1人で起業することのメリットとデメリット
- 1人で起業することのメリットについて
- 1人で起業することのデメリットについて
- 1人で起業することのメリット・デメリットについてのまとめ
起業をしようと思った時に何人で起業をすることが良いのかについていろいろな考えやメリットやデメリットがあります。
このページでは1人で起業することのメリットやデメリットについて考えていきます。
いざ起業した後にお金としてかかってくる大きなものの1つに人件費があります。
自分以外の仲間と一緒に起業した場合には、基本的には事業をやっている人の数に応じて給与を支払わないといけません。
そのため人数が多いことによって、たくさんの給与を払わないといけなくなってしまいます。
人数がいればいるだけお金が必要になってしまうので当たり前なのですがその分たくさんの売り上げを稼がないといけなくなってしまいます。
ですから1人で起業した場合には、自分1人の給与を稼ぐことができればまずは良いと言うことになります。
お金が基本的にはかかりません。
また1人で起業した場合には、特にオフィスなどを借りる必要もないと思います。
複数名で起業をした場合には、起業したメンバーが集まる場所等が必要になります。
働く場所を始め、1人の時と比べるとお金がかかってしまいます。
経費について詳しく知りたい方はこちらから
個人事業主と法人の経費の取り扱いや範囲の違い
1人で起業した場合には、すべて自分で決定をすることができます。
実際に物事を進めていくスピードを始め、これをすべきかあれをすべきかと言う意思決定をスピード感を持って出来ます。
事業においてスピードと言うものは極めて大切な成功するための要素と言えます。
そのためスピードを早く担保することができる1人で起業と言う形は、とてもメリットがあるといえます。
1人で起業をした場合には当たり前ですが、自分しかいないためすぐに自分の判断で事業を止めることができます。
ある意味自分1人だと言う事はとても身軽です。
失敗した時のリスクと言う観点においても、ダメージが少ない形で事業を止めることができます。
1人で起業した場合には全て自分で仕事を進めないといけません。
そのため誰かの指示を待つことはありません。
そのため自分のペースで仕事をすることができます。
もちろん事業内容によりますが働く時間を何時に起きるか何時に仕事を終えるかいつ休むのかといったことも全て自分の判断や自分のポリシーや自分の求めている働き方を体現しやすいのが1人で起業することの良いことだと思います。
一度思いついたアイディアであっても、最初に考えたアイディアを捨てて新しいアイディアを実現することも出来ます。
柔軟に物事を考えられる起業家であった場合には、自分の感性や自分の判断で物事を変えることができるということも事業を成功させるためにはとても大切なポイントだと思います。
1人で起業をした場合にはこれらの事業を成功させるに当たって必要になってくる要素を自分の判断で変えることができると言うことがメリットだと思います。
1人で起業をすると当たり前ですが新しくアイディアを出そうと思った場合に、アイディアの幅が狭く、同じようなものになってしまいがちになります。
またアイディアを生み出すことを得意としている人であればまだ良いですが、アイディアを生み出すことが苦手な人の場合にはとても不利な状況になってしまいます。
アイデアの考え方はこちらからご覧ください。
起業アイデアの考え方と見つけ方。0円で成功する起業を目指そう!
起業家であるあなたは何か特定の分野や特定の仕事に関して、他の人よりも秀でたものを持っていることだと思います。
そのためその秀でたことで起業をしたいと思っているかもしれません。
しかし実際には自分の好きなこと以上に起業したことによって絶対にしなくてはいけないことが山のようにあります。
個人事業主であろうが会社の形であろうが経理業務を始め法律的な手続きや請求書をお客さんに出したり、契約書を管理したりと言うような書類の管理等も必要です。
もちろん最近はオンラインの秘書サービスだったりリモートのサービスを使うことによってだいぶ楽になっています。
1人で起業したことによるデメリットとして、良い時も悪い時も1人しかいない点です。
そのため悪いことが起きたときには全てが自分の責任になるわけなので自分が24時間365日対応をしないといけません。
全てはあなたの責任です。
また会社や事業と言うものはお客さんをずっと喜ばし続けないといけません。
そのためゴールがありません。
24時間365日、自分の商品やサービスをもっと良くしようと言う事を考え続けないといけません。
そのためなかなか立ち止まってゆっくりと休むことができません。
うまくいかないことや辛いことがあったとしても自分1人で起業をした場合には、その悩みが付きまといます。
その悩み、苦悩、辛さなどを共有できる仲間がいません。
1人で起業をするメリットと反対になりますが1人で起業する場合にはとても気軽で身軽なところがありますが、1人で起業するデメリットとしては辛いことや苦しいことをひとりで乗り越えないといけないと言うものがやはり大きくあります。
1人で起業をする事によって、アイディアの幅が限定されてしまったり大きなインパクトを始め成功する商品やサービスを作ろうと思うといろいろな力が必要になります。
起業家1人でいろいろな役割をしないといけないわけですが、それでいてもどんなに優れた起業家であったとしても1人では大きな商品やサービス・大きな社会的なインパクトを出す事はなかなかできません。
また1人が故に物事の積み上げやスピードがとても遅く、事業がなかなか形にならないことあります。
大きな事業をやりたい
大きな問題を解決したい
大きな社会的インパクトを出したい
と思っている起業家の方は、1人で起業したとしても実現はしにくい状況だと思います。
起業家であるあなたが1人で起業した場合、もしも大きな病気や怪我をしてしまったときに物理的に会社や事業を止めざるをえなくなってしまいます。
1人でやっているが故にとても忙しく、たくさんの仕事をしないといけないくなるわけなのでマルチタスクが求められます。
マルチタスクが実際にできる人はとても少なく、マルチタスクができない起業家がたくさんの中で本来得意としない仕事をやらないといけないと言うストレスによって精神を壊してしまい再起不能になってしまう起業家もたくさんいます。
1人で起業することのメリットとしては、
身軽であることや手軽であること
自分の意思決定でスピード感を持って自分の思うように事業を進めることができるということがメリットです。
1人で起業することのデメリットとしては
全てが自分の責任の中で自分1人しかいないため、事業の幅や事業の展開に物理的な限界がすぐに出てしまうことやあなたしかいないことになります。
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