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独立しても孤独や不安にならないために

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独立とは一種の冒険です。冒険には危険に身を置くという意味があります。自身を危険にさらすのですから、当然不安に襲われるでしょう。

それに、起業後に一人きりで仕事をするとなると孤独感も感じるようになります。

こうした孤独や不安は精神を苛み、最悪うつ病と言う形で健康を害してしまいます。今回は独立に付きまとう孤独や不安への対処方法を紹介します。

独立後は孤独や不安に襲われがちになる

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一人で独立すると、それまで一緒に仕事をしてきた上司や同僚はいなくなります。仕事はすべて自分でこなさなければならないし、判断も自分でしなければなりません。

大勢の仲間に囲まれていた環境との違いを痛感し、孤独を感じるようになる人も多いでしょう。

一人暮らしをしているなら、職場でも家でも談笑一つなく一日が終わることが常態となり、気分も塞ぎがちになってしまいます。

会社勤めをやめるとなんでも自分で決めることができますが、マイナス面を見れば相談相手がいないので、自分の決定が正しいかどうかもわからず不安になりがちです。

そして、起業直後は金銭面で不透明な部分が多く、利益を上げられるかどうか不安になる人もいます。

こうした孤独や不安に襲われやすくなるのは独立のデメリットの一つです。独立するにあたって心に留めておくようにしましょう。

孤独や不安は当たり前!あえて肯定しよう

自分が一人きりのときに孤独を感じ、先行きが見えないときに不安を感じることはむしろ正常な反応です。しかし、中には孤独や不安のドツボにはまる人がいます。

孤独や不安のドツボとは、負の感情に支配されて自分を不幸な人間と見なすことです。人によっては、独立したことを後悔し始めるかもしれません。

孤独や不安を感じることは普通ですが、それらの感情に自分の主導権を明け渡してはならないのです。

それに、孤独や不安を感じても何も解決しません。時間が解決してくれるという言葉がありますが、孤独や不安を抱えたままの時間は何も状況を好転させません。

むしろ、経営に支障をきたすだけでしょう。独立すると、会社勤めと勝手が違うことがすぐにわかるでしょう。

慣れない形態での仕事は集中しないとミスをします。孤独や不安におびえているのに集中した仕事ができるはずがありません。

孤独や不安が心の重石になっているという人は考え方を変えてみましょう。孤独は自分をワンランク上の人物に引き上げてくれる試練だと思うのです。

アメリカの心理学の実験で次のような実例があります。センサーのついたアンカーを壁に固定し、アンカーのフックにロープを結び付けて引っ張るというものです。

ロープを引っ張るとその力が数値化されて力の強さが表示されます。その実験には複数の人間が参加しました。

実験ではまず、参加者が1人ずつロープを引っ張っていき、計測された力の強さを書きとっていきました。そして今度はロープを2人で引っ張るように指示をしたのです。

理論上ではロープを引っ張る力は、その2人が別々にロープを引っ張ったときの記録の合算値に近い数値になるはずです。

しかし、結果は合算値を大きく下回りました。そして、3人、4人と引っ張る人数を増やせば増やすほど、一人当たりの引っ張る力がどんどん弱くなっていったのです。

つまり、他人がいるから自分は少し楽してもいいか、という心理が働いたのです。

この実験から人間が最高のパフォーマンスを行えるのは、一人のときだということがわかります。

孤独な状況だからこそ、他人への甘えを捨てられ、ビジネスマンとして成長できる環境が整っていると思うようにしましょう。

それに社会人で本当に孤独な人間など存在しません。取引先や顧客との付き合いがあるはずです。

たとえビジネスライクな付き合いでも、それは人と人のつながりに他なりません。そして不安を感じているということは頑張っている証拠だと思ってください。

そもそも人はなぜ不安を抱くのでしょうか。それは自分が思い描く理想像と、現状のギャップを見て、このままではいけないと思うからにほかなりません。

そして、理想に近づくために努力をするのです。不安はある意味、自分を目標まで押し上げてくれる原動力を見ることもできます。

逆に、起業直後に不安を感じていないのは危険な兆候だと思っていいです。不安がない状態というのは、現状に満足しているということです。

起業直後は、事業も安定せずに先行き不透明な時期です。そんななかで不安がないというのはいささか楽天的すぎます。

起業直後の不安定な状態に、もっと危機感を持って仕事に取り組むためにも不安は必要なのです。

何かをネガティブに語られがちな孤独や不安ですが、それらの要素を肯定する気持ちになり、自分の独立を成功させるためにうまく利用しましょう。

どうしても孤独・不安が消えない場合は誰かに相談しよう

気の持ち方を変えて、不安や孤独を肯定的に見ようとしても、やっぱり気持ちが晴れない場合があります。そんなときは第三者に相談するのがいいでしょう。

おすすめの相談相手は同業者、そして元いた会社の先輩です。独立したときの不安は、やはり独立した人が一番よくわかってくれます。

独立して仕事を続けていれば、同業者のネットワークができるものです。飲みなどの席を設けて、そこで親しくなった人に自分が抱える不安や孤独について相談してみましょう。

独立という同じ道を通ってきた人ですから、自分の経験に基づいたアドバイスを受け取ることが期待できます。それに酒の席では本音が出てくることが多いです。

同業者も酔いの勢いで自分も不安を抱えているということを吐露するかもしれません。そうなれば、不安なのは自分ひとりじゃないと安心できることだってあります。

また、人生経験が豊かな人間に相談するという意味で、独立前に働いていた会社の先輩に相談するのもいいでしょう。

現在はSNSが普及しているため、会社をやめても連絡をとりやすい環境が整っています。

起業後の仕事に対する具体的なアドバイスを求めるということではなく、先輩が仕事で不安に襲われて、それをどう乗り越えたかという話を聞くことで、不安を解消するヒントを得ることができます。

また、自分の不安は積極的に話すようにしましょう。自分が抱えている不安を他人に話すだけで、不安が軽くなるという効果があります。

これを心理学の用語で「カタルシス効果」といいます。話すだけでも効果があるので、お手頃な手段と言えるでしょう。

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