急増するシニア起業!成功事例と失敗事例、業種、考え方をわかりやすく解説

更新日:2018.07.10

よくあるシニア起業の成功の例

前職時代に培ってきた経験を最大限に生かす場合

地域の信用金庫の支店長を歴任されて、銀行員時代の経験を生かしてコンサルタントになる方の話を書きます。銀行員時代に中小企業診断士の資格を取得されていますし、実際の銀行業務でも中小企業経営者にかなり親身になって寄り添い様々な支援をできる力をつけてこられてきたそうです。財務支援はもちろん、銀行との折衝、資金繰り支援などはお手の物ですし、補助金などの提案・支援、経営全般のアドバイス、多数の経営者と気づいてきた親交から、経営者同士のマッチングなど、経営コンサルタントとして、独立当月には3社程度の顧問を既に抱えていました。(120万円/月、その他510万円/月)その他スポット業務の依頼(資金調達のみ手伝ってほしい、補助金の申請を手伝ってほしいなど。)で顧客を獲得しています。

このように前職で得た圧倒的な経験や人脈を、フルに生かすということが一番の勝ちパターンだと思います。また、この方の場合には、銀行員時代では銀行の判断で支援を打ち切ったお客様に対しての申し訳なさ、力不足などをとても感じておられ、独立して銀行時代では支援できなかった会社などを支援したいという強い志や想いを持たれています。

化学品メーカーの営業を定年までやられていたシニア起業家の話

こちらの方は、60歳定年まで大手の化学品メーカーで営業職として働かれていました。定年を迎えましたが、まだまだ働きたいという想いを強くもっておられ、資本金200万円ですぐに自分の会社を設立されました。事業内容は、前職時代に売っていた化学品の販売代理店です。既に多数の営業先を持っていたので、初月よりもちろん売上が経ち、順調に会社経営をなさっています。途中より、いろいろな会社の化学品を扱うようになり、一層、お客様にとって良い選択をご提供できるようになったと大変に喜ばれていました。

中国駐在経験を生かして、早期退職して、中国ビジネスのコンサルタントへ

中堅水産加工メーカーにいらした際に、中国駐在となったそうです。そこで一念発起をして中国を習得。また中国開拓を1人で任されて、ご苦労たくさんあったそうですが、結果として大きな成功を会社にもたらしたそうです。中国人とのコミュニケーションや、中国でのビジネスの成功の方程式などをご自身なりに確立されたわけです。50代で会社の事業転換などもあり、退職をされて、中国ビジネスのコンサルタントとして、中国語の講師や、中国人客を増やすためのインバウンドコンサルを小売企業に行ったり、日系企業の中国進出支援などをご自身のできる範囲で展開をされています。

大手新聞社で30年近く働き、独立しフリーのライターに

30年以上にわたって記者として活躍されて、タイなどの支社も経験。50歳を過ぎて退職をされてフリーになりました。最後の2年近くは働きながら、独立を見据えて、独立後の仕事を取るために、仕事をイメージしての新しい人脈づくりに仕事終わりなど力を注いだそうです。結果、独立後より多数のネットメディアや出版社などより仕事を受託し、売れっ子のフリーライターとしてご活躍されています。ご自身の好きなタイミングで海外への旅にも行かれていて、とても充実した日々を過ごされています。

そのほか

・大手自転車販売の会社退職後、地元で自転車屋さんをオープン
・証券会社時代の為替ディーラーの経験を生かした、中小企業向けの為替コンサル
・ベンチャーキャピタリスト経験を生かした、ベンチャーコンサル
・ベトナム駐在経験を生かした、ベトナム進出支援、インバウンド支援
・銀行時代の経験を生かした、中小経営者支援
・フランチャイズ本部経験を生かした、FCコンサル
・アフリカ駐在経験を生かした、アフリカ事業支援

このようなケースのシニア起業が多数います。皆さん、事業開始直後より、大なり小なりお客さんに恵まれているのが、やはり若い起業との違いかと思います。また、得意なことであり、できることであり、お客さん=市場もしっかりとあり、ご本人達をサラリーマン時代にはできなかった範囲の支援もできてとても楽しいということでした。初期費用がかかる商売をスタートしている人は少ないですねやはり。上記のケースでいえば、自転車屋さんをやられている方くらいだと思います。

その他の方は基本的にはコンサルタントとして、または編集者などの形で、ご自身が商品となっているため、在庫もなければ、仕入れもありません。仮に仕入れがあったとしましても、受注発注の形にしているので仕入れ、在庫化、キャッシュフローの最適化をしています。固定費も特にかかるような事業ではありません。場所もコワーキングオフィスと契約している方が多く(月
5千円~1万円)、オフィスを最初から借りるということはまずありません。オフィス機器などもコワーキングオフィスに最低限そろっているので、とりあえず買うなんてことも必要ありません。

こちらも合わせてお読みください
【第2回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜仕事経験を見える化してコンサルタント業開業!生涯現役でしっかり稼ぐノウハウ教えます!〜

働き方の変化自体をしっかりとキャッチアップすること

単純に起業というと、会社設立をしてと思われる方もいるかもしれません。しかし、起業と一言でいっても、株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人と主に4つの法人の形での起業があったり、個人事業主として、法人は立てずに個人で事業を開始される方もたくさんいます。その中で現在一番ホットな形としては、副業や複業、フリーランス的な存在だと思います。形態で分類すれば個人事業主となります。言い方の違いなのですが、感覚的に言えば、個人事業よりも一層軽いイメージとして捉えていただくとわかりやすいかもしれません。(もちろんイメージなので、人によって違いますが。)

複業、フリーランス的な働き方や仕事というのは、仕事を発注する企業サイドも本当に求めています。実際に僕の会社でも、複業的な方や、フリーランスの方15名以上に仕事をお願いしていますし、その中で、シニア起業をされた方67名にも仕事をお願いしています。仕事の内容は記事のインタビューや執筆、編集から、デザイン、コンサルティングなど、ご自身の得意に応じて仕事をお任せしています。

企業サイドの立場的には、本当にこのような専門スキルを持った方を完全に100%雇用するまでは必要ありませんが、スポットスポットで仕事をお願いしたいという需要は相当にあるわけです。クラウドソーシング系のマッチングサイトも多数あります。ランサーズ、クラウドワークスなどです。是非このあたりのサービスも活用したりすると仕事も早々に見つかるかもしれません。

また、同じ文脈で、企業サイドは本当に優秀な人を求めています。そのため顧問の派遣サービスや紹介サービスなども多数新サービスが出てきています。このあたりにご登録されて関与先を紹介してもらうということもまたチャンスなんだと思います。

一言で起業といっても、本当に現在は多数の選択肢がありますので、この点は色々と調べられるとチャンスが一気に広がります。

こちらも合わせてお読みください
個人事業主と法人の経費の取り扱いや範囲の違い

シニア起業成功のために仕事レベルの棚卸を行ってみる

さて、実際にご自身が商品やサービスとして考える前段階として、商品・サービスをつくりやすくし、かつ、しっかりとお客さんに喜ばれるために、ご自身の強みの棚卸を是非してみましょう。客観的に、事実に基づいて棚卸することが大切です。観点としては、大きくは仕事になるだけの質や価値が誰からみても明白であることです。その経験やお力があればすぐに仕事になるという観点でそのような経験や仕事内容を棚卸なさってみてください。

例えば、銀行員としてずっと中小経営者の資金繰りに対して30年超、1,000社以上取り組んできました。社長と一緒に資金繰りについての最適な方法を泥臭く一緒に考え、関与した会社を高確率で資金繰りのよい会社に変えてきたというような経験があったとします。この経験を欲している会社は世の中にたくさんありそうですよね。恐らくこの方は、独立して早々に引っ張りだこな人気コンサルタントになると思います。

逆によくあることですが、質や価値として怪しいものがあります。怪しいというのは、ご自身の力といえるのか?という点と、お金を支払う側=マーケット的にあまりニーズがなさそうという点です。ご自身の力かどうかというのは、よくよく話を聞いてみるとその結果を出した因果関係が、多数の人が関わっていたり、そもそもの部下が大半は企画をし、実行をしていたりということがあります。

そうすると、この人に果たして再現性が高い形で独立後に、同じような結果を出すことができるのか?となってしまいます。起業家によくあることなのですが、仕事を取ることも難しいことなのですが、意外とクローズアップされませんが、納品=お客さんの期待通り、期待以上の仕事をすることができないことが多々あります。シニア起業組は比較的経験も長いので、仕事の基本をわかっていらっしゃると思いますが、この点には十分注意が必要になります。

特に、自分の経験などにはないもののやってみたかったという仕事に、この納品のレベルが低いということがよくあります。そのレベルではお客さんは来てくれませんよね?というレベルで商品・サービスを提供してしまっているシニア起業を多くお見受けします。そのため、できることと、やりたいことの選別の仕方として、1つは時間軸で考えてみるということがあると思います。

まず当面の目標=短期目標としては、自分のできることでお客さんをしっかりと喜ばすことができることで売上を立たせることが大切だと思います。売上が実際に立つと、精神的にもとても安心、落ち着きます。売上をベースにしながら、安定したり、軌道に乗ってきたあたりから、起業の手ごたえもつかみ始めたあたりから、自分のやりたいことに少しずつシフトしていくという両輪で考えることができるとよいと思います。

こちらも合わせてお読みください
【第8回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜自分に箔をつける~定年後に活躍する考え方~

シニア起業の失敗の大半の原因について

スモールスタートの徹底を

再三お話していますが、初期投資はもちろんそうですし、実際のスタートの仕方など、まずは小さくはじめることです。大きな構想があったとしても、まずは一歩目です。特に資金はかけないで、できることはたくさんあります。準備期間が非常に大切ですが、意味のある準備でなければいけません。机上でアイデアばかり考えても意味は薄いかもしれません。お客さんに話を聞きに行く、簡単に(完璧でなくとも、お金をかけず)試作品をつくってみて、お客さんに使ってもらう、意見をいただくなど、実際の求める結果=商品・サービスを買ってもらって、お客さんが喜ぶことですよね、ここから逆算をして必要なステップを準備として進めていきましょう。まずはできることから、すぐにスタートすること、やりながらどんどんGOALに近づけることがとても大切です。GOALから遠ざかったり、GOALとは大して関係のないアクションもしないようにしましょう。無駄な家賃、人件費、オフィス機器、広告宣伝費には要注意です。広告宣伝費関係でよくあるものとして、ホームページ制作や有名人を活用したりのインタビュー系の取材があります。

ホームページは今や無料で制作できるものが多数ありますので、基本的にはそちらで十分だと思います。インタビュー系の取材というのが、〇〇さんのお話をインタビューさせていただきながら、記事広告のような形にするというものです。大抵の場合にはほとんど反響なく終わりますので、しっかりと効果を見極めることが大切になります。

退職金など通常の起業家よりもお金があること

若手の起業家は会社として使える自己資金は限られています。そのため、資本金数万円などというのもよくある話です。シニア起業家は、比較的、退職金などもあるため、お金に余裕があります。そのため、退職金をつぎ込んでしまうこともよくあります。少し余裕があるため、余裕がないときにはしないお金の使い方をしてしまうこともあります。コスト意識を持つことが何より大切です。お金はすぐになくなります。

具体的には、今の時代様々なサービスがあります。昔であればオフィスを借りてというのが当たり前でしたが、現在では、コワーキングオフィスなども多数あります。また、ホームページも無料でかなりの品質のものをつくることもできます。そのように考えると初期にかかるお金はほとんどないと思います。実際にかかるものもあると思いますが、是非プロに意見を一度聞かれてみてください。適切な仕分けをしてくれるはずです。もう1つは、事業の範囲のお金と私生活のお金をしっかりとわけることです。ここまでのお金なら最悪なくなっても問題ないというお金を事業資金として決めましょう。その資金がなくなったら撤退ということもまたルールとして決めておいたほうがいいと思います。事業というのは、ほとんどの場合には、失敗するのが常です。そのことも理解をしてルールを設定しておきましょうルールがないと、最初はわかっていたとしても、あと少しやったらうまくいくと思い、私生活のお金を引っ張り出して事業に投資してしまいます。ギャンブルに近い感覚になってしまうので要注意です。

こちらも合わせてご覧ください
会社設立の手順!初心者の設立~個人→法人化、メリット・デメリット

過去の経験が役立たない可能性がありそこにぶら下がってしまう、固執してしまう

シニア起業家の良い点だった経験や知識などが足を引っ張ることももちろんあります。特に現代は、圧倒的な技術革新が起きています。少し前の当たり前が、一気に非常識になっていたり、次々に新しい技術や方法、商品・サービスが出てきます。そのような時代にあっては、昔の経験が全く役立たないということも出てきます。ただ、そのことを認めたくない、そもそも環境変化を知らないというシニア起業家も多くいて、ポジショントークをしている人になってしまっています。常に最新の情報などのインプットを忘れずに、自分の持っている経験をアップデートしたり、時代環境と付き合わせて冷静に役立つものなのか?と疑いながら改善していかなくてはいけません。

コミュニケーションのギャップ

起業するとご自身で全てしなくてはいけません。現代で言えばメールを使う人も減っています。会社員時代ではなかったようなコミュニケーションツールを求められることもしばしばです。また資本主義で競争の世界です。ビジネスにおいては特にスピード感が大切。往々にしてシニア起業家とやりとりをしていて、少しスピード感の遅さや慎重さを感じることがあります。もちろん言い方を変えると、丁寧、しっかりと考えているともいえます。しかし、ビジネスはスピード命です。シニア起業家といえど、スピード感をとても大切にコミュニケーションや事業を展開しなくてはいけません。また、どうしても経験がたくさんある分、話が長くなってしまったり、気づいたらご自身の自慢話になっているというようなこともしばしばあります。時間感覚は人によって異なります。シニア起業家は比較的ゆとりがありますが、それをお客さんの感覚とずれた感じになってはもちろんいけません。

やったことのない役割があることの理解をする

自分の役割はこれだということで、縦割りの中で働いてきた方が多くいると思います。起業をすると、全ての役割を自分がしなくてはいけません。ビジネス経験が長ければ何とか対応できるかもですが、営業をしたことがない、商品をつくったことがない、請求書を出したことがないなど、知らないことが多々出てきます。自分の役割はこうだと決めつけてしまいすぎるとよい結果にはなりません。柔軟なマインドを持つことがとても大切です。はじめての役割に対しても、初心、楽しむという心持を是非お持ちください。本当にご自身が全てやらなくてはいけませんので、まずはお考えの事業の中で必要となる動きや役割というものを想像なさってみてください。

こちらも合わせてご覧ください
世界の最先端も結局はうんこかん字ドリルと同じことをしている

変に余裕を持ってしまっている

比較的お金があることや、経験があること、人脈があることなどから、余裕に構えすぎているシニア起業家も多くいます。焦る必要は全くありませんし、焦ること自体シニア起業家とは相性がよくありません。ただ、事業なので、しっかりと売上を出すこと、しっかりと自分の目的を達成することにコミットをしなくては結果は出ません。余裕があることと結果が出ることはまた違います。そのため危機感や緊急性などの動く動機が比較的若手の起業家と比べると弱くなりがちです。結果は間違いなく動いた量に比例するため、動きのスピードや質を高めることをしなくてはなりません。危機感や焦りを持つ必要はありませんが、多少なりプレッシャーや覚悟を持つことは必要かなと思います。

プライド(間違えたプライド)などを捨てることができない

やってきたことに対しての自信を持っていることはとても大切です。ただ、これまでやってきたにフォーカスをあてるのは起業ではありません。起業は簡単に言えば、その経験の結果、お客さんのこういう問題が解決できるという問題解決にあります。そのため、何にプライドを持つかを間違えないでください。間違えたプライド、自分はすごい会社出身なんだとか、偉いんだなどということは足を引っ張るだけです。またお客さんの意向やニーズをうまくキャッチできずに、自らできることを押し付けるようなことをしてもいけません。お客さんは自らのニーズや課題を解決してほしいと思っています。つまり、ご自身のできることも大切ですが、お客さんのニーズや課題に気が付き、柔軟に、固定観念に縛られずに対応することが大切になります。

それはできない、やったことがないと思考停止に陥らないこと

上のプライドの話に近いかもしれませんが、やはりお客さんのニーズに合うように多少の柔軟さは必要です。お客さんの話を聞いてみて、必要のない機能を削って多少値段を安くすることや、納期についても同様です。もちろん無理なことは無理ですが、かつての企業にいた際の論理はもう起業した後にはないはずです。そのように考えると、自らの柔軟さは大切にされてください。この部分、企業にいた際の論理と起業して自らがつくる論理は違うんだということを自覚なさってください。

こちらも合わせてお読みください
【第8回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜自分に箔をつける~定年後に活躍する考え方~

競合分析がとても甘い

長年やってきたという良い意味で自信を持っていることは大切です。しかし、長年やってきたこと、成立してきた方程式が既にあり、確立されていることによって、競合の状況などについての調査が甘いケースがあります。昔の知識や前提のままで、最新の状況がアップデートされていない方も多々います。シニア起業といっても、やはり商売であることを忘れてはいけないので、競合の最新の状況を知ることは大切にされてください。

サラリーマン時代は、実は会社の看板があったので営業にしても、信用にしても担保されていた部分があるはずです。それがなくなった際に、競合との比較という客観的な状況の中で優位性を持っておくこともまた、必ず必要になることなので、要注意です。56社は最低競合企業としてピックアップをして、比較項目をつくって、客観的に強いところ、弱いところで表をつくってみてください。

資金計画や事業計画は念入りに作成すべき

通常の起業同様に事業計画はもちろん、資金計画については用意周到に考えるべきです。特にシニア起業の場合には、長く、無理せずに続けることに主眼を置くべきだと思っています。そのため、資金計画は特に明確にしておいたほうがいいと思います。

通常の起業と変わらず、初月より黒字化するということはなかなかありません。(準備期間中に営業活動などをして、独立時に一気に契約をしてもらう段取りなどをしておけば別ですが!)6カ月~1年程度は赤字であっても問題ないという想定を組んでおくことが、心身共に長く続けることができる原因になると思います。そのためポイントとしては、初期投資をしない、固定費を持たないことにつきます。無駄なお金を使わないことです。何が無駄なのか?初めて起業する場合にはここがわからないんですが、わからない場合には、是非是非お問い合わせください。仕分けを一緒にさせていただきますので。

また、営業計画ですね。この部分を相当に固く、シビアに客観的に見積もることが重要になります。極めて楽観的な計画を立てている人が多くいますし、計画すら立てていない人もいます。もちろん全く売上がずっとなくてもよいというシニア起業家はそれでもよいのですが、そうでないシニア起業家の方はしっかりと準備をしましょうね。

さらに、現在は国としてもシニア起業を増やしていこうと本気で思っています。そのためシニア起業家向けの補助金や融資制度も相当に充実をしています。これからの制度の活用は手続き的なもので面倒な部分もありますが、マストで活用をなさってください。初期で必要なものが大抵補助を受けることができたりして、お金の減りを遅くしてくれます。

補助金や融資関係は是非こちらも合わせてお読みください。
資金調達全般についてのまとめ
補助金や助成金についてのまとめ

チャンスは異なる世代にあるかも

ずっと書いてきている通り、シニア起業家の当たり前は極めて高いものがあります。ただその当たり前を欲している会社や人を見つけることがとても大切になります。そのように考えると、一般的には経験を生かして、ずっとやってきた同業の会社などを手伝うというような発想にもなるかもしれませんが、経験を生かして、今後大きくなることを目指している若いベンチャー企業などを手伝うということにもとてもニースや意味があるかもしれません。そのため、個人的には是非付き合う社長の年齢をシニアだけでつるむようなことはしないほうがいいと思っています。同じような経験を持っているので、付き合っていてとても楽しいので、それはそれでよいのですが、皆さんの力を社会貢献に変えると思うと、若い経営者の支援というのはとても相互にとってよいことだと思っています。そのため最初からマインドブロックを持つことなく、柔軟に若い経営者とも接してみてください。

僕はシニア起業家のお客さんと若手経営者を交えた食事会などを高頻度で開催しています。

本当に若手起業家はシニア起業家の経験値を求めています。食事会を開催すると、若手経営者からたくさんの質問が出てきます。シニア起業家も自分の経験が本当に役立つことをダイレクトに感じ、本当に喜んでくださっています。

自立していることが必要

起業すると誰かが指示を出してくれるわけではありません。自ら、今日は何をするべきか?を決めなくてはいけません。今日何をするべきか?は、今日だけを決めることではなく、会社全体、事業全体の目標の中で何をするべきか?が決まってきます。そのため、自ら考えて動くことができない人の場合、何をしていいのかがわからず、うまく動くことができません。

おすすめの関連記事

ーシニア起業で成功するために必要なこと!ー
【第1回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜定年前の心構え〜

ーシニアだからこそできる起業!ー
シニアでも起業できる!〜セカンドライフの楽しみかた〜

記事が役に立ったらシェアしてもらえると嬉しいです!

関連記事

メニューを閉じる