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独立開業した弁護士の年収は?所属との差は?

目次 [非表示]

独立開業した弁護士は、企業に所属する弁護士と比較して年収が高いといわれています。

ここでは、独立と所属で実際にどのくらい年収差があるのかなど、独立開業した弁護士の年収について紹介します。

また、企業に所属する弁護士との違いや、独立弁護士として成功するために抑えるべきポイントについても併せて紹介していきます。

独立弁護士の年収について

企業に所属する弁護士は、一般的な会社員と比較しても年収が高いといわれています。

厚生労働省が公表している平成27年の賃金構造基本統計調査によると、弁護士全体の平均月給は約87万円、またボーナスなどの手当は約117万円となっており、これらを合わせた弁護士の平均年収は約1,161万円になります。

しかし、企業に所属する弁護士の場合、年収は勤続年数によって変化することがほとんどです。

1年目には年収300万円ほどが6年目になると700万円ほどになり、15年目は1,200万円になるなど、勤続年数が長くなるにつれ収入も増えます。

企業に所属し勤続年数を重ねるだけでも安定して高い年収が見込めますが、独立開業するとさらに収入を増やせる可能性があります。

独立開業した弁護士の平均年収は約1,400万円といわれています。

企業に所属する弁護士の平均年収よりも若干高く、1つの企業に長年勤めるよりも短い期間で年収1,000万円を超えることが期待できます。

ただし、1,400万円というのはあくまでも成功した場合の一例です。実際には独立開業した弁護士の年収は300万円から2,000万円ほどと、差が大きく開いています。

特に開業して間もない時期は顧客も少なく、企業に勤めたときの1年目と変わらない収入になることがほとんどです。

このように年収の差が大きい独立弁護士ですが、弁護士としての実力がつき、ある程度事務所が軌道に乗り始めると収入も増えます。

安定して顧客や案件を獲得できれば、年収1,000万円を超えることも期待できるでしょう。

さらに成功すれば、独立弁護士は年収8,000万円から1億円ほど稼げる可能性があるといわれています。

日本弁護士連合会が2014年に行った弁護士実勢調査によると、弁護士の収入を調査するアンケートに答えた3,724人のうち、年収1億円以上と答えたのは88人です。

また、年収が7,500万円以上、1億円未満と答えた弁護士は63人でした。

わずかながらも成功して年収1億円以上稼いでいる弁護士が存在するということが、この調査の結果から判明しています。

企業に所属する弁護士と独立開業した弁護士の違い

企業に所属する弁護士のメリットとしてあげられるのは、事務など細かい仕事をしなくてもいいところです。

依頼を受けると弁護士としての仕事だけではなく、請求書の取り扱いや経理業務なども発生します。

ほとんどの場合、企業に所属する弁護士は経理業務などを自身で全てこなす必要がなく、事務などは他の部署やその仕事を担当する人が行ってくれます。

また、企業の就業規則に基づき決められた勤務時間内で業務を行えるのもメリットの1つです。

これによりプライベートとの両立がしやすく、有給休暇やボーナスなど手当が受けられるのも企業に所属する弁護士のメリットといえます。

他にも、企業に所属する弁護士は安定した収入を得ることができることもメリットでしょう。

ですが、たとえどれだけ仕事をこなしたとしても収入の伸び幅には上限があります。

年収は所属する企業の規定や基準によって決まるため、大きな仕事をしても思った以上に収入が増えない可能性は高いです。

さらに、仕事の内容も、企業に所属していると同じような依頼を請け負うことがほとんどであるため単調になりがちです。

さまざまな仕事をこなしたいという人は、成長の機会が少ないと感じてしまうこともあります。

片や、独立開業した弁護士は企業に所属する弁護士と違い、事務仕事も全て自身でこなす必要があります。

依頼に伴って発生する請求書の取り扱いから書類の準備、スケジュール調整に至るまで細かいことも全て自身の仕事です。

そのため、決められた期間内に仕事が終わらないと長時間働くことになる可能性も高く、長時間働いたとしても残業代などの手当は発生しません。

その上、プライベートの時間が減り、仕事との両立が難しくなる場合もあります。

ただ、開業して間もない頃は忙しい独立弁護士ですが、仕事を効率良くこなすことができれば自由に勤務時間を設定することも可能です。

就業規則で決められた時間分働く必要がないため、その日の仕事が短時間で終われば残りはプライベートの時間に回せるなど、ある程度自由な働き方が期待できます。

また、企業に所属する弁護士と違い収入が決められていないので不安定ですが、その分働けば働くほど高収入が見込めるのもメリットの1つです。

独立弁護士が成功するポイント

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独立開業した弁護士の年収に幅があるのは、独立しても必ず成功するとは限らないからです。

独立して年収1,000万円以上稼ぎたいと考えるなら、成功するポイントを抑えしっかりと準備を整えておく必要があります。

独立弁護士が成功するために知っておきたいポイントの1つが、どのようにして顧客を集めるかです。

顧客を集めるには弁護士としての腕だけではなく、経営や営業の技術も磨いておく必要があります。

どんな広告を出して法律トラブルを抱えている人に見てもらうか、企業からの依頼を受けるためにどんな営業をすればいいかなど、経営戦略を練った上で独立することが大切です。

また、どこに事務所を構えるかも成功するための重要なポイントの1つとなります。

駅から近くアクセスのいい場所に構えると、それが事務所のアピールポイントの1つとなり、顧客も付きやすいでしょう。

ただし、駅から近い場所にある物件は家賃も高いことがほとんどです。逆に駅から遠い場所を選ぶと、家賃は安いですがアクセスは悪くなります。

最初のうちは駅からあまり離れておらず、比較的アクセスのいい物件を中心に選ぶのも1つの方法です。

さらに、都心で開業するか地方で開業するかも、事務所を構える場所選びのポイントとなります。

都心は見込める顧客も多いですがライバルもそれだけ多くいるため、成功するのはかなり厳しいといわれています。

一方で、地方は見込める顧客が少ないですが、ライバルもそれほど多くありません。

都心でやっていくのは厳しいと考える場合、弁護士が不足している地域やニーズがありそうな場所を選び、そこで開業するというのも戦略の1つです。

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