成功する社長、起業家の特徴を10個徹底伝授

ポイント
  1. 成功する社長になるためのポイントを10個解説
  2. この10点を意識して行動することで、信用される社長、会社になれる
  3. 相手を喜ばせるために、すべての行動がある。スピード、コミュニケーション、サービスなど全てにおいて意識する。

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9、戦略・行動・改善の優先順位を理解し実践する

頭でっかちな社長はダメです。失敗します。社長の仕事は理屈をこねることではないからです。実際の形をつくり、今の世の中で提供されていない価値を提供することにあります。

成功する社長は必ず実行という行動が伴っている

 多くの起業希望者に会うと愕然とすることがあります。 それは理屈家が多い。 それっぽい雰囲気の知識をひけらかす。とにかく一歩を踏み出し、一歩ずつ歩みをどんどん進めていくべきです。

起業をうまくいかせるために、勉強をする人がいます。 それもよくないと思います。起業の成功が、知識の有無で決まるのなら、皆、勉強をします。 頭のいい人は皆、うまくいくことになります。でも、起業の成功、失敗は、頭の良さでは決まりません。 知識の有無では決まりません。

起業の成功要因の1つは、やってみて、諦めないで継続し続けること

 あなたが小さい頃、サッカーをはじめようとします。 そのときに、サッカーがうまくなるために、まずは一年かけて、入門書から読み始めて、最後は○○理論的なものまで勉強してからサッカーをスタートしますか?。

世界で一番のサッカー選手である、メッシの本や映像を1年間見続けて、 いざ、グラウンドに出て、まずは、リフティングをやろうと思ったとしても、残念ながら3,4回しかできないと思います。サッカーが一番うまくなる方法は、確実にボールを蹴りはじめること。起業だって同じです。 起業についての本を1,000冊読むより、半年間、死ぬ気になって、商品をつくったり、売ることをしたほうが、よっぽど役に立つと思います。(やった後で、本を読んでみてください。見える景色が全く変わります。僕の本も、是非、何度も読み直してみてください。)

超一流の改善力、一流の行動力、二流の戦略

先人たちの知恵を、自分の経営に生かすことは大切です。 (インプットの重要性については既に書いた通りです。ここでは、インプットを否定しているように思われたかもしれませんが、そうではありません。行動することを強調するために、行動前提のインプットでなければいけないという意味です。)確実に参考になることも多々あります。

行動をしてみると、失敗したり、何かしらの気づきを得ます。 この経験がものすごく大切なのです。この失敗や気づきを、次に生かすことがとても重要なのです。 つまり改善していくということ。 やりっ放しでは全く意味がありません。

やったことに対して、評価をし、もっとうまくやるためには?と考え、 次回はやり方を変えてみる。この改善があなたの会社やサービスをどんどん強くしていくのです。 改善をするためには、行動をしなくてはいけません。よい改善をするために、インプットをする。 つまり、超一流の改善力、一流の行動力、二流の戦略でよいのだと僕は思っています。行動していき、改善していく。そうすると、結果、理屈ができあがっている。 理屈からスタートする頭でっかちにはならないように。

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戦略よりも実行力重視の起業家になろう

10、コミュニケーション力を徹底的に磨く

コミュニケーションの定義はとても難しいですが、わかりやすくいえば、「相手目線」 「スピード」 「正確さ」 につきると思います。

常に相手の立場から自分を見ることができるか

常に相手のことをベースに置いたコミュニケーションをしていくことが大切だと思います。

意外と驚くことに、自分本位のコミュニケーションを取る人が多いということです。自分本位のコミュニケーションとは、相手の役に立たない話をしたり、あなたの方が話す時間が圧倒的に長かったり、相手がどのように思っているのかという感情の変化をみないで、何かいつの間にか、プレゼンのような形になっているケースです。

こういうコミュニケーションをされると、受け手側は、最悪の気持ちになります。 しかし、意外や意外というか、こういう社長が多いのです。あなたがすべきコミュニケーションは、相手に役に立つ話をするということです。

原則的に考えておいてほしいのは、人は、あなたの話には興味がないということです。興味を何故持ってもらえるのかといえば、

まずは信頼関係の構築ができるか

1、信頼関係(この人は嘘をつかない、自分の利益をいつも考えてくれているなど) 恋愛関係と同じで、出会ったばっかで、いきなり好きだとか、結婚しようと言われても普通は絶対に判断できないですよね。でもビジネスの世界のコミュニケーションでは、こういうことが往々に展開されています。あなたの商品の説明をプレゼンする前に、あなたのことを信頼してもらうことを、最初のコミュニケーションの目的にすべきです。

相手の役に立とうとしている社長

2、この人は自分にとって役に立つ話をしてくれる いつもテーマとして心がけてほしいことが、相手にとって知らないことで、でも、相手の役に立つ話をできるように情報収集を心がけるということです。相手の知っていることを話してもそこに価値はありません。

あなたは、相手にとって価値のある話ができるようになりましょう。そのためには、あなたの得意な分野についての情報収集や、お客様のことを徹底的に考えて、
こういうことを教えてあげたら喜ぶのでは?というお客様本位の気持ちが必要になります。

パレートの法則を知っている聴き上手な社長

パレートの法則という偉大な法則があります。この法則は2:8の法則とも言われます。 いろいろなことは2:8で分けられるということです。たとえば、会社の売上の8割は、実は、上位2割のお客様から成り立っていると言われます。

できる営業マンとお客様との会話の比率をパレートに当てはめると、できる営業マンは、 お客様に8割話させ、自分は2割話します。 できない営業マンというのは、自分が8割の時間話をし、お客様には2割しか話をさせません。そのため、お客様にいかに気持ちよく話をさせてあげるか?ということを是非心がけてください。 の3点につきます。

スピードの速さが成功と失敗の差

コミュニケ―ションにおけるスピードというのはとても大切です。これはビジネスリソースの中で、時間が一番大切なリソースだということと同じです。相談の連絡をしても、 返信があるのが1日後や2日後の方と、 1時間後の方だったら、 確実に1時間のほうが価値があります。

僕のまわりの経営者は、忙しい人ほど、スピードが早いです。アポの段取り、仕事までの発展、書連絡への返信速度など。
ここは是非是非見習ってみてください。僕は単純にスピードが早いというだけで、何回も選ばれ、取引に発展してきました。

正確さを大切にすることができるか


スピードとは一見矛盾する要素です。しかし、やはりスピードは早いけど、雑だったり、内容がいけてないとなると簡単にお客様の信頼を失ってしまいます

僕も創業当初にすごくこの点で反省があります。誤字脱字、表現の仕方、直接会っている場合とオフライン(文字ベース)でのコミュニケーションの違いなどでトラブルを招いてしまいました。

今の時代は文字ベースのやり取りも相当に増えているので、文字ベースのコミュニケーションで失敗している人も多数います。そのようなつもりで言っているのではないにしても、受け手からすると、勘違いして受け止めてしまうこともあります。

是非、内容については、間違い、齟齬がなく、相手に正確に伝わるようにしましょう。文字ベースのやり取りでは、確実に限界がありますので、使い分けも意識をしてください。

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