【簡単に・楽に】儲かる仕事を厳選して紹介!

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「楽をして儲かる仕事をしたい」と一度は思いますが、そう簡単には見つかりません。しかし労働時間に対して収入が高い職業は意外と多く存在します。例えばBtoB企業などの一般消費者を取引相手としない職種は、高収入な割に知る人ぞ知る職業となっています。
今回は楽に・簡単に儲かる職業と探し方を紹介します。これまで給料は汗水流してもらうものと考えられてきましたが、本記事を読むことで仕事に対する向き合い方が変わるかもしれません。高収入を目指して就職や異業種への転職を考えている方は是非参考にしてみてください。

1 楽に儲かる仕事を見つけるために知っておきた4つのコト

簡単に楽に儲かる仕事を見つけるには、年収の決まり方や経営者と労働者間の情報格差について知る必要があります。

 1-1 年収の決まり方を知る

年収や報酬は「人材の需要・供給」と「生産性」によって決まる傾向にあります。

「人材の需要と供給」とは募集している職種やスキルに合致した求職者が多ければ多いほど年収相場は下がり、逆に求職者が多ければ年収相場は上がります。

簡単に言えば、誰でもできる楽な仕事でも人がやりたくない仕事であれば年収は上がりやすいということです。

一方、生産性とは、「その人材を雇うことによって会社はどのくらい儲けられるのか」ということです。自分の給料を上げるためには会社に貢献する必要があります。例外として新卒などの場合は、先行投資として生産性以上に給料をもらえることもありますが、基本的には自分の生産性以上の給料は基本的にもらうことはできません。

例えば、会社にほとんど出社しなくても、特殊なコネ(=人脈)を活用して大口顧客から定期的に注文を取ってこられる人材の場合、会社はその人に高給を支払うでしょう。大手企業などが天下り社員を受け入れるのもこのような背景があります。

自分の持っているスキルや経歴が一番高く評価されそうな需要と供給のバランスの職種や求人、自分が一番生産性を高められそうな仕事を探すことが、楽に稼げる仕事を探す第一歩となります。

 1-2 競争率の低い仕事を知る

人手不足を背景に求人情報が溢れかえっていますが、求職者は全ての求人の情報を把握しているわけではありません。

本来は求職者にとって魅力的な求人情報でも、世間の認知度が低いために競合が少ない仕事も存在します。例えば、テレビコマーシャルを必要としないBtoB企業、あえて非上場を維持する優良企業などです。

このように競争率が低く、世間にあまり知られていない仕事や優良企業を見つけることが重要です。

 1-3 不労所得を知る

楽に稼ぎたい場合は、働いて得られる所得だけではなく、働かずに得られる不労所得をどう獲得するかを考える必要があります。

例えば、不動産の大家さんの家賃収入や、人気ブログの広告収入は、その人が働かなくても自動的に収入が得られます。

自分の時間を切り売りして稼げるお金は限られているので、自分の労働時間に依存しない収入源を作ることは簡単に儲けるための方法の一つです。

 1-4 情報収集を怠らない

簡単に儲かる仕事を探すためにはマメな情報収集も必要です。例えばインターネットを見るだけでも、今流行している個人の儲かる副業の情報や、資産運用の手段を簡単に見つけることができます。また、実際に儲けている人と仲良くなってどうすれば簡単に儲けられるかを聞くのも良い方法です。

ただし、儲かる仕事を探す際、マルチ商法や情報商材詐欺には注意が必要です。グーグルやヤフーなどの検索エンジンで求人情報を探していると、いつの間にか情報商材を勧められているということがよくあります。

情報商材とは、こうすれば楽にお金を儲けられますよというノウハウを高額で販売するビジネスのことを指します。こういった情報商材の大半は詐欺的で高額な料金を支払った割に収入を得ることができません。また、稼ぎ方のセミナーに参加していると実際はねずみ講の勧誘だったというケースも良くあります。

儲け話の中には本当の儲け話も含まれていますが、儲けられるのは特殊な条件を満たした人や、一定以上のリスクをとって運良く成功した人だけが儲けられる、などが一般的です。情報収集は大切ですが情報詐欺には騙されないよう注意しましょう。

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年収1000万円以上稼げる仕事・職業を紹介!

2 楽に儲かる仕事15選

儲かる職業や、簡単に収入をアップできる職種を知りましょう。独立開業したい方も必見です。

 2-1 インフラ関係の総合職

楽に儲けられる可能性が高いのがインフラ関係の総合職です。インフラとは鉄道や電力などの生活に欠かせない社会基盤を指します。道路や電気・ガス・水道、病院など生活に欠かせないサービスを提供している会社は競合がほとんど存在せず、不況下であっても売り上げが安定していており、さらに平均以上の給料をもらうことができます。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★☆☆☆

収入

★★★☆☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★★☆☆

一方、現業職(電車を実際に運転したり、発電所で働いたりする職種)は、同じインフラ関係であっても鉄道ダイヤを乱れさせたり、電気を停電させたりできないため、拘束時間が厳しくなります。

ただし、安定性と高収入を理由に就職希望者も多いため、インフラ業界の総合職に転職は競争率が高くなります。目指すのならば新卒のうちから目指した方が良いでしょう。

 2-2 BtoBメーカーの総合職

取引相手が一般消費者ではなく他企業をメインとするBtoB(business to business)メーカーの総合職も穴場として知られています。BtoBメーカーは工場などの現場労働者を登いた総合職だけで計算すると平均年収は見かけよりも高くなります。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★★☆☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★☆☆☆

オススメ度

★★★☆☆

特に技術力が高く、材料を安定的に供給しているメーカーなどは、営業もほとんどルート営業しか行う必要はなく、「ノルマも自然と達成できる」「土日祝日なども休みやすい」など、働きやすい環境が整っています。

もちろんすべてのBtoBメーカーに当てはまるわけではないですが、BtoB業界は優良企業に巡り合う可能性が高くなります。四季報などを利用してBtoBメーカーをぜひチェックしてみましょう。

 2-3 専門書に特化した出版社

出版社業界は大手から零細までさまざまな規模の会社が存在します。講談社や集英社のような大手出版社が高収入なのは言うまでもありませんが、激務としても知られています。

ただし、中小零細であっても大手出版社よりも高収入で仕事もそれほど忙しくないという出版社も存在します
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★☆☆☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★★★☆

例えば特定分野に特化した専門書を出している出版社です。絵本「ぐりとぐら」「ピーターラビット」などを出版している福音館書店は、ロングセラータイトルが多く抱えており、平均年収は1,000万円を超えていると言われています。他の大手出版社のように時間的に詰まったスケジュールで本を出版するわけでもないため、比較的激務でもありません。

専門的な書籍を出版していたり、ロングセラータイトルを持っていたりする出版社は、比較的楽に儲けられる仕事であることが多くなります。もちろん、締め切り日によっては厳しいスケジュールを要求されることもありますが、他の職業と比較するとゆったりした職場環境の出版社が多いです。

電子書籍の台頭やデジタル化の流れを受けて出版業界は斜陽とされていますが、手堅い専門書を販売している出版社にはホワイト企業が紛れていることが多いので、ぜひ探してみましょう。

 2-4 大学教授・大学職員

大学教授や職員も稼ぎやすい職業の1つです。

大学教授は平均年収ランキングなどでは弁護士や医者と並んで高収入な職業として挙げられやすい職業の1つで、担当している授業やゼミなどによっては時間的にゆったりと働くことができます。更に大学によっては手当てをもらいつつ研究に専念できる「サバティカル休暇」をもらえる可能性があります。期間は6ヶ月〜1年程度となります。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★☆☆☆☆

収入

★★★★★

やりがい

★★★★★

オススメ度

★★★★☆

大学教授になるには苦労も伴いますが、好きな研究を仕事にしたいという場合、目指すのも良いでしょう。

ただ、アカデミック業界は、ドクター資格の取得後でも大学で働くポストがなく、就職を待機している研究者がたくさん存在しているという「ポスドク問題」が社会問題化しています。今後も高学歴化と少子化によってポスドク問題の深刻化が懸念されています。

ところで、大学教授のような高い学歴が要求される職業は多種多様です。外資の投資銀行、戦略コンサル、商社のように稼げて、新卒の就職でも人気の業界に就職する人は有名大学、一流大学の出身者が多いです。新卒募集で「弊社は学歴に関係なく良い人材を採用します」と企業がアナウンスしても、実際には学歴によって入れる企業や昇進できる役職は限定されるケースが少なくありません。

将来の選択肢を最大限に広げるためには学歴を磨くことが大切です。学歴に投資することが楽に稼げる仕事に就くために最もコストパフォーマンスのいい方法といえるでしょう。

 2-5 外航船の船乗り

海運会社の平均年収は高く、機関士や航海士のような現場職であっても十分に高給を稼ぐことが可能です。高給な反面、仕事はきついと思われがちですが、必ずしも肉体的・精神的に疲労するわけではありません。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★★★☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★☆☆

オススメ度

★★★★☆

船乗りは、航海中に何か月も船の上で拘束されるうえ、海に落ちたり、沈没したり、海賊に遭遇する危険も伴います。ただし、このような事故はめったに発生しません。長時間労働によって肉体を酷使したり、ノルマによって精神的なプレッシャーを与えられることもなく、航海から帰れば長期休暇も与えられます。拘束される期間があることを気にしない人にとっては楽に儲けやすい仕事だと言えます。

なお、船乗りになるためには、中学卒業後に商船高等専門学校で勉強するか高校卒業後に東京海洋大学か神戸大学の専門学部を卒業する必要があります。中学生もしくは高校の時点で船乗りになることを決定しなければ外航船の船乗りになれません。

このように船乗りは、実は楽に儲けやすい職業の1つとして覚えておきましょう。

 2-6 地方公務員

公務員といってもその忙しさはピンキリです。霞が関の本庁の官僚は国会に合わせて深夜まで働く事もありますが、地方公務員などは基本的に定時で上がれるなど楽な勤務形態として知られています。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★☆☆☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★★★☆

そのうえ地方公務員は安定して稼ぐことができます。都会には公務員よりも平均年収の高い仕事はいくらでも存在しますが、地方では公務員の年収がその周辺の仕事で一番高いということはよくあります。さらに一部の忙しい部署を除けば残業もほとんどありません。ただ、田舎地方ほど、公務だけではなく地元の付き合いなどに駆り出されることも多くなります。

もちろん地方の財政がひっ迫している中で雇用がいつまでも安定している保障はありませんが、民間企業と比べればその職業安定性は比べものになりません。

平均以上の給料や職を失う不安がない公務員は、楽して儲かる職業の代表例といえるでしょう。

 2-7 薬剤師

資格系の仕事で稼げる職業として知られているのが薬剤師です。薬剤師は医者や看護師のように医療関係の専門職であり、主な仕事は薬の処方です。患者のために緊急手術をしたり、容態をチェックしたりする必要が無いので医療専門職の中でも比較的ストレスなく働くことができます。高給であるうえに潰しが効きやすく、時間の都合をつけやすいため、女性にも人気の職業です。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★★★★

収入

★★★★☆

やりがい

★★☆☆☆

オススメ度

★★★★☆

薬剤師になるためには、大学の薬学部に入学したうえで、6年間勉強して薬剤師国家試験に合格する必要があります。医者や弁護士と比較するとそれほど薬剤師になる難易度は高くありません。

独占業務を持っており、かつ新規参入が限られているため、比較的楽に稼ぎやすい仕事の代表格だと言えます。

このように、資格取得は楽な仕事への近道です。一般的にその資格を取得する難易度が高くなればなるほど参入障壁は高くなるため、稼ぎやすくなる傾向になります。

もちろん資格であれば何でも良いというわけではありません。例えば、簿記検定やファイナンシャルプランナーは独占業務が存在せず、無資格者でもこれらの資格取得者が行っている業務を実施できます。

一方で弁護士や医師が行っている業務は無資格者が勝手に行うことはできません。無免許での弁護士業務や医療業務は刑罰に対象にもなりえます。このようにその資格を取得している人しか行えない業務のことを独占業務と言います。

資格を取得するのならば独占業務があって、その独占業務を行える人の供給が不足している資格を狙うことが楽に儲けるための方法の一つです。

 2-8 プロ家庭教師

プロ家庭教師も儲かる仕事の1つです。アルバイトでも時給2,000円〜3,000円稼ぐことができるため人気の1つとなっています。ただアルバイト家庭教師の場合、時給は高いですが労働時間が短いため、トータルではそれほど大きな収入を稼げるわけではありません。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★☆☆☆☆

収入

★★☆☆☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★☆☆☆

しかし、一部のプロの家庭教師は時給1万円~2万円にも上ります。少ない拘束時間で高収入を獲得することができます。

年収1000万を超えるプロ家庭教師は東大や京大などの難関大学を卒業していることが多く、何人もの教え子を難関高校・難関大学に合格させた実績があるなど、その実力で収入が大きく左右されます。

さらに、顧客(生徒)は定期的に卒業していくため、常に新規案件を獲得できるような営業力も問われます。

 2-9 在宅ワーク

在宅ワークは、クラウドソーシングなどのサービスを使えば、時間の使い方は自由に決められるため、会社の就業時間に拘束されることも通勤の必要性もありません。フリーのライターやイラストレーターの多くは在宅で仕事をしています。現在はクラウドソーシングが普及したため、ネットの環境さえあればどこでもクライアントから業務委託案件を受注することができます。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★☆☆☆☆

収入

★★★☆☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★★☆☆

在宅ワーカーは仕事を請け負った分だけ稼ぎを増やすことができるため、やる気次第で収入は大きく変わります。

勤務形態について時短勤務制度などを導入する大手企業もありますが、例えば「子供が熱を出せば急きょ仕事を中止して保育園に迎えに行かなければならない」「子供が風邪をひいたので急きょ看病のために欠席したい」などという要望に対して、中小企業が柔軟に対応することは困難です。

在宅ワークはこのような小さな子を持つ主婦でも働きやすく、楽に稼ぐことができる仕事といえるでしょう。

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スキマ時間で稼げる副業18選と時間を有効活用するための工夫

 2-10 会社経営者

これまで得た経験や知識、アイデアを武器に経済的に成功を収めたい方は経営者が向いています。米経済誌フォーブスが公表している資産家ランキングでも上位を占めるのは会社経営者です。最も儲けられる確率の高い職業といえます。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★☆☆☆

収入

★★★☆☆

やりがい

★★★★★

オススメ度

★★★☆☆

正社員や非正規など雇用される労働者は、法律で労働時間が1日8時間週休2日などと定められており、原則労働以上の給料をもらうことはできません

一方、会社経営者は、会社の業績次第で年収は青天井です。出社して働く必要もありません。例えば、人手不足で大変なコンビニ業界でも、儲かってさえいれば店長やアルバイトに仕事を任せて自分は遊んでいても給料は発生します。

このように、勤め人が自分の働きに応じて給料が出るのに対して、経営者は会社の業績に応じて給料が出るので、働かなくても高収入ということもありえます。「とにかく稼ぎたい」「億を超える高所得者を目指したい」という方は経営者として、勝負するのが良いでしょう。

 2-11 投資家

投資家は知識さえあれば楽に、儲かる仕事です。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★☆☆☆☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★☆☆

オススメ度

★★★★★

株式投資の場合、短期的に売買を繰り返せば得をする可能性もありますが、損をする可能性があります。しかし、短期的な損得に関係なく、長期保有を前提に優良銘柄を保有すれば株の配当金や株主優待だけでも十分に利益を上げることができます。

上場企業の中でも優良企業だとされているTOPIXコア30に含まれている日産自動車の株式の配当利回りは5%程度です。単純に1億円分の株式を取得すれば、平均年収を上回る500万円程度の配当が期待できます。

もちろん株価が下がるリスクはありますが、下がった時期も含み損を覚悟して保有して、いずれ株価が上がって他の銘柄に投資をしたくなった時に株式を買いかえれば、損はしません。

また、近年は技術の発展によって投資が簡単になりつつあります。インターネット証券やFXサービスを使って株式や通貨を売買するのはもちろんのこと、クラウドファンディングで未公開株に投資をしたり、事業に融資をしたり、1口数万円からの不動産投資も可能になりました。

このような技術の発展にとって投資は身近になりつつあります。もちろん、投資で損をしないように勉強することは必要ですが、投資のポートフォリオを組んで一定の勝ちパターンに乗ると安定して不労所得が得られるのが投資家の特徴です。

 2-12 インフルエンサー(YouTuber、インスタグラマー)

インフルエンサーとはYouTuberやブロガー、インスタグラマーなどの発信力がある媒体を持った個人を指します。例えば、世界のトップYouTuberは年収15億円を軽く超えているとも言われています。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★☆☆☆☆

収入

★☆☆☆☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★☆☆☆

新しい職種はいつの時代も「仕事」として認められにくい傾向があります。今でこそIT企業やそこで働く社員は職業だと認められていますが、昔はきちんとした仕事なのかが議論されていました。

YouTuberが出始めた2010〜2012年頃も、「動画配信が職業と呼べるのか」と批判されていましたが、クラレ(株)が調査する「子どもが将来就きたい仕事」(2018年4月時点)では第15位に選ばれるなど、現在は憧れの職業として認知されています。インフルエンサーの持っている影響力やメディアの発信力、市場規模を考えるとビジネスとして十分に成立していると考えられます。

ただし、タレントなどと同様にインフルエンサーとして生計を立てて行けるのは一握りです。専門知識や人間的な魅力が突き抜けた人が、再生数やページビューが伸びないときも、コツコツと更新を続けてやっと収益を上げられるようになるのがインフルエンサーの世界です。

はじめからインフルエンサーを目指してなったというよりも、情報発信が好きで採算度外視でメディアを更新していたら結果としてそれが職業となったという人も多いのが業界の特徴です。自身が運営しているメディアにファンがついて情報発信力がつけば企業からの広告案件やWEB広告だけでも楽に稼げるようになります。

 2-13 ネットショップ経営

ネットショップ経営も稼げる仕事の1つです。ネットショップ自体を開設するのは簡単で、例えば「BASE」というアプリを使えば簡単に自分のネットショップを開設することができますし、amazonやヤフーオークションなど商品を販売する場は多く存在します。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★☆☆☆

収入

★★☆☆☆

やりがい

★★★★☆

オススメ度

★★★☆☆

特に近年は「せどり」という仕入れ・販売方法で楽に儲けている人がたくさん存在しています。せどりとは将来値段が上がりそうな商品を定価で購入して、amazonやヤフオクなどを使って高値で転売するビジネスのことで、主婦や学生の小遣い稼ぎにも用いられる手法です。

「転売で儲けるのは難しい」と考える人もいますが、実は色々なせどりに向いている商品が存在していて、せどりで儲けている人はそれぞれ独特の仕入れ・販売ノウハウを持っています。

もちろん、仕入れなどの初期費用は発生しますが、ITツールを駆使すれば個人でも参入して楽に儲けやすく、せどりをすれば商品の仕入れルートが無くても行えるのがネットショップ経営の特徴です。

こちらもあわせてお読みください。
副業で「せどり」をやるには?仕入れから販売まで解説

 2-14 コンサルタント

コンサルタントも儲かる職業の1つです。例えば、一般的な経営コンサルタントの場合、月1回のクライアントとの打ち合わせ+遠隔でのフォローだけで月額20~30万円のコンサルティングフィーを獲得できます。10社クライアントがいれば1社月額20万円としても年商は2400万円となります。

また、仕入れなどの売上原価も存在せず、販売管理費もほとんど掛からないため利益率が高く、ほぼ売上が利益となります。
 

 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★★☆☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★☆☆

オススメ度

★★☆☆☆

このようにコンサルタントは儲かる職業ですが、コンサルティングニーズが存在する分野で専門知識を保有していることが必要です。

例えば、ブライダル業界の企業専門の経営コンサルタントや飲食店のフランチャイズ化専門のコンサルタントのように高度な専門知識やノウハウ、経験を持っている必要があります。

もちろんクライアント探しは簡単ではないですが、既存顧客で業績を上げたり、成果を残せると紹介で定期的に見込み客が自動的に集まるようになります。

 2-15 保険営業

最後に紹介するのが保険営業です。保険営業と言えば、営業するのが大変だから稼げないのではないかと思われるかもしれませんが、一定の条件を満たせば楽に儲かる職業になります。

保険営業のメリットは報酬が高く継続的に収入が入ってくることです。契約を獲得した保険の種類や営業としてのポジションによってどの位の保険手数料が手に入るかは異なりますが、保険の契約期間に応じて毎月一定の保険手数料が営業に支払われます。一度クライアントに入り込むと中々保険の内容を見直すこともないので長期的な収益が期待できます。
 

 

5段階評価

就職・転職のしやすさ

★★★★☆

収入

★★★★☆

やりがい

★★★☆☆

オススメ度

★★★★☆

安定した顧客基盤が存在したり、既存の代理店の事業を引き継げたりする場合ははじめから安定した収益が期待できる職業です。保険代理店と言っても個人が家業として経営している保険代理店が多いので、今後後継者不足によって、代理店の統廃合が進むと考えられます。

代理店になって一定の成果を出せるまで営業を頑張れば、後は代理店の統廃合によって自然と案件が回って来て、楽に契約を引き継げる可能性が充分にあります。

3 楽に儲かる仕事を探す方法

儲かる仕事でも世間に認知されていない場合、探すのが大変です。報酬が高く、労働条件の良い職業を探すには次のような情報収集が欠かせません。

 3-1 BtoB企業に注目する

誰もが知っているBtoCの企業よりも、有名でもないBtoBの方が高収入となるケースは少なくありません。

例えば、ホワイト企業として名証2部(名古屋証券取引所)に上場している未来工業は、「残業禁止」「年間休日140日以上」「ノルマなし」「全員正社員雇用」などの優良条件でありながら、平均年収約650万円と高収入の企業です。このように楽に稼げる企業として真っ先に挙げられても良いはずの未来工業ですが、その知名度は決して高くないでしょう。

工事現場で使う電気やガス設備資材、給排水などを取り扱っている未来工業は上場しているものの、企業相手にサービスを行っているためメーカーなので、一般消費者が普段の生活でなかなか関わることがありません。テレビコマーシャルを流したり、店舗を設けたりしていません。

このように企業に対してサービスを提供していて知名度が低いBtoB企業で高収入な会社は多く存在しています。

労働条件も優良な有名BtoC企業も多いですが、一般消費者に合わせて店舗を開ける必要があるので、土日・祝日も働くことは珍しくありません。そのうえ理不尽なクレームにも対応しなければなりません。

これに対してBtoBでは企業同士の取引になるため土日を休みにしやすく、取引相手もほとんどがクライアント先なので理不尽なクレームが入りにくいなどのメリットがあります。

楽に儲ける場合、知名度のあるBtoC企業ではなく、知る人ぞ知るBtoB企業の求人を探してみましょう。

 3-2 会社の決算書・財務状態をチェックする

企業には、株式を公開している「上場企業」と、株式を上場していない「非上場会社」の2種類が存在します。

上場企業は投資家向けに決算短信などさまざまな経営情報を公開しているため、どのような経営状態かを分析することができます。一方、非上場会社の経営状態を知るのはなかなか困難です。

財務諸表を見て、きちんと利益を生み出せていない会社は今後待遇が悪化する可能性があり、1人あたりの人件費が同業他社よりも低い場合は稼げない仕事である可能性が高いといえます。

また企業によってはアニュアルレポートという形で有給休暇の取得率や育休からの復帰率、社員の離職率も公開している場合もあります。上場企業は楽に稼げそうかどうかを自分で分析することが可能です。

また、この場合、会社がバリュー(付加価値)を出しやすい経営状態になっている会社を探すことが大切です。

 3-1-1 バリュー(付加価値)を出しやすい経営状態とは

バリューとは何らかの成果=付加価値のことです。社員がバリューを出しやすい会社の条件は、一般的に大企業の方が年収は高く、事業規模が小さくなればなるほど社員の年収は低くなる傾向にあります。

これは、「大企業のほうが零細企業の社員よりも優秀なので年収が高くなる」という意味では必ずしもありません。大企業は資本力や知名度によってお客様を集めやすいので、中小・零細企業よりも社員がバリューを出しやすい環境があるからです。

逆に言えば、中小・零細企業であってもバリューが出しやすい環境さえあれば平均年収が高い企業は存在します。

 3-1-2 バリューを出しやすい職種につくこと

付加価値を生み出す職種に就労するのも重要です。職種には向き不向きがありますが、例えば、優秀なエンジニアだからと言って営業に配属しても営業として成果を残せるとは限りません。営業としていくら優秀だからといっても、会社で法務をこなせるわけではありません。その人の才能と経験によって、バリューを出せる職種と出しにくい職種が存在するのです。

もちろん、自分の才能や経験と合致した職種で働いた方がバリューは出しやすいので楽に稼ぐことができますし、いくら楽な仕事だと言われていても自分の才能と経験に合致した職種でないとバリューは出しにくいでしょう。

 3-3 転職エージェントを上手に活用する

上場企業はさまざまな経営データを公開しているので稼げるかどうかを判断しやすいですが、経営情報を公開していない非上場企業はこのような判断ができません。

分析する際は一定の手間と知識は必要になるので手っ取り早く楽に稼げる企業を探したいという方も多いと考えられます。

そこでおすすめなのが「転職エージェント」の利用です。転職エージェントとは、転職者の希望を聞いて転職先を紹介したり、内定をもらえるようにサポートしてくれるサービスのことを指します。人材を採用した企業側から報酬をもらうので、利用する際に基本的に求職者側には費用は発生しません。

転職エージェントを利用して転職先を探すことによって自分ひとりで転職活動をしていては巡り合えないような企業の求人情報を教えてもらえる可能性があり、普通に転職しては知り得ない企業の雰囲気や実際の待遇についても知ることができます。

 3-4 就職・転職のアンテナを常に張る

楽をして儲けられる求人はいつでも残っていません。条件の良い仕事は離職率が低いため、人が抜けたタイミングでしか求人を出しません。楽に儲けられる仕事に巡り会うためには、求人が発生するまで待って、長期戦を覚悟する必要があります。

転職を本格的に考えていない段階でもマメに求人情報をチェックするなどして、好条件の仕事を常に探すことが大切です。就職・転職に関する動きを把握する努力が求められます。

 3-5 「新卒」資格を存分に活用する

楽に儲けられる仕事に就ける可能性が一番高いのが、新卒で就職するタイミングです。日本は年功序列・終身雇用では無くなったと言われていますが、それでも大企業を中心に新卒信仰が根強く残っています。さらに大手企業で離職率が低い場合、欠員は新卒で補充するため、中途の募集をなかなかしません。

このような理由から楽に儲けられる企業に行く場合、新卒が最も優良企業に就職しやすいタイミングと言えます。

ただし、最近はビジネスのライフサイクルが短くなってきているので、新卒のときには誰もがうらやむ優良企業であったとしても40歳、50歳になったときまで優良企業であり続ける保証はありません。

例えば、日本の一昔前の銀行は、入行すれば生活は一生安泰と言われるほどの人気企業でしたが、経済情勢の変化により地方銀行は経営不振にあえいでいますし、メガバンクも大量の人員整理を行っています。40歳、50歳になったときに会社の業績が悪化して整理解雇された場合、再就職するには困難が伴うでしょう。

いずれにしても新卒資格を十分に活かせるタイミングで楽して稼げる職業に就くのがベストであることには変わりません。

 3-6 自分が評価される企業を探す

就職・転職する際に重要なポイントは「自分が評価される企業を探す」ことです。

自分のこれまでの経歴や保有しているスキルを分析した上でどのような企業にその価値を認められる可能性が高いのかを十分に検討して就職活動する必要があります。すなわち自己分析が大切です。

 3-7 長期的な戦略を練る

楽に儲けるようになるためには、「短期的な目標にするか」「長期的な目標にするか」で必要な知識・経験が異なります。

例えば、激務で知られる保険代理店の営業は、新規開拓当初こそ困難が伴い、割に合わないことも多いですが、一定以上新規の開拓が進めば紹介で新規の案件が充分に開拓できるようになります。さらに毎月保有している契約に応じて販売手数料が入ってくるため、他の仕事と比較しても安定して高収入を得ることができるようになります。

また、大学教授を目指すなら30歳前後、医者になるのならば20代中盤〜30歳くらいまで学生をすることになり、同期と比較すれば稼げませんが、資格取得後は他の職業以上に稼ぐことができます。

逆に、新卒で頑張って楽に儲けられる会社に就職したけれども、楽に働いてきたので解雇されても潰しが効かなくて生活になかなか再就職できずに生活に困窮するかもしれません。

楽に儲けるということは短期的な目標ではなく、長期的な目標として考えると良いでしょう。一時的には大変で儲けられない仕事でも、高収入につながる可能性を見込むことが大切です。長期的な視点で自身のキャリア形成について考えるようにしましょう。

 3-8 早めに目標を見つける

就職などの人生に関わる重要な選択は後回しにしたくなりますが、早めに目標を立てて行動に移すことが大切です。

例えば20代で最も稼げる職業の1つとして野球選手がありますが、野球選手を本気で思えば小学生のうちからチームに入って、中学、高校で強豪校に入って甲子園で実績を残してドラフト会議で指名されなければなりません。

つまり、普通の大卒のように20歳過ぎ位になってから進路を決めるのでは遅く、プロ野球選手になりたければ少なくとも中学生、小学生から真剣にプロを目指して練習に打ち込む必要があります。アイドルなどもそうでしょう。

自分がなりたい仕事につくためには、人生の選択肢を若いうちに絞り込む必要があります。医者になりたいと思って就職した後から大学の受験勉強をして6年間医学部に通って医師免許を取得するケースは稀です。このように人生の選択肢を早めに絞りこむことによってしか就職できない仕事が多数存在します。

特に高収入の仕事は、早めの選択が迫られる職種が多い傾向にあります。茫然とある日突然稼げる仕事に巡り合えないかと期待するのではなく、自分なりに「楽で稼げる仕事」を定義して、その仕事に就けるように早いうちから行動することが重要です。

 3-9 専門性を身につける

専門分野を身につけるのも、楽に稼ぐための近道です。

例えば一般事務職や経理のような職業は誰でもできるので、もし辞めても代わりは簡単に補充できます。

一方で、会社のシステムの保守・管理を一手に担っているエンジニアや、替えの効かない人気講師、などは新たな人材を補充するのが大変です。代わりの人が見つかっても引き継ぎ期間が短いと交代後にトラブルが発生するはずなので、会社は辞めないように引き留めるはずです。

会社が辞められると困る人材は待遇も良くなります。そのようになるためには特殊なスキルを身につけることが重要です。専門スキルは入社後でもつけることができるので、どのようなスキルを身につければ待遇が良くなるかを考えて、行動に移しましょう。

 3-10 リスクを許容する

楽をして儲けるためにはリスクを許容することも大切です。

例えば、治験のアルバイトは高報酬ですが、リスクが高いことでも知られます。実験中の薬を服用してじっとしていれば終わりますが、薬の副作用によって、身体にどのような影響は発生するかわかりません。

また、投資で儲ける場合も、リスクを見込むことが重要です。投資した金額よりもリターンが少ないことは当然あり、だからこそ分散投資や長期投資などのリスクを減らす投資法が注目されています。もちろん、インサイダー取引や相場操縦行為など違法なリスクを犯してまで楽に儲かる行為は許されません。

4 まとめ

楽に儲かる仕事として挙がっていた15種類の仕事を見ても分かるとおり、ただ従業員として収入を得るだけでは、「楽に儲ける」には限界があります。従業員は本質的には自分の時間を会社に販売して対価を貰っていて、給料は人材市場によって相対的に評価され年収には一定の相場があるからです。

楽に稼ごうと思えば、自分の時間に依存しないお金の稼ぎ方をする必要があります。投資家として株式や不動産に投資をして不労所得を得たり、独立して経営者になって人を雇って収益を生み出す側になっても良いでしょう。またその前段階として副業でお金を稼ぐのも良いかもしれません。

ビジネスのサイクルが短くなっている以上、1つの仕事、1つの収入源に頼るのではなく、空いている時間で、今はお金にならないけれどもいずれお金になりそうな自分のやりたい仕事をやってみるなど、仕事と収入源のポートフォリオをきちんと組みましょう。

働き方改革が推進されることによって、今後会社から給料を貰うだけではなく様々なお金の稼ぎ方ができるようになり、その人と努力と工夫次第で楽に儲けられるようになります。

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