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起業の理由、マインド、ネタやアイデア、タイミング、人脈づくりのヒント

ポイント
  1. 失敗を失敗と思わないマインド
  2. 常に周りに与え続ける事でそれは必ず返ってくる。
  3. 早めの行動こそ次に繋げられるポイントになる

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塚本>僕はfestivoという起業家のコミュニティをやっております。今日は、重松さん、山本さんにこれまでの起業の経験から現在の状況の自己紹介をして頂きたいとと思います。重松さんからお願いします。

重松>株式会社スペースマーケットの重松と申します。まず。私の経歴ですが、2000年にNTT東日本という大企業の会社に入社、NTT時代の同期の友人が、マラソン大会の写真を撮ってネットで販売をするという会社を経営しておりまして、30歳を機にそこにジョインしました。10数名でしたが、その会社で色々と新規事業などを立ち上げて、一昨年その友人の会社の株式会社フォトクリエイトは東証マザーズ上場しました。私もそれを見ていて、私にも何か出来るんじゃないかということで、2014年1月に株式会社スペースマーケットを創業しました。

山本>みなさん、こんにちは。ChatWork 代表取締役の山本です。チャットワークというサービスを提供していて、簡単に言うとスマホのLINEなどでグループを作って会話するようなサービスです。

起業の理由として理念や志はいらない

山本>よく起業するときに志など持って起業される方が多いですが、僕はなかなかピンと来ませんでした。

僕もそうでしたが、
最初の起業するときのモチベーションは、「稼ぎたい」「モテたい」でもいいと思います。
そういうモチベーションがダメだと思って綺麗な志を持ったりするのではなく、そのままのモチベーションで起業していいと思います。


ずっとそのモチベーションだと誰もついてこなくなるので気をつけないといけないですが、そのエネルギーをモチベーションにするのはいいと思います。

起業家にとって失敗の捉え方がとても大切

山本>失敗を失敗と思わずにチャレンジだと思ってやっています。シリコンバレーにチャレンジするのも普通に考えたらアホみたいな話で、やらない方が絶対得だと思いました。
僕も貯金がスキーの上級者コースぐらいの勢いで急降下してなくなりました。お金はかかるし、社長一人で突っ込んで何やってんの?という話ですよね。これが失敗と言えば失敗かもしれないです。

ビザの問題から税金など色々大変でした。アメリカは居住者扱いになるので、日本から資本金入れたら僕がアメリカの居住者として日本に会社を作ったことになって、日本からアメリカに資本金を入れたら利益を戻してるという風にアメリカの国税が捉えます。僕に40%税金が来ました。そんなこと知ってたらやってなかったです。でも、そんなこと知っていたからといって、やめなかったかもしれないです。

例えば日本からアメリカに1億円の資本金を僕がもらってなくても、アメリカ国内にお金が入った瞬間に4千万円の税金が僕個人にかかってきます。もう目の前真っ暗でした。
起業は辛いこと、恐怖、不安が日々起きるわけです。でもそれを怖がってたら、起業はしてないです。なので、どんどんやって失敗は改善して、やっていくかんじですね。

独立・開業のよくある失敗も合わせてお読みください。

塚本>そうですね。特徴的な言葉として、失敗を失敗だと思ってないよね、と思っている人は結構多いです。失敗は毎日やっていくものだから、それで毎日へこんでいたらやってらんなくなりますよね。起業したらそういう感じになることは多くて、失敗したわ~なんて言ってる場合はなくて、すぐにリカバリーを取らないといけません。なので、そんな感じなのかなと思います。

起業のネタやアイデアを確率高く見つける方法、タイミング

重松>今起業を検討される方がいて、僕も色んなところで言ってますが、手っ取り早く起業のネタやアイデアを見つけるならばこの以下の方法です。
Yコンビネータなどのアメリカのシードアクセラレーターが投資しているリストがあります。 100社とかデモ・デーに参加しているリストがあって、それはネットで検索すればすぐに出ます。それを1つ1つ見ていき共通している分野などを見つけるのです。

当時、共通しているのはシェアリングエコノミーでした。AirbnbもUberも当時は今ほど騒がれていませんでした。
2012年ぐらいにShareという本が、日本でも翻訳で出ましたが、あれを機にシェアリングサービスが認識され始めました。

ルールが変わるタイミングがビジネスをやるタイミングです。ただ、それを予見して始めないといけないわけで、今始めても遅いです。もっと早いタイミングで、次に来るのは何かというのを考えながら、ビジネスやられるといいと思います。多分シェアリングエコノミー以外にも、そういったのはたくさんあると思います。起業に最適なのは何かのルールが変わるタイミングとかですね。

起業家の良い人脈のつくり方

徹底的にエッジの効いた人と付き合う

重松>高校、大学時代の頃から、とにかくエッジの効いた人と友達になることを心がけていました。当時おもしろいなと思っていた人が、現在経営者になっている人が多いです。
NTTにいたときは、17時半に仕事が終わっていたので、体力が有り余っていました。なので、ぶっちゃけ毎日のように合コンをしてました(笑)多分年間100回以上合コンしてました(笑)

僕の友達で、最近起業した人がいますが、年間500回以上合コンしていたらしいです(笑)1年間は365日なんで、数合わないですよね(笑)
同じ店で、時間をちょっとずつズラしながら3回合コンをしたりとか、そのレベルでやってました。
合コンでは、面白い人をとりあえず集めてやると、性格が見えてきます。この人はちゃんと連携プレイがとれる人だなとか、この人は金にセコイなとか、この人は女の子のこと優先する人だなとか、見えてきます。

何かを持つために、自分が努力する必要がある

あとは、交流会も大事にしています。ただ、とりあえず出ればいいというわけでなく、やっぱり自分に何かがないといけないので、その何かを作るべきだと思います。それが、勉強でもいいですし、プライベートの活動でもいいですし、濃い趣味でもいいです。

何かしらそういうのを持って当たっていき、この人は何をやっている○○さんだなとか分かってもらえるのでいいと思います。
フェイスブックみたいないいツールもあるので、あとはどんどん発信していくことです。

みなさんに役に立つ情報を発信していくことが大事だと思いです。何を食べたとか、誰と会食したとか、そういうしょうもないような話ではなくて、役に立つ情報を書くと読んでくれているファンが増えていきます。非常に仕事もやりやすくなるし、向こうから美味しい話や仕事の話が入ってきます。なので、フェイスブックなどで、ファンづくり、仲間づくり、仲間をキープしていく温度感、それを意識してされるといいと思います。あとは、初対面の方に対してですが、自分に何か持っていないとダメですよね。なので、何かを持つために、自分が努力する必要があると思います。
成功する起業家・社長の特徴も合わせてお読みください。

自分にしかできないものをつくるべき

山本>人脈作りについてですが、僕は出不精であんまり人が好きではないというかんじです。本当に必要な人と必要なことだけするぐらいの感じで付き合うようにしています。なので、あまり外に出ていくことはありません。ただ、それだと、必要なときに必要な人に会えなかったり、繋がれなかったりすることがあります。

繋がるために意識しているわけではありませんが、僕の場合は、僕しかないものや、これは誰にも負けないみたいなもの、もしくはノウハウや経験が多くあります。
最近はシリコンバレーネタが多いですが、本書きましたとか、アマゾンで1位なりましたとか、そういう分かりやすいものが多いです。

僕は、出来ないことをやろうというのが、小さいころからありました。
みんなが諦めたことにめっちゃ燃えて、そしたらすごい目立ちますよね。僕は、自分から行くのではなく、来てもらうのが好きなんですよね。

徹底的に情報を与えるべし

山本>とはいえ、

待っているだけではダメです。
Give & TakeのGiveをしないとダメだと思います。
それもGive Give Giveし続けます。
そうすると勝手に回ってTakeになります。


松下幸之助さんの言葉で、たらいの法則というのがあります。たらいに入った水を手で自分のほうにかくと、水はたらいを伝って外側に逃げていってしまい、逆に、水を前に押し出すようにかくと同じようにたらいを伝って自分の方に返ってくる、ということからこう呼ばれています。

僕はこの考え方がすごい好きです。
けれど、お金や時間をあげると、どんどん減って貧しくなってしまうので、あげても減らないものをあげるようにしています。

それは情報です。

僕は、「こんなこと見つけた!」ということをシェアしないで自分の技術にしたら儲かるのにと言われることもよくありますが、僕はシェアします。
そしたら、その情報をヒントにビジネスが成功しましたみたいなコメントが来て、僕は情報をシェアしただけなんですけど、客観的にすごい感謝をされます。
逆に僕が、「困ってます!」みたいなことをフェイスブックに投稿したら協力者の方がたくさん現れます。

学生なのですが、起業するか資格取得、就職で迷っています

質問者>今、大学2回生で、看護学科に通っています。やりたい夢が見つかりましたが、自分の学科とは違います。なので、学部学科を変えるか、とりあえず看護師の国家試験を受けて資格を取るかで、まず悩んでいます。それから、こういうイベントに参加して、次に企業に就職をするのか、今から起業をしていくのか、どうしたらいいかお二人の意見を教えてください。

重松>学生時代やっておいたいいことは、何でもいいので自分の力で稼ぐことを早いタイミングでやったほうがいいと思います。
僕の学生時代は、当時インターネットの初期のときでしたがリクルートがしていたジャバーグというのがありました。それは、C to Cのサービスでメルカリの先駆けのようなもので、掲示板みたいなところで売買をするサービスでした。僕はそこで色んなものを売っていました。例えば、家の近くのゴミ捨て場に洗濯機が捨ててあって、まだ使えると思って磨いて掲示板に出品してみたら、5000円で喜んで買ってくれました。僕の隣に住んでた人が、やたら商才があって、当時コジマ電機などの安売り電気屋が全国にあまりなかったので、1万円の電子レンジを10台買って、ジャグールで売ってみました。そしたら案の定めちゃくちゃ売れて、儲けてました。

あとは、学生がパーティーイベントをよくやっていましたが、額面4000円とか書いてあるパーティー券を安く仕入れて、ジャグールで売ると社会人に飛ぶように売れました。そういう風に色んな戦略を考えたり、セールストークや文言を考えたりしていくと、自分の能力がだんだん蓄積していくんですよ。なので、今であれば僕は、メルカリを死ぬほどやったほうがいいと思います。ぶっちゃっけメルカリって何でも売れます。メルカリでどれだけ稼げるかというのをやってみて、商売の感覚を掴んでいって、そのままイケるんだったら商売をやってみてもいいと思います。

塚本>山本さんだったらどうしますか?資格に向けてトライする学校にいるけれども、起業に関するカフェへの思いがあって、というとき、山本さんはどう思いますか?

山本>大学生の間はトライの期間で、起業など色んなことをすることが出来ます。色んなことしても、最悪留年してしまえばいいとも思います。なので、迷うことは何もないと思います。大学院に行く方法もあります。僕の知り合いでも、起業するために、大学院に行くという人がいました。 塚本>山本さんの意見としては、学生というブランドがあって人にも会いやすく、時間もあるから、そのまんまやっちゃっていいんじゃない?っていうかんじですかね?

山本>はい、思いっきりやっちゃっていいと思います!

起業の醍醐味や起業の心構え

重松>私は37歳という遅い起業ですが、心底起業してよかったなと思っています。自分がぼんやり思っていたことを形にできる面白さだったり、自分だけでなく色んな人の力を借りて実現していき、それで世の中がどんどんいい方向に変わっていく、これは起業家の醍醐味だと思っています。みんなが応援してくれて、本当に環境が良くなりました。

もしかしたら今後震災とかまたあるかもしれませんが、不可逆なのでもう戻らないし大きな流れは止まらないと思います。なので、起業を考えているなら早くしてほしいと思います。
もしくは、他の企業に勤めながら、スタートアップを手伝ってみることもいいと思います。そういうところから始められるといいと思います。

山本>起業したい方や、起業されてる方で、もしシリコンバレーに行ったことがない方がいらっしゃったら、是非2週間ぐらい体験されることをおすすめしたいなと思います。
シリコンバレーは本当に熱量がすごいです。世界を変えること、起業することしか、やったらいけないみたいな熱量さえ感じます。日本であれば、僕も昔は、ベンチャーってよく分からないし中小企業は大企業の下請けでしょ、みたいに思っていました。シリコンバレーの、アントレプレナーで起業できない人が大企業に行くという感覚が非常に面白いと思います。シリコンバレーに来たら、考え方が絶対変わると思います。

塚本>今日のをまとめると、早めにパワフルにガンガン行動して、失敗は失敗じゃないから、どんどん前に行きましょう!みたいなかんじですね。
あとは、視座を高めるために行きたい場所へ飛び込めよ!ということですね。準備はしなくていい!シリコンバレーに興味があるなら行ってみるみたいなかんじですね。そして、楽しめ!ということですね。

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