戦略が互角の起業家の結末を分けるものとは

ポイント
  1. 戦略の有効性はなくなりつつある
  2. 起業家の結末をわけるもの

目次 [非表示]

戦略の有効性はなくなりつつある

戦略を皆が知ることができるようになると、皆、その戦略に基づいて行動をするようになるわけです。一見すると正しい考え方、動きのように思うかもしれませんが、皆が同じ戦略を取るとなると、結果が同じになっていくわけです。戦略の有効性というのは、戦略を知っている人と知らない人の関係で有効になってくるわけです。

ITの爆発的な進化によって、いわゆる戦略が全世界、すぐに、簡単に、ほぼコストなく知ることができるのが現代です。つまり、戦略の有効性というものがなくなりつつあるということです。

戦略が効きにくい時代にあって、起業家の結末をわけるものとして、「実行力」というものがあります。実行力とは、その戦略をいかにしっかりとやることができるか?ということ、実行力には、意志の強さ、感情をコントロールする力などいろいろな力が必要になってきます。

現代の事業においては、この戦略的な側面と実行の側面が不可避で、一緒になっています。IT系のサービスであれば、考えて、実施したことの結果が、すぐにわかりますよね。もはやセットのわけです。この戦略と実行が不可避でセットになっている現代にあっては、誰がやるのか?という、結局は事業を推進していく1人1人の力が問われています。


こちらもあわせてお読みください。
やり抜く人のいくつかの習慣

起業家の結末をわけるもの

また、起業家にとって「巻き込む力」というのも合わせて大切です。

この記事には続きがあります

続きを読むにはメルマガ登録(無料)が必要です。
入力はメールアドレスだけ!10秒で登録完了!

メルマガ登録がお済みの方はこちらからログイン

メルマガ登録

登録することで、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものと見なされます。

関連記事

著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。