急増するシニア起業!成功事例と失敗事例、業種、考え方をわかりやすく解説

ポイント(この記事は10分で読み終わります)
  1. よくあるシニア起業の成功の例
  2. 働き方の変化自体をしっかりとキャッチアップすること
  3. シニア起業成功のために仕事レベルの棚卸を行ってみる

よくあるシニア起業の成功の例

前職時代に培ってきた経験を最大限に生かす場合

地域の信用金庫の支店長を歴任されて、銀行員時代の経験を生かしてコンサルタントになる方の話を書きます。銀行員時代に中小企業診断士の資格を取得されていますし、実際の銀行業務でも中小企業経営者にかなり親身になって寄り添い様々な支援をできる力をつけてこられてきたそうです。財務支援はもちろん、銀行との折衝、資金繰り支援などはお手の物ですし、補助金などの提案・支援、経営全般のアドバイス、多数の経営者と気づいてきた親交から、経営者同士のマッチングなど、経営コンサルタントとして、独立当月には3社程度の顧問を既に抱えていました。(120万円/月、その他510万円/月)その他スポット業務の依頼(資金調達のみ手伝ってほしい、補助金の申請を手伝ってほしいなど。)で顧客を獲得しています。

このように前職で得た圧倒的な経験や人脈を、フルに生かすということが一番の勝ちパターンだと思います。また、この方の場合には、銀行員時代では銀行の判断で支援を打ち切ったお客様に対しての申し訳なさ、力不足などをとても感じておられ、独立して銀行時代では支援できなかった会社などを支援したいという強い志や想いを持たれています。

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化学品メーカーの営業を定年までやられていたシニア起業家の話

こちらの方は、60歳定年まで大手の化学品メーカーで営業職として働かれていました。定年を迎えましたが、まだまだ働きたいという想いを強くもっておられ、資本金200万円ですぐに自分の会社を設立されました。事業内容は、前職時代に売っていた化学品の販売代理店です。既に多数の営業先を持っていたので、初月よりもちろん売上が経ち、順調に会社経営をなさっています。途中より、いろいろな会社の化学品を扱うようになり、一層、お客様にとって良い選択をご提供できるようになったと大変に喜ばれていました。

中国駐在経験を生かして、早期退職して、中国ビジネスのコンサルタントへ

中堅水産加工メーカーにいらした際に、中国駐在となったそうです。そこで一念発起をして中国を習得。また中国開拓を1人で任されて、ご苦労たくさんあったそうですが、結果として大きな成功を会社にもたらしたそうです。中国人とのコミュニケーションや、中国でのビジネスの成功の方程式などをご自身なりに確立されたわけです。50代で会社の事業転換などもあり、退職をされて、中国ビジネスのコンサルタントとして、中国語の講師や、中国人客を増やすためのインバウンドコンサルを小売企業に行ったり、日系企業の中国進出支援などをご自身のできる範囲で展開をされています。

大手新聞社で30年近く働き、独立しフリーのライターに

30年以上にわたって記者として活躍されて、タイなどの支社も経験。50歳を過ぎて退職をされてフリーになりました。最後の2年近くは働きながら、独立を見据えて、独立後の仕事を取るために、仕事をイメージしての新しい人脈づくりに仕事終わりなど力を注いだそうです。結果、独立後より多数のネットメディアや出版社などより仕事を受託し、売れっ子のフリーライターとしてご活躍されています。ご自身の好きなタイミングで海外への旅にも行かれていて、とても充実した日々を過ごされています。

そのほかのシニア起業の成功事例

・大手自転車販売の会社退職後、地元で自転車屋さんをオープン
・証券会社時代の為替ディーラーの経験を生かした、中小企業向けの為替コンサル
・ベンチャーキャピタリスト経験を生かした、ベンチャーコンサル
・ベトナム駐在経験を生かした、ベトナム進出支援、インバウンド支援
・銀行時代の経験を生かした、中小経営者支援
・フランチャイズ本部経験を生かした、FCコンサル
・アフリカ駐在経験を生かした、アフリカ事業支援

このようなケースのシニア起業が多数います。皆さん、事業開始直後より、大なり小なりお客さんに恵まれているのが、やはり若い起業との違いかと思います。また、得意なことであり、できることであり、お客さん=市場もしっかりとあり、ご本人達をサラリーマン時代にはできなかった範囲の支援もできてとても楽しいということでした。初期費用がかかる商売をスタートしている人は少ないですねやはり。上記のケースでいえば、自転車屋さんをやられている方くらいだと思います。

その他の方は基本的にはコンサルタントとして、または編集者などの形で、ご自身が商品となっているため、在庫もなければ、仕入れもありません。仮に仕入れがあったとしましても、受注発注の形にしているので仕入れ、在庫化、キャッシュフローの最適化をしています。固定費も特にかかるような事業ではありません。場所もコワーキングオフィスと契約している方が多く(月
5千円~1万円)、オフィスを最初から借りるということはまずありません。オフィス機器などもコワーキングオフィスに最低限そろっているので、とりあえず買うなんてことも必要ありません。

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働き方の変化自体をしっかりとキャッチアップすること

単純に起業というと、会社設立をしてと思われる方もいるかもしれません。しかし、起業と一言でいっても、株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人と主に4つの法人の形での起業があったり、個人事業主として、法人は立てずに個人で事業を開始される方もたくさんいます。その中で現在一番ホットな形としては、副業や複業、フリーランス的な存在だと思います。形態で分類すれば個人事業主となります。言い方の違いなのですが、感覚的に言えば、個人事業よりも一層軽いイメージとして捉えていただくとわかりやすいかもしれません。(もちろんイメージなので、人によって違いますが。)

複業、フリーランス的な働き方や仕事というのは、仕事を発注する企業サイドも本当に求めています。実際に僕の会社でも、複業的な方や、フリーランスの方15名以上に仕事をお願いしていますし、その中で、シニア起業をされた方67名にも仕事をお願いしています。仕事の内容は記事のインタビューや執筆、編集から、デザイン、コンサルティングなど、ご自身の得意に応じて仕事をお任せしています。

企業サイドの立場的には、本当にこのような専門スキルを持った方を完全に100%雇用するまでは必要ありませんが、スポットスポットで仕事をお願いしたいという需要は相当にあるわけです。クラウドソーシング系のマッチングサイトも多数あります。ランサーズ、クラウドワークスなどです。是非このあたりのサービスも活用したりすると仕事も早々に見つかるかもしれません。

また、同じ文脈で、企業サイドは本当に優秀な人を求めています。そのため顧問の派遣サービスや紹介サービスなども多数新サービスが出てきています。このあたりにご登録されて関与先を紹介してもらうということもまたチャンスなんだと思います。

一言で起業といっても、本当に現在は多数の選択肢がありますので、この点は色々と調べられるとチャンスが一気に広がります。

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