副業でライターすることで得られる5つのメリット

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働き方改革により副業・兼業が推進されるものの、どのような副業を始めたら良いか悩むものです。そこで、おすすめの副業の一つとしてライターがあります。

ライターの仕事は、パソコンがあれば良いので初期投資が少なく、時間や場所の融通も利きやすいことから、副業として選ぶのには最適とも言えます。

ここでは、ライターの仕事で得られるメリットを5つ紹介します。

1.文章力が向上する

まず、最初に挙げるメリットは文章力が向上することです。文章を書くという行為は誰でもできます。

しかし、わかりやすい文章・伝わりやすい文章を書くとなると難しいものです。

日頃から文章を書くことが多い人は問題ないのかもしれませんが、そうでない人にとっては一筋縄ではいかないこともあります。

さらに、紙媒体とWEB媒体では記事の構成が異なることもるので、特にインターネット上で読まれやすい記事を書くための文章力や文章術を学ぶにはうってつけです。

また、文章力が上達することによって、本業やプライベートでもそのスキルが役に立ちます。

例えば、企画書やプレゼン資料もより良いものに仕上げることもできますし、メール・ホームページ、ブログ・SNSなどでも、多くの人の共感を得ることも可能になります。

副業でライティングスキルを身に付けることは、本業にもプライベートにも良い結果をもたらすことが期待できるので、ライティングスキルはかなり応用性が高いと言えます。

2.自分のペースで仕事が続けられる

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副業として時給制の仕事を選んだ場合(例えば、コンビニでアルバイトをするなど)、時間や場所に拘束されるのが当然ですが、体力を消耗することも十分に考えられます。

体力のある人・本業の拘束時間が少ない人・コンビニで働くことによって何かしらの知識を得たい人なら、それでも良いでしょう。

しかし、健康面の影響や本業への影響を考えると、時給制の仕事を選ぶことはリスクがあります。

このように、副業を始めたことにより、本業に支障をきたしては元も子もありません。

副業を続けつつも本業に悪影響が出ないようにするには、自分のペースで仕事ができることが大事な要素になります。

副業としてのライターであれば、仕事の受注量や作業する時間は自分で決められます。

3.執筆した記事がそのまま実績になる

執筆した記事が納品後に承認されれば、その記事が副業ライターとしての自分の実績となります。

実績を重ねていけば、自分の得意分野・作業量・作業時間帯が正確に把握できるようになります。

その実績をまとめれば、それが次のクライアントを獲得するための営業材料になるのです。

新たなクライアントに対しては、自己PRとして、これまで書いた記事を実績としてアピールすることが一番です。

自分の書いた記事を、分野やテーマごとにまとめたり、文字数と納品までの時間を記録してまとめたりしておけば、自分の実績を新規クライアントに伝えやすくなります。

そうやってクライアントを増やしていくことができれば、副業でも安定した収入を得ることにもつながります。

ライターとしての実績を重ねていくことは、新たなクライアントを獲得するための営業材料が増えますし、記事=実績という分かりやすい成果があるので、達成感も感じやすいものとなります。

4.知識や人脈がつく

副業としてライターを始める場合、クラウドソーシングサイトを利用することが多くなります。

クラウドソーシングサイトでのライティング案件には様々なテーマがあるので、ジャンルを問わずに記事を書くことで幅広い知識をつけることができます。

また、クライアントに承認される記事を書く上では綿密なリサーチは欠かせません。

そのため、よく知らない分野がテーマの記事であれば、新たな知識を得ることができますし、専門知識のある分野がテーマならば、さらに調べることで、より深い知識を得ることもできます。

知識を広げたり深掘りしたりしたいという人で調べものが苦にならない人であれば、ライターはおすすめです。

案件の中にはインタビュー記事の仕事もある可能性があります。さらに、経験を積んでいくにつれてクライアントの数も増えていくでしょう。

そうなれば、人脈を広げるチャンスです。本業だけでは出会えない人と出会うことができれば、新たな知識や体験を得るだけでなく、更なる副業の可能性を見出すことも期待できます。

5.編集者やメディア運営者へキャリアアップする可能性も

ライターとしての経験を十分に積むことができれば、上位のキャリアにアップできる可能性もでてきます。自分で記事を書く場合、例えば1時間で1記事かかるとします。

自分が編集者になった場合、その1時間を使って複数のライターさんに記事を発注すれば効率よく記事が作成できます。

つまり、記事を書く側ではなく、記事を発注する側になるのです。

さらに、上位のキャリアとして考えられるのは、ブログやサイトの運営者になり、記事の執筆も編集も発注する側になることです。

編集者やライターへの指示が曖昧にならないように注意は必要ですが、副業の作業時間を減らせる可能性がでてきます。

ライターを始める敷居は低く、最初は単価の安い仕事も受けることがあっても、経験と工夫次第で、より効率良く記事を執筆することを考えながら作業していけば、編集者やメディア運営者になる可能性は十分にあると言えます。

副業ライターの収入はどれくらいなのか?

副業ライターの報酬はピンからキリまであります。報酬の提示は大抵の場合、クライアントごとに「1文字あたり○円」と、決められています。

1文字1円に満たない案件もあり、経験のない初期の段階ではそういった案件しか受注できないことも少なくありません。

副業としてライターをする場合、フリーランスとして仕事を引き受けることが一般的です。そのため、実力次第で単価や収入にバラつきがでることは否めません。

ライター未経験から始めた場合、最初のうち月収は1~3万円前後とも言われています。

人によってスキルのバックグラウンドも異なれば目標金額も異なるので一概には言えません。

ですが、たとえ経験が浅くても、専門知識の分野を複数持っており、その分野を掛け合わせることで独自のライティングができる人(例えば、副業×中国市場、英語×ゲームなど)ならば、文字単価の良い仕事を受けることができるかもしれません。

副業といっても、業務効率を考えたり自分のスキルを洗い出したりするなど、本業と同じように取り組まなければそれなりの成果を出すことは難しいでしょう。

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