カイロプラクティックサロンを開業するには!?

ポイント
  1. カイロプラクティックサロンの仕事・ビジネスモデル
  2. カイロプラクティックサロンの開業を徹底解説
  3. カイロプラクティックサロンの売上と利益の仕組みを徹底解説

目次 [非表示]

カイロプラクティックサロンの売上と利益の仕組みを徹底解説

患者との継続的な関係性が重要

カイロプラクティックは、骨格の歪みを整え、自然治癒力を最大限に引き出すことを目的とした治療法です。骨格の歪みは長年の生活習慣に基づいて蓄積されたものであると考えると、その治療も長期を要します。

つまり、ビジネスという観点から言うと、一度信頼関係を構築すれば、比較的売上の見込みが立ちやすい業界とも言えます。もちろん、そのためには技術の高さはもとより、患者との信頼関係、何より患者への情、思いが大前提となります。
これは全般に言えることですが、ビジネスの成否は顧客といかに継続的な関係性を構築していくかであり、その点ではカイロプラクティックサロンも例外ではないと言うことです。

他サービスとの連携で収益を上げる。

カイロプラクティックと親和性の高いサービスにエステがあります。互いに必要な設備が流用できるものもあり、またカイロプラクティックの技術を応用したエステも開発されています。
エステと言えば、昔は女性向けのサービスという感覚がありましたが、昨今は男性向けのエステサービスも増加傾向にあります。
エステにおいては、物販へのシナジー効果も期待できることから、カイロプラクティック+エステという収益構造も増えてくるのではないでしょうか。

カイロプラクティックサロンの現状と今後の展望

カイロプラクティックサロンの現状

日本カイロプラクティック連合会のホームページでは、カイロプラクティックは世界中で広まっており、44の国、および地域で法制化されているとのことです。
一方、日本においては未だに法制化されていません。また、患者サイドからすると、まずは整骨院や整形外科といった治療手段を優先し、それでも治らない場合に初めてカイロプラクティックという選択をするといった傾向にあるでしょう。

カイロプラクティックサロンの今後の展望

人々の健康への関心は高まる一方であり、そのような意味でカイロプラクティックサロンが果たす役割も今後大きくなると予想され、ビジネスとして十分に成立すると考えられます。

そのためにも、これから開業を目指す方々には、カイロプラクティックの予防医学としての面を大いにアピールすべきだと思います。
例えば、歯科医院も虫歯治療から虫歯予防に重点を置く傾向にあります。医療費削減が求められる中、カイロプラクティックが持つ予防医学としての側面は大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、高齢化は大都市圏よりも地方がより深刻さを増しています。そこで、地方起業というキーワードもカイロプラクティックサロンには当てはまるのではないでしょうか。実際に大都市圏よりも地方都市の方が売上が高いというデータもあるようです。

カイロプラクティックサロンまとめ(ランキング考察)

・安定性
専門性の高い仕事であり、ある程度の収益率は担保されると思われます。一方、前職からの患者(顧客)を引き継ぐようなビジネスモデルではないため、患者(顧客)はゼロから獲得していくことになります。
これらの条件により安定性はBと判定。

・成長性
高齢化、健康への関心は高まる一方であるため、需要は大きく増えると想定されます。さらに、カイロプラクティックサロン自体の数もまだまだ少ないため、クチコミ効果などがあれば、短期的に成長する可能性もあります。
ただし、現状では整骨院、整形外科の次に来る選択肢であることも考慮しなければなりません。
これらの条件により成長性はBと判定。

・収益性
専門性の高い仕事であり、収益率は相応に設定することは可能と思われます。また、一度患者との信頼関係を構築すると長期間に渡って収益を維持できる可能性もあります。
一方、専門性が高い故に、技術の差別化も図りずらい側面があり、患者の奪い合いといったケースも想定されます。
これらの条件により収益性はBと判定。

・実現性
開業自体のハードルは非常に低いと言えます。自宅開業であれば、開業資金もかなり少なくすることが可能です。
また、知識・技術習得に向けた講習期間も他の医療関連に比べるとかなり短いと言えます。
これらの条件により実現性はAと判定。

・競合性
カイロプラクティックの認知度がそれほど高くないため、なり手が少ない状況です。従って、カイロプラクティックサロンとしての競合は少ないと思われますが、患者サイドからすると整骨院や整形外科と混同しやすいため、ある意味競合も相応にあると判断しなければなりません。
これらの条件により競合性はBと判定。

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