起業家とはいったい何者なのか。起業家精神やスキルについて
- 起業家とは一体何者なのか
- 起業家の目的とは?
- 起業家精神や特徴や起業家のスキル
あなたは起業家と言う言葉を聞いてどのような人やイメージを想い浮かべますか?
ここ2・3年で起業家と言う言葉を聞く機会がとても増えていると思います。
女性の起業家や主婦の起業家や外国人起業家、大学生起業家、高校生起業家、シニア起業家など、とても多岐にわたる起業家が生まれてきています。
このページでは起業家とは一体どのような人なのか起業家と言われる人の特徴やスキルについて説明をしていきたいと思います。
起業家とは自ら事業を起こす人のことを言います。
通常ベンチャー企業を指す場合が多いです。
起業の種類や仕方としてベンチャー企業やスタートアップ企業その他としてスモールビジネスでの起業などがあります。
狭い意味で言うとベンチャー企業を起こす人のことを起業家と呼ぶことがあります。
現実的には事業を起こす人のことを全般を起業家と呼んでいます。
起業家のことを英語ではアントレプレナーと言うふうに呼んでいます。
アントレプレナーはイノベーションを生む存在だと言われています。
ですから起業家のことをアントレプレナーと呼ぶこともありますし、イノベーターと呼ぶこともあります。
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別の観点で起業を説明すると、起業家とは自分でルールを作る人を呼びます。
起業家が自分の事業の中で勝ち抜いていくためには、独自の価値や独自の商品力のようなものを持たなくてはいけません。
独自の価値や商品力を持つためには誰かが作ったルールの中で戦うのか、自らルールを定めるのかによって作りやすさが変わっていきます。
誰かが作ったルールの中で戦うとしても、その中で創意工夫が必要になっています。
この創意工夫を頭に生み出し続けるためにも一定のオリジナルなルールを自らが作ることがポイントになってきます。
起業家というのは自分なりのルールを新しく作る人だと言えると思います。
起業家は常に新しいものを生み出す存在であるため新しいやり方を考えるため既存の決まりや法律とぶつかってきてしまう部分が多くあります。
そのためには、新しくルールを作り直す必要があります。
具体的な法律ではないですが、実際の業界の中で起業家が作る商品やサービスが力を持てば持つほど、実質的にそれがルールに変わると言うこともあります。
例えばMicrosoftが開発したオフィスのシリーズを多くの人が使っています。
それは法律でオフィスシリーズを使うことが義務付けられているわけではありません。
すばらしいイノベーションによってたくさんのユーザーを獲得したことによって、実質的にそれが当たり前のルールとなっています。
起業家のことをよく0から1を作るとか何もないところから新しいものを生み出すと言われることがあります。
ここまでご説明してきている通り0から1を作ると言う事は新しいルールのことであったり、新しいやり方を通じて今までなかった商品やサービスを作ることです。
今まで困難だとされていて、誰も解決しようと思ってこなかった課題や問題をピックアップすることや技術的な進歩や発展によって今まででは問題解決できなかった分野に対して全く新しい方法を用いて新しいルールを作っています。
起業について詳しく知りたい人は下記もご覧ください。
2019年1月更新/新しい起業の方法や種類登場。副業~会社を買って起業
起業家の存在している目的とはなんでしょうか?
起業家が存在する目的というのは、お客さんを喜ばすことにしかありません。
これは全世界すべての会社や事業に共通した目的であり、起業家と言うのはお客さんを喜ばすためにどうするかということをいつも考える存在だといえます。
起業家の目的ともいえますし、そもそもの企業の目的と言うのも自分に目的がある人もいます。
社会的な課題や誰かの問題を解決して喜ばしてあげたいと言う問題の設定の仕方もあると思います。
いずれにしても持続的に成長し続ける起業家としては、やはり目的が自分ではなくお客さんを喜ばすと言うことにフォーカスをしている起業家がとてもうまくいっています。
ここでは実際の起業家になった人の統計情報についていくつかの観点でご紹介をしたいと思います。
参考:日本政策金融公庫の起業と起業意識に関する調査より
起業家の男女比についてですが、実際に起業をした男性と女性の割合で言うと起業した男性は76%・女性は24%となっています。
また起業に関心がある割合で言うと、男性が61.7%・女性が38.3%となっています。
起業に全く関心がない無関心層の割合で言うと、男性が40.8%・女性が59.2%となっています。
起業家の年齢についてですが、実際に起業をした人の年齢の割合で言うと29歳以下の起業家が16.1%・30歳代の起業家が25%・40歳代の起業家が22.7%・50歳代の起業家が21.6%・60歳代の起業家が14.6%と言う割合になっています。
勤務した企業の数ですが
1社に勤めた事がある割合が24.4%
2社務めた割合が20.2%
3から4社務めた割合が29.7%
5社以上に勤めた後で起業をした割合が22.4%となっています。
勤務先の従業員の規模ですが
19人以下の会社で勤務をしていた起業家の割合が41.8%
20人から299人以下の会社で勤務をしていた起業家の割合が27.7%
300人以上の会社に勤務をしていた起業家の割合が27.6%となっています。
起業家というのは法律的に明確な定めがあるわけではもちろんありません。
実質的に個人事業主や会社設立をして、実際に新しく事業を立ち上げる人のことを指しています。
あなたが自主的に起業家になろうと思った場合には、個人事業主として起業するか法人を設立して起業をすることになります。
法人と言うのは株式会社や合同会社や一般社団法人やNPO法人の大きく4つの法人があります。
株式会社と合同会社は営利法人に分類をされ、社団法人や災難法人は非営利法人に分類されることがあります。
起業家の中でも社会起業家と言われる起業家がいます。
明確に社会起業家の定義があるわけではありませんが、なんとなく営利非営利の区別から社団法人やNPO法人で起業をしている起業家のことをそう呼ぶことがあります。
ただ社会起業家と言うのは必ずしも定義がありません。
株式会社や合同会社や個人事業主の形であったとしても、社会の問題を解決することを念頭に置いた起業家であれば社会起業家と言われることももちろんあります。
起業家になること自体はとても簡単で誰でもやることができます。
法人の形態について詳しく知りたい方は下記よりご確認ください。
5つの人気法人の設立・形態・種類・比較についてまとめてみました
実際にうまくいく起業家になるためにはどうしたらいいのでしょうか?
起業をした後で、起業家が1番困ることとしてはまず売り上げがなかなか立たないと言うことです。
つまり起業家として持続的に起業家としてやっていくためには当たり前なのですが売り上げを上げ続ける必要があります。
売り上げと言うのはお客さんのまたは社会の問題や課題を解決したことによる対価になります。
つまり起業家と言うのは逆算や社会の課題やニーズを解決する存在であります。
実際にあなたが起業を考えて起業家になろうと思った場合には形式的にどのような形式で起業するかと言うことを考えることも大事です。
しかし実際に誰の何の問題を解決することによってお金をいただくのかと言う=売り上げをどうやって上げ続けていくのかということを考えることが大事です。
その部分を、起業家としてあなたが実際に1番時間をかけてやらなくてはいけないことになるのです。
起業家として売り上げを上げ続けていくためには、そもそも商品やサービスを作ることとその作った商品やサービスを実際に売っていくと言う2つの役割があります。
この2つの役割を起業家は基本的には1人でやっていかなくてはいけないわけです。
商品やサービスを作ることとその商品やサービスを実際に行っていくというのは全く違った役割になるわけです。
この2つの役割がうまくいかない限り売り上げが立つ事はありません。
実際に起業家になると言う事はこの商品やサービスを作ることと作った商品やサービスをお客さんに売っていく事を成功させるということが必要になります。
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