう。また、PR timesは一部上場企業であり、メディアPRやマーケティングにも強みをもっています。
6.労務管理
Smart HR
https://smarthr.jp/
情報収集から書類作成まで一括で行える労務管理サービス。すべてをウェブ上で完結させることが可能であり、労務管理を一任出来ます。コストの削減や労働時間の削減を行うことも可能です。
7.勤怠管理
ジョブカン
https://jobcan.ne.jp/
Suicaやブラウザ、LINEなどでも打刻できる勤怠管理サービスです。無料プランもあるため、小規模な企業でも導入しやすいです。勤怠管理とシフト作成においては、複数の拠点であっても労務に関する情報の収集・抽出など、非常に迅速な対応が可能です。
8.オンラインアシスタント
Caster Biz
https://cast-er.com/
メールの返信や電話応対などの定形業務はオンラインアシスタントに任せましょう。業務に合わせて相談を受け付けています。人事や経理などのアシスタント業務を月30時間まで任せることが可能です。
10.財務会計
Misoca
https://www.misoca.jp/
Misocaは請求書作成サービス。請求書だけでなく、納品書・見積書など様々な書式の書類を一括で作成可能。フリーランスや自分で書類を発行する必要のある人にお勧めです。また、郵送サービスにも対応しています。
マネーフォワード
https://biz.moneyforward.com/
エクセルで財務会計をするのは大変。サービスを使って一括で管理しましょう。資産・家計管理システムなどあらゆる財務を一括で管理することが可能です。
11.投資家探し
Startup list
https://www.startuplist.jp/
資金調達先探しもクラウドサービスで行うことができます。自分に合った投資家を探すためにまずは登録してみましょう。
12.契約書レビュー
AI-CON
https://ai-con.lawyer/
ATが自動で法対応を行い、一通から利用できる契約書レビューサービスです。ライトプランは月額8,300円から利用できます。
LegalForce
https://legalforce-cloud.com/
契約書をAIがレビューしてくれるサービスです。ファイルをアップロードし、類型や自社の立場を入力すると、わずか1秒で不利な条文や欠落条項を指摘。
AI によるレビューと担当者によるチェックの二重化により、抜け漏れや見落としも防ぎます。
13.契約
クラウドサイン
https://www.cloudsign.jp/
契約書を郵送することなくWEB上で手続きできるサービスです。月間5件までは無料で利用可能です。
14.チャットツール
Chatwork
https://go.chatwork.com/ja/
スマートHRやジョブカン、Google Calendarなどとも連携しやすいところが魅力のチャットツールです。
Slack
https://slack.com/intl/ja-jp/
Slackはアメリカ発のビジネスチャットアプリ。送った情報の訂正ができるほか、Twitterなどとの連携も可能です。また、チャンネル登録にあたってはプライベートや共通などの使い分けが出来ることも大きなメリット。
15.ミーティング
Appear.in
https://appear.in/
気軽に使えるビデオチャットツールもありますが、ビジネス用途であればセキュリティのしっかりしたものを選びましょう。
Zoom
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Zoomはオンラインミーティングツール。会議やセミナーの為に使用するアプリである為、個別のIDの設定などは不要。現地に行かくなくてもPCやスマホから会議などに参加することが可能です。
16.顧客開発
ビザスク
https://service.visasq.com/
日本最大のスポットコンサル。様々な知見をもったコンサルタントが在籍しているのが特徴。顧客開発のために、専門領域の知識を持ったコンサルにビザスクでアサインし、インタビューしてみましょう。
17.名刺管理
Eight
https://8card.net/
名刺管理は後にMAツールを導入する時に重要となります。どんなMAツールと連携できるかを基準に選んでもいいでしょう。また、Eightで繋がった相手の転職や昇進などの細かい情報も把握することが可能です。
18.販売
BASE
https://thebase.in/
ネットショップ開設サービス。気軽にEC販売を始めるなら、BASEでネットショップ開設をしましょう。決済手続きが簡単なところが魅力です。
19.スキル販売
ストアカ
https://www.street-academy.com/
ストアカは、個人によるスキルシェアの為のサービス。個人が複数の人々にセミナーを行うことも可能です。また、起業した場合には、職種によって集客のためにセミナーを開くのも良い方法です。形式を選択出来ることもあり、教えるのが得意なら、事業に関連したセミナーを開いてみましょう。
20.サブスク
paymo biz
https://paymo.life/biz
サブスクリプション課金でサービスを立ち上げるならpaymo bizがおすすめ。初期費用が掛からないので、立ち上げたばかりの企業でも安心です。また、登録に関して審査がいらないのも特徴の1つ。売上の引出しに関しては、月に3回あることからこまめな引出しも可能です。
21.売却
M&Aクラウド
https://macloud.jp/
M&Aクラウドは経営者同士が話し合えるМ&Aクラウドサービスサイト。良い売却先を探すのであれば、様々な買い手と会ってみる必要があります。自社に合った買い手を探してみましょう。
22.タスク管理
Trello
https://trello.com/
Trelloは、ブラウザやアプリで操作できるタスク管理ツール。自分で設定したタスクを入れ替えたり、期限やプロジェクトの管理を行ったりすることまで出来ます。また、学習などの管理にも応用できるため、容易にタスク管理のできるアプリとして人気を集めています。
23.ホームページ制作
Web幹事
https://web-kanji.com/
web幹事は、日本最大級のWeb制作相談・依頼サイトになります。
ぴったりなホームページ制作会社を探すことができます。
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