女性起業家になる!創業~経営・月収UP!女性の起業を徹底解説!
- 女性起業家として成功するためのおすすめのビジネスとは?
- 女性が起業する際の悩みを解決するポイント
- 女性起業家ならではの補助金や助成金を知る
ここでは女性による起業を統計という明確にはじき出されたデータの観点から考えてみたいと思います。
内閣府男女共同参画局が平成28年に出した【女性起業家を取り巻く現状について】という資料を中心に詳しく見ていきたいと思います。
女性起業家を取り巻く環境について考えていきたいと思います。
◆女性起業家の割合
まずは、女性家の割合について見ていきましょう。
2012年の時点で、男性の起業家は7割、女性の起業家は3割となっています。
そして、この数字は女性の起業希望者の割合が1979年以降では最も高くなっています。
参考リンク➡中小企業庁「中小企業白書2014年版」
◆女性起業家の起業分野
女性は男性と比べ、子育てや介護等、生活のニーズに根ざした「生活関連サー ビス業、娯楽業」、また趣味や前職で特技等を活かした「教育、学習支援業」等の分野での起業が多くなっています。
参考リンク➡中小企業庁「中小企業白書2014年版」
◆そもそもなんで起業しようと思ったのか?
収入を得るためという意見はありますが、それ以外について考えてみると、そもそも女性が起業を意識するきっかけは、「時間的余裕(子育て等が一段落したなど)」や「家庭環境の変化(結婚・ 離婚、出産等)」といった家庭面の影響が大きいです。
家庭と両立をするために起業をするという意見が多くなっています。
参考リンク➡中小企業庁「中小企業白書2014年版」
起業する際に、まったく不安を感じることなく起業するという方は少ないと思います。
ここでは、起業前や起業後に直面している課題について考えていきます。
◆女性が起業時に抱える悩みとは?
起業時に抱える悩みとしては、男性が抱えるはだいたい同じものです。
特に挙げると、【収入の減少】【事業が成功するのか・しないのか】【社会保障】になります。
そして起業に踏み入らない理由としては、女性の場合は【現状に満足している】【自分がやりたい事業をどうすればいいのかわからない】という意見が多く挙げられていました。
参考リンク➡中小企業庁「中小企業白書2014年版」
◆女性起業家が直面している課題とは?
特に女性起業家が抱えている問題は、男性に比べると、【経営知識の取得】【家庭との両立】が多くなる傾向にあります。
男性に比べると特に財務・会計に苦手意識を感じている女性起業家が多くなっています。女性起業家の場合は、個人事業主の割合も高く、税理士等を活用しないケースも多いので、なおさら苦手を感じているケースがあります。
また女性だと特に家庭との両立に苦労している方が多くなっています。
やはり結婚している場合ですと、子どもの世話との両立に不安を感じているケースが多いようですね。
参考リンク➡中小企業庁「中小企業白書2014年版」
いかがでしたでしょうか?
女性が起業すると言っても、その方によって状況は様々ですし、起業しようと思う理由もそれぞれで、自分なりの理由があると思われます。また、一度は考えてみた事はあるものの、実際に行動に移す事ができず、そんな事が自分には出来るわけがないと諦めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
しかし、どんな事にしても、始めはある程度の勇気が必要ですし、場合によっては資金が要らない場合や、ある程度の資金は用意した方が良い等、選ぶ職業や形態によっても違います。
まずは、想像やイメージだけで諦めてしまうのではなく、自分が女性起業家としてやりたい事や、それを現実にするにはどうすれば良いのか?を想像してみる所から始めてみましょう。
すると、何かしらの光が見えてくるかもしれません。
諦めたらそこで終わりですが、何かしら動いてみれば、そこにある現実と言うものが見えてきます。逆に言えば動かなければ本来見えてくるものも見えてはこないということにもなるわけです。
まずはマイナスイメージを払拭し、女性が起業する場合としての現実を見てみるようにしましょう!
そこから、新しい何かがスタートし始めるのです!
女性の起業は不利なのでしょうか?女性は外的環境として起業に不利な要素はありません。むしろ女性起業というガッツの面から投資家から応援されやすい環境にあります。スタートアップのオフィスに行くと、みな何かに取り憑かれたかのように仕事をしています。毎日、オフィスで起きて、オフィスで仕事をして、オフィスで眠くなったら寝ます。成功する起業家はあらゆることを捨てて目の前のプロジェクト、仕事に没頭しています。男性でも女性でもこの生活ができる起業家は成功するといえるかもしれません。とはいえ、女性にとって子育てと仕事を両立できる起業が理想であることは間違いありません。
新幹線で東京から1時間半ほど、静岡県で二番目に大きな町、浜松市では「ママ起業家」が多い地域のようです。そんなママ起業家が行っているのは、親子向けイベントやハンドメイドマーケットに出店して、自宅で作ったバッグやアクセサリー、お菓子などを販売しようとする動きです。そんなママたちが発信するブログやフェイスブックは、それぞれの活動報告で常ににぎわっており、それをきっかけに企業に乗り出す「ママ」も多いようです。地方での起業は職場と住居が近接するため、子育てが容易であるだけでなく自然豊かな環境で子供を育てることができます。浜松市が女性の起業をバックアップし始めた理由は、浜松市での開業率の低下と、廃業率の上昇からでした。「はままつ起業家カフェ」が開設され、起業家支援講座が数多く行われていますが、その受講者の9割が女性だといいます。ママ起業家はネットワークづくりがうまいようです。イベントやネット販売を使って出展者と主催者のネットワークを作るのがうまいようです。
このように、女性の起業家を支援する体制が整っている地方都市は増えているようです。
次に女性起業家向けの補助金や融資制度についてご紹介させていただきます。
地方は女性のパワーを用いた地方創生を目指しています。
富山県は若者・女性等創業チャレンジ支援事業を行っており、申請から1年以内に富山内で創業予定の女性の創業者向けに伝統技術や自らのアイデアを生かした事業を行う人に100万円~200万円の補助金を設置しています。
また、青森県では農山漁村女性起業チャレンジ支援事業を行っており、農山漁村女性起業(農山漁村において農林水産資源を活用した直売、加工、農漁家レストラン、農漁業体験交流など)に上限25万円の補助金を交付し、農林水産資源を活用した起業のために必要な機械施設整備費、新商品開発費、販売促進費、アドバイザー派遣費、事務費を50万円まで補助しています。
また、ちふれでは年に1回、ちふれ女性起業家支援制度として女性起業家向けのビジネスコンテストを実施しています。対象事業は営利性を追求する事業かつ、女性の視点で考えた夢のある事業であることです。審査に通ったビジネスは資本金100万円で起業でき、最大900万円の低利貸し付けを受けられます。また、起業セミナーやスキルアップセミナーを受けることにより、会計税務の知識や企業直前の準備に必要なことを確認でき、実践的な経営課題を解決するために必要な知識を学ぶことができます。
女性起業家向けの支援のプラットフォームも拡大してきています。女性起業家支援に取り組むサポーターや自治体と広域的なプラットフォームを形成するとともに、女性起業家の成長段階に応じた支援策のコーディネートを行う女性起業家応援プロジェクトというページがあります。このページでは関西における女性向けのビジネスプランの発表会やセミナーの開催日程を確認できます。
女性ならではの視点から地方の魅力を発掘し、地域を活性化させる取り組みはなおも広がっています。秋田県では「ドチャベン(土着ベンチャー)」という起業家を誘致するプロジェクトを実施しています。このプログラムで起業した女性起業家はフルーツと日本酒をセットにして、「首都圏で日々の忙しい生活に追われ、自分たちの時間をつくれていない30-40代の夫婦や一人暮らしの女性」にターゲットを設定し「極上な甘美な経験」を提供したところ、ヒットし、多くの首都圏の女性の方にご人気をいただいているとのことです。
このような女性向けの商品を開発するには首都圏でその場所に住んでいる女性のニーズを知り尽くして、地方に移住した「女性」であるからこそ思いついたアイデアといえるでしょう。
いかがだったでしょうか?女性起業家×地方というテーマでお送りしてきましたが、地方は子育ての環境、そして金銭面で女性の起業家を支援する体制が整っています。女性のアイデアが地方の活性化に結びつくことは間違いありません。
女性読者のみなさん。ぜひ地方での起業を検討してください。男性読者の皆さんは知り合いの女性にぜひこの話をしてみてください。地方で多くの起業家が生まれ、地方が元気になるといいですね。
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