独立して何する?いつか起業したい人がやっておくべき6つのこと

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独立をしたいけれども、独立して何する?と考えている人も多いでしょう。

起業することは、それほど難しいことではなく、例えばネットを利用すれば、開業資金がそれほどかからない業種もあります。

ちなみに、成功した起業家たちは、些細なきっかけから独立をした人が少なくありません。

この記事では、それらのトピックを含めた、起業の為の関連情報をまとめました。

起業を考えている人が準備すべき6つのポイント

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起業には資金が必要

起業には一定額の資金が必要だと言えます。起業の準備自体にお金がかかることはもちろんですが、起業してしばらくの期間、短くて半年長くて2~3年は、安定した売り上げが上がらないことがほとんどだからです。

その間も、仕入れ代、家賃や光熱費などの運営費、そして生活費は支出し続けなければなりません。ですので、当面これらの経費を賄えるだけの貯蓄が必要になります。

起業のために役立つ自分の強みとは?

新しい事業は、自分の経験してきたことから作ると良いでしょう。

「経験」とは過去のあらゆる体験を含むものですが、中でも自身が知識を持っていることやノウハウを持っているものは、特に価値の高い「経験」と言うことが出来ます。

また、過去に解決できなかった事柄も貴重な経験と言えます。これらの「経験」すべてが自分の「強み」であり、起業の発想に繋がる要素です。

独立するためのスキルを身に付けよう

「独立出来るスキルがあるから独立する」というのは、理想です。しかし、スキルがないなら身に付ければ良いのです。

自分や家族、そして社会が今何を必要としているかを考えて、自分に不足している能力を身に付けましょう。スキルを身に付けたら、それで終わりではありません。

社会のニーズは常に変化をし続けますので、随時トレンドに対応し、繰り返し学ぶ姿勢が大事でしょう。

起業に関連した勉強をする

起業に直結した勉強というと、営業やマーケティング、情報発信力などについての学びですが、総じてお客さんとのコミュニケーション能力、ということが言えるでしょう。

これは、お客が何を望み、どうしたら喜ぶか等を感じ取る能力で、もちろん本などで学ぶことも大事ですが、実践で覚えることに価値があります。

例えば、同系列のお店で働いてみる、あるいは目指す商品を扱う店舗で実際にアイテムを購入して使ってみるなどの、実際的な経験が大切です。

一方で、経理的な勉強や、法的な事務処理などは人に任せれば良い事なので、省略できる学びと言えます。

起業前に他社で経験を積むことも大事

仮に、起業する予定の仕事と現在の業務が異なる場合、例え回り道になってもまずは起業後の仕事に繋がる転職をするなどの準備が必要です。

関連する知識を学び、様々なノウハウを知ってから起業をするほうがいいでしょう。

そして、その間に関係する専門分野の資格を取ったり、スキルアップしたりしておくのも、1つの手だと言えます。

起業までの期限を決めよう

起業とは、個人にとって大きな転機となる大イベントです。ですので、実際に踏み切るのには、なかなか勇気がいることでしょう。

しかし、本気で起業したいのであれば、「今から1年後には起業する」などと具体的な期限を決めて、行動していくことが大切です。

そして、退職時期や退職金の有無、失業給付の支給時期なども考えて、起業のためのスケジュールを立てましょう。

今こそ、具体的に行動しよう

今すぐできる起業案1 高齢者向けの代行サービス

現代の日本は高齢化社会です。ですので、高齢者向けサービスでの成功例は多く見られます。

高齢者向けの代行サービスは、身体が不自由になったシニア世代をサポートする仕事で、全国的に需要が見込める業務と言えるでしょう。

具体的には、家事や買い物、お墓参りの代行などが挙げられます。

起業をしたいけれど、起業して何する?と考えている人には、気軽に始められるサービスではないでしょうか。

今すぐできる起業案2 ネットショップの経営

ネットショップは店舗が要りません。ですので、ほとんど初期費用がかからないという手軽さがあります。

扱うアイテムとしては、デザインされたTシャツや、ハンドメイド用品など幅広く考えられるでしょう。

また、最近は無料でネットショップを開けるサイトや、簡単にオリジナルグッズが作れるサイトもあります。

そのようなサービスを上手に利用すれば、数万円程度の資本金でショップを運営することが出来るでしょう。

今すぐできる起業案3 占いビジネス

占いを趣味にしている人は以外と多いですが、それを本業として起業するのもいいでしょう。

今は、電話やネットによる占いも盛んですので、店舗を構える必要もありませんし、お客は日本全国にいると言えます。

また、上手く人気が出れば、わざわざ広告を出さなくても、口コミなどでお客が集まってくる可能性が高い商売でしょう。

オリジナルのアイデアがなくても、起業できる!

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電子部品の検査業から独立

伊藤弘子さんは、子育てをしながら、内職で電子部品の検査業をしていました。

元々、いつか自分も起業したいという夢を持っていた伊藤さんは、内職仲間に仕事の仲介をするようになったことから、仲介業として独立したのです。

そして、社員の能力アップのための勉強会などを実施し、仲介業を軌道に乗せていきました。さらに、介護やIT分野へ進出をし、事業拡大に成功しています。

アルバイトから「セブンイレブン」のオーナーに

名古屋市の白石明広さんは、前職の警備業の傍ら、セブンイレブンでアルバイトをしていました。

バイトをしているうちに、接客業の面白さに目覚めた白石さんは、8年間のアルバイト生活の後、ついに「セブンイレブン」のオーナーになったのです。

自分のアルバイト経験を活かし、従業員たちの指導や対応をしているそうです。

シニアで起業、80歳で成功した不動産屋

最後に「和田京子不動産株式会社」を起こした、和田京子さんを紹介しましょう。

御年89歳で、年商5億円です。一度も就職経験のない専業主婦でしたが、79歳の時に宅建を取得し、80歳で不動産屋を開業しました。

和田さんは、今は亡きご主人と結婚してから7回もの引っ越しを経験しましたが、引っ越しした住宅に恵まれなかった経験が、今の仕事を思い付くきっかけになったようです。

買主からの仲介手数料が無料、24時間営業、売買契約時には無償で弁護士が立ち会うなどサービスの良さが人気の秘訣のようです。

起業をしたいなら、まずは副業から始めてみよう

起業のアイデアは、思いのほか身近なところにあるものですが、起業するのは敷居が高いと感じる人も少なくないでしょう。

会社を辞めて「起業」する前に、まずは副業から始めてみることも良いのではないでしょうか。

具体的に起業したときのシミュレーションにもなりますし、やってみて首尾が良ければ、そのまま起業に繋げることも可能です。

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