嫁ブロックで起業ができない?嫁ブロックの対策とうまくいく起業の仕方

ポイント
  1. 嫁ブロックで起業を断念する起業希望者がいる?
  2. 嫁ブロックを回避して起業する方法

目次 [非表示]

結婚している男性が起業時にぶつかる嫁ブロックとは

嫁ブロックとは、結婚している男性が奥さんに転職や独立を反対、阻止(ブロック)されることをいいます。
いざ起業しようと思っても、結婚している人の場合には、家族の同意や賛成が欠かせません。

ただ、現実的に男性は比較的、思いつきなどで起業しようと思ってしまいますが、
女性、特に、奥さんは、家族の生活を安定させることや、維持させる、最低限の生活をしていくために、現実的に考えないといけません。
この男性と女性のギャップをどう埋めるべきなのか?を書いてみようと思います。

妻や奥さんが何故、夫の起業に反対するのか?

妻や奥さんが一番起業に反対する理由としては、やはりお金の問題があります。 お金というのは、サラリーマンであれば、決まった日に、決まった金額を間違いなくもらえるわけですよね。
決まった金額が決まった日にもらえるわけなので、妻や奥さんサイドからすると色々な計画が立てやすくなりますよね。
これを安定といえば、サラリーマンというのはある意味、とてもお金の意味で安定しているわけです。

これに対して、起業といえば、一般的にはそもそもとても縁遠いものですし、起業は失敗、リスク、うまくいかないのでは?というイメージがとてもあると思います。
奥さん、妻でいえば、とにかく安定を崩されたくないでしょう。
そのため、お金の面でやっていくことができるのか?という不安が出てきます。ある意味、家族の役割分担でいえば、当たり前の反応かと思います。

一番の反対する理由は、安定していた生活が、壊れてしまうこと、将来の先行きが見えにくくなってしまうことが原因なわけです。
奥さんからすると、いきなり起業したいということを旦那から聞けば、 青天の霹靂ですよね。
どんなに自信があっても、うまくいくと思っていても、それを奥さんや妻に理解していただくことはそもそも困難なことかなと思います。

結果として、理解をされなすぎたりすると、離婚という結果になってしまうこともあります。
男性サイドからすると一度やりたいと決めてしまうと、どうしてもやりたいと思ってしまい、理解をされないことにとても苛立つこともあると思います。
この部分での感情的な対立で折り合えないと、最悪、家族仲が壊れてしまうわけです。

起業や独立開業で失敗するパターンについてもお話しているので、こちらもご確認ください。
起業・独立・開業で失敗するパターン62選【起業支援の専門家が指摘!】

起業を考えたときに嫁ブロックに対して有効な対策とは

・結婚する前やできる限り前もっと可能性を伝えておくこと

一番よいのは、予見可能性を示すことです。
どういうことかというと、結婚する前に 「自分は〇年後あたりに起業をする可能性がある」ということを伝えておくことだと思います。
また結婚した後で起業をしたいと思った場合も、早いタイミングで奥さんや妻に起業をいつかしたいということを言い始めることが大切だと思います。
そうすると予見可能性になるので、いつかそういう可能性があるんだろうなと奥さんに予見させることができるわけです。

・副業や複業的にはじめてみること

かなり現実的なアプローチだと思います。いきなり100か0という関係でなく、徐々にやっていくことは、奥さんの立場的にはとても現実的なアプローチかなと思います。
お金の安定性が特に奥さんの嫁ブロックポイントだと思います。その不安を現実的に取り除くためには、やはり実際にお金を稼ぐことができているという現実がとても大切なんだと思います。
起業したい男性サイドとしても、実際のリスクヘッジとして、小さくはじめてみるということが大切です。それが副業や複業だったりするのです。

小さくはじめてみて、そこでどこまで通用するのか、本当に厳しい現実に直面したときに、自分がどう思うのか?ということも体感できます。意外とやってみて、全然違うということを瞬時に感じたり、起業に向かないなということですぐにやめてしまう場合もあります。それはそれでとても良いと思います。人生は色々な選択肢がありますので。起業は向く人、向かない人がやはりあると思いますので。

最新の起業や副業方法についてもまとめていますので、ご覧ください。
2018年12月更新/新しい起業の方法や種類登場。副業~会社を買って起業

・起業してダメだったらここでやめるというルールを明確にしておくこと

これは奥さんや妻にとっても、どうなったら、どうするのか?ということでリスクをしっかりと見える化しておくことができると、少し奥さんや妻も安心できます。
今全然使ってもよいお金として200万円あるとして、このお金がなくなったらやめるとか、2年で結果が出なかったらやめるなどということを明確にしておき、
奥さんや妻と共有をして約束しておくことができるととてもよいと思います。

・かかるお金やリスクを客観的に見える化しておく

上で書いた、起業や事業をやめることをルール化しておくことと近いです。
何に実際どのくらいお金がかかるのか、最大で考えられるリスクとしては、こういうものがあるということを抽象的にしておかないで、かなり具体化するということが大切だと思います。
多くの場合には、具体的なリスクをわかっていないで、何となくの恐怖やリスクで物事を話しているケースがあります。
実際に、リスクを特定してみると、想像していたよりも、リスクでないことに気が付いたりします。
うまくやっている起業家の特徴でもありますが、何でも抽象的にしないで具体化することが大切です。具体化することで、みえていなかったものが見えてきます。

起業を具体化する方法として事業計画書を作成することをおススメします。事業計画書をつくることで、一気に起業や事業が具体化します。
事業計画書の有無で、奥さんの印象も大きく変わるでしょう。こんなに起業に対して思いを持っているんだ、準備をしているんだと思われるからです。
初めて事業計画書を作成する方のために事業計画書のつくり方をまとめましたので、合わせてお読みください。

・起業をして現実的に得ることができるメリットを示す

起業をして得ることができるメリットも多くあります。お金が実際に増えるかどうか?ということはやってみなければわかりません。
ただ現実的に実際に得ることができるメリットもたくさんあります。今までよりも時間が増えることや、自分で時間をコントロールできるようにもなるのでうまくやることができれば、生活が充実することもあります。 また、自分の本当にやりたいことをやることができるという意味では、とてもワクワクした日々がはじまり、その結果、家族の関係が良くなるケースもあります。

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