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組織化、仕組化を実現する社長は必ず学習を大切にしている

ポイント
  1. 組織化、仕組化にはルールがある
  2. 組織化、仕組化のためには体系だった学習が超効果的
  3. 学習するべきことは5つだけ

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小さな会社の社長が喉から手が欲しいくらいに実現したい状況、
それが、「社長がいなくても勝手に回る強い組織、仕組み」ではないでしょうか?

弊社は社長がいなくても勝手に回る強い組織、仕組みづくりを徹底的にサポートしていますが、組織、仕組みをつくりあげることに成功しつつある社長(完全なる成功は終わりがないという意味でなかなかないので、あえて途上としています)ほど、最初の頃は全くもってうまくいっていない状況が確実にありました。

社員を採用してもすぐにやめて、定着はしない、社長が24時間、365日いつも頑張って、現場仕事をしている。売上に波があって、よい時は元気よいのですが、悪いときには聞かなくてもわかる元気のなさで、心身ともにこの状態は大丈夫なのか?とこちらが心配になることばかりだったりするわけです。

ただ、このようなある意味、組織化、仕組化とは無縁で、その対極にある社長達が
なぜワンマン化、社長依存に陥ってしまうのかという構造を理解していただき、会社の成長の手順を守っていただく」ことで、確実に組織化、仕組化を実現されているわけです。

例えば、Harriet Ginza [ハリエット ギンザ] 代表関口さんのケースなんて
小さな会社の社長であれば憧れではないですか?
社長の現場稼働8割減、でも売上は昨年対比で大幅増を実現という話です。

組織化、仕組化のためには、適切な手順の理解と学習がとても重要になります。
この記事では、組織化、仕組化のためになぜ学習が大切なのか?ということをご説明します。
 

組織化、仕組化にはルールがある

組織化、仕組化というのがうまくできていない状態=ワンマン社長、社長依存の状態なわけです。
この状態が起きてしまうことは自然なことだったり、仕方ない構造があります。

原因がわかれば、必ず改善、解決することができるようになります。そのためまずは原因をしっかりと理解することが大切になります。

その次に大切になることが、原因に対して、効果的に対応をしていくことになります。ここでやってはいけないことが、知らないのに自分の感覚で適当にやるということです。

組織化、仕組化には必ず守らなければいけないルールがあります。
このルールを守ることができれば、どのような会社であっても確実に組織化、仕組化が前に進んでいきます。

ルール=答えがあるものなので、答えを知らずに、答えと異なることをやってしまうとよい結果になることはありませんよね。

そのため、社長が得意としている「我流、なんとなく、感覚、気合と根性」などでなく、しっかりと社長が「組織化/仕組化」について体系的に学習をすることで、会社の組織化、仕組化が進んでいくようになります。

もちろん学習することが目的ではありませんが、学習することはうまくいくための必要条件です。

組織化、仕組化においてするべき学習

では、組織化、仕組化においてするべき学習としてはどのようなことがあるのでしょうか。
ここでいう学習というのは、組織化、仕組化を実現する上で、実際に会社がしていくことでもあります。そのため、学習というのは、組織化、仕組化において会社が実際にしていく要素についてどういうことなのか?を理解しつつ、実際にその要素をできるようにしたり、作成したり、日々の運用で使用したり、改善したりということになります。

各要素が組織化、仕組化においてどういう位置づけなのか、なぜ必要なのか、どういう状況になっていたらよいのか、どうやってつくるのかなどをまず理解=学習をし、実際に会社ごとで作成をしていきます。

ここでは学習の対象となる要素についてご説明します。

組織化、仕組化のために大きく5つの要素がある

組織化、仕組化のために、学習しなくてはいけない要素として大きく5つの要素があります。

  • 社長の仕事の理解
  • 徹底的な見える化
  • 経営計画書の作成/運用
  • ルール/マニュアルづくり
  • 目標設定/PDCA

です。
ここでは簡単に1つ1つご説明します。

社長の仕事の理解をする

社長の仕事とは何なのか?ということを理解することが大切です。社長は社長の仕事をしなくてはいけないわけです。組織化、仕組化を阻んでいる最大の原因は、社長が社長の仕事をしないこと、言い換えると、社長が社員がするべき仕事をしていることが原因だったりします。

社長の仕事というのは、「人を通じて業を成すこと」です。「誰でもできる仕組みをつくること」です。また、未来の時間軸に対して、会社をどのようにしていくのか?を考えることが仕事になります。

逆に社長の仕事でないものとして、誰がやっても結果が変わらないこと、どんどん属人化してしまうこと、緊急だけど重要でないことなどがあります。

社長が原因で中小企業が成長しないという話も合わせてお読みください。

徹底的な見える化=言語化し紙に落とす

組織化、仕組化のためには、社長以外ができるようにする必要があります。そのためには、社長しか知らない、社長しか分からないことを誰でもわかるようにする必要があります。
見える化というのは、言語化して、紙に落とすことになります。

組織/仕組みづくりには徹底的な見える化=言語化×紙に落すが必要を合わせてお読みください。

経営計画書の作成/運用

徹底的な見える化の1つとして経営計画書の作成/運用があります。
経営計画書とはそもそも何か?経営計画書の作成の仕方など詳しくはこちらをご覧ください。

経営計画書を作成することは、組織化、仕組み化において決定的に重要になります。

ルール/マニュアルづくり

徹底的な見える化の1つとしてルール/マニュアルづくりもあります。
ルール/マニュアルというのは、会社の考え方(経営理念、価値観、行動指針)、社長の仕事の仕方(ロールモデル)を一層具体的に言語化し紙に落としたものだと思ってください。

ルール/マニュアルがあることによって、社長以外の誰であっても仕事ができるようになっていきます。社長の目線でいえば、ルール/マニュアルは自分の分身そのもので、ルール/マニュアルによって自分以外の誰であってもできる状態を実現することができます。

目標設定/PDCAが回る

目標設定/PDCAが回るというのは、会社全社の目標、各チーム/各部門の目標、各個人の目標がしっかりと決まっており、目標が達成されるために達成までの時間、やること、その結果、進捗が見える状況にあることを言います。

ここでいう目標というのは会社全社の目標としては売上が小さな会社の場合にはわかりやすいので売上を取っていただくことが多くあります。この売上という全社の目標に対して、チーム/部、各個人何をするのか?を行動レベルに落とし込んでいくわけです。チーム/部の目標を実現するために、チーム/部におけるルール/マニュアルがあるべきですし、PDCAが回る仕組みも必要になるということです。

3つのステップをしっかりと経ていく

組織化、仕組化のために、学習しなくてはいけない要素として大きく5つの要素を説明しました。この5つの要素というのは、順番に応じて3つのステップに分けることができます。
この順番でやっていくということも合わせて理解しておいてください。

1つ目のステップ
「社長の仕事の理解」というのがまず最初の1つ目のステップになります。

2つ目のステップ
徹底的な見える化です。
徹底的な見える化の結果としてできる上がるものが、経営計画書やルール/マニュアルとなります。

3つ目のステップ
1つ目、2つ目のステップの実践という位置づけで、目標設定/PDCAを回していくというステップになります。

この順番がとても大切になります。
ただ、もう1つ重要なこととして、最初から全てを理解して、うまく、完璧にできるということはありません。この3つのステップ、5つの要素というのは、日々の会社経営をしている中で、常にやってみて、どうだったか、こうしたほうがいい、改善して、再度やってみるというまさにPDCA回しながら、どんどんよくしていくということが重要になります。そのため、1つ1つのステップが完璧にできないと次にいってはいけないということではありません。PDCAを回すことで社長自身もそうですが、会社自身がどんどん強くなっていきます。このPDCA自体が、社長がいなくても回る強い組織、仕組みの根源になっていきます。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

1986年生まれ、横浜出身、慶應義塾大学法学部卒業。

23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で株式会社ウェイビーを創業。

10年間で10,000人を超える経営者、起業家の「組織づくり」「売上アップ」に携わる。

社長がいなくても回る強い組織、仕組みをつくる「01組織クラウド

小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド

の01シリーズを展開中。

2016年10月より、世界経済フォーラム(ダボス会議)の日本代表選抜
2018年9月より、徳島大学客員教授就任
2020年4月より、iU 情報経営イノベーション専門職大学客員教授就任

「行動の品質」「自分の力で稼ぐ力を身につける本」など著書7冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア掲載も多数。