すごくわかりやすい!株式の持分のまとめ

ポイント
  1. そもそも株式って何?
  2. 株式の持分ってなに?
  3. 少数株主持分とは?

目次 [非表示]

持分がある事によるメリット・デメリット

持分があると言う事は、株式を購入していると言う事です。それによってどのようなメリット・デメリットが起きてくるのでしょうか?

メリット

・出資額以上の損をする事はないと言う事。つまり、株式を購入した金額以上の責任を負うわけではない為、株式を購入した会社が例え倒産したとしても、株主の所に取り立てが来るなんて事はありません。

・購入した株式の会社が利益を上げれば、その持っている持分に対する配当金を貰う事ができます。
・各持分が何割なのかによって、権利は違ってきますが、大きく持てば持つ程、議決権などを得たりし、その会社の経営に首を突っ込む事が可能となります。
・株主優待を受け取る事ができます。その企業の割引券や、その他の商品を受取る事が出来たりと、株主ではない人に比べて優遇されます。
・キャピタルゲインと言い、値上がり益があります。例えば、10万円の株が20万円になれば、その増えた10万円分特をする事になります。
・投資信託でも、10000円とわりと少額から購入する事が可能です。投資信託であれば、多くの人からお金を集めて投資をする事が出来る為、わりと初心者の方にもオススメです。

デメリット

・株式は購入するわけですから、その企業からお金を返して貰うシステムではありませんので、株価が暴落するような事が起きたり、会社が倒産するような自体となれば、購入した金額よりも株式の価値は下がったり無くなる事も考えられます。
・株式は常に変動しますので、チェックが大変です。勤務中に株式の変動が気になってしょうがない人もいるのではないでしょうか。メインの仕事がおろそかになる程、株にどっぷりと浸かってしまう人もいるので注意が必要です。
・少額で投資し、持分も少ないのであればリスクは低いと言えますが、大きな持分を抱えている場合、その会社の行く末で、投資した株式が大きく変動する可能性があります。
・ある程度の知識を持たずに、なんとなく株を始めてしまい、自分が大きな借金を抱えてしまった人も沢山存在します。
・上記にも記載させて頂いた初心者の方にも少額からできる投資信託ですが、デメリットとしてはプロに任せているわけですから、保有している間、ずっと信託の報酬を負担する必要がある事がデメリットの1つです。

このように、自分がどのくらいの株式を、どのくらいの持分を持つかによってもデメリットやリスクは変動するのが株式や持分ですので、自分の知識や、資金に見合った投資をオススメしたいと思います。

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