在宅ワークで稼ぎたい!独立して自宅で仕事をするということ

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独立して働こうと考えたときに、在宅ワークという方法もひとつの手です。自宅での仕事で稼ぐには、どのような職種があるのでしょうか。また在宅ワークをするにあたってのメリットとデメリットについても紹介します。在宅ワークでの独立が向いているのかどうか、参考にしてください。具体的な職種例もいくつかピックアップします。

そもそも在宅ワークとはどんな仕事?

在宅ワークとは、一言で言えば家の中で行う仕事です。独立して稼ぐ場合、どこかに事務所や店を構えたり会社を作ったりするケースも多いでしょう。それとは異なり、自宅にて一人で行うのが在宅ワークです。職場が自宅というわけです。

自宅の一室でパソコンを使って行う仕事もあれば、自宅をサロンや店舗として商売する人もいます。工夫次第で非常に幅広い分野の仕事をすることが可能です。

こんなにたくさんのメリットがあった!

在宅ワークには多くのメリットがあり、自宅にて独立して活躍している人も多々見られます。

在宅ワークのメリットの1つとして、自宅なので通勤の必要もなく貴重な時間を有効利用できる点が挙げられます。例えば女性の場合でも、自宅なら育児や家事をしながら働けます。外へ出ずに済むので家の用事も済ませることができますし、自分のペースで動けるのです。

マイペースで活動できることで、ストレスも溜まりにくいはずです。上手に1日の計画を立てることで、仕事もプライベートも充実させることができるでしょう。

また家で1人で働くので、人間関係に疲れないというのも魅力です。会社勤めをしていると、多かれ少なかれ気の合わない人は出てきます。合わない人と一緒に働くことがストレスで、仕事を辞める人が多いのも現実です。そんな面倒な人付き合いをしなくて良いので、気が楽です。人とのコミュニケーションが苦手な人や人見知りする人も、在宅ワークなら問題ありません。

そのほかに、在宅ワークは個人事業になるため、所得が290万以下であれば個人事業税が免除されるなどのメリットもあります。

在宅ワークをする上でのデメリットや注意点

魅力的な点が多くて楽そうに思える在宅ワークですが、いくつかデメリットがあることも確かです。

1人で働くことは人間関係での揉め事などはありませんが、人によっては寂しさを感じるかもしれません。喋る相手がいないので1人で黙々と作業することになりますが、何か分からないことやちょっと誰かに協力を得たいときに困ることもあるはずです。聞く相手がいませんし、自力で何とか乗り切るしか仕方がありません。

また、誰もほかにいないのでついつい休憩を長時間取ってしまったり、さぼってしまったりする可能性も出てきます。このあたりは、その人の性格にもよるでしょう。

そして家で何か商売をするにしても、集客やマーケティングなどすべて自分で行わなければならないのが在宅ワークです。その仕事で安定した収入を得ることができるかどうかは、すべて自分にかかってきます。宣伝や集客のやり方が分からないからといって何もしなければ、稼ぐことができません。自分で売り込みをしなければ始まらないという厳しさもあるのです。

こうしたマーケティングがうまくいかず、辞めていく人も見られます。 家でする仕事なので、自宅に引きこもりがちになるという問題もあります。自分でスケジュールを立てて、外にも出向く時間や用事を作る必要があるでしょう。誰とも喋らずに家にこもっていると運動不足にもなりますし、うまく気分転換をすることが大切です。

食事をする時間も自分のペースになり、仕事に追われているときには偏食になりがちです。健康管理も自分でしなければ、体を壊してしまいます。特にデスクワークの場合は体を動かさないので気を付けたいものです。自己管理できる人でなければ、生活リズムが乱れてしまうでしょう。

あなたは在宅ワークに向いていますか?

在宅ワークで独立してやっていくには、どのような人が向いているのでしょうか。

寂しくても平気で元々無口な人、人付き合いが苦手な人ならば、1人で黙々と作業することも苦痛にはならないはずです。反対に、孤独が苦手な人は、1人でのパソコン作業などは向いていないかもしれません。

ただし、家をサロンや店舗として働くなら、客相手に喋ることが可能です。在宅ワークでも職種によっては、人と接することができるのです。

在宅ワークに明らかに向いていないのは、自分に甘い人やさぼり癖のある人です。誰も注意してくれる人がいませんし、特にルールもありません。そんな中でしっかりと自己管理しながら経営していくには、怠け癖があってはどうしようもないでしょう。ややストイックなくらいの人のほうが、在宅ワークには向いていると言えそうです。

休憩時間や就業時間が決まっていないので、時間の管理ができることも大切です。ダラダラと働くのも良くないですし、仕事とプライベートの切り替えが自分でできるかどうかも決め手になるでしょう。

そして自分を売り込む力、スキルがあるかどうかもポイントです。いくら在宅ワークを行う準備ができても、マーケティングを考えて戦略を練っていくことができなければ収入が得られません。独立している先輩に相談したり、自分でマーケティングセミナーに通ったり、人脈を作るなどの行動力も必要です。

在宅ワークで独立するならこんな資格やスキルを持っておきたい!

職種にもよりますが、在宅ワークで独立したい人に役立つスキルや資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、金銭面や経営方法で役に立つのがファイナンシャルプランナーの資格です。在宅ワークをしながら生活していく上での知識を得ることができます。

ネットショップで稼ぐなら、マーケティング講座やネットショップ講座を受講してみるのも良いでしょう。マーケティングの方法を学べるセミナーもあちこちで開催されているので、女性は特に学んでおくと安心です。

パソコンを使う仕事なら、マイクロソフトオフィススペシャリストという資格も便利です。

また在宅で店をオープンするのであれば、扱う商品によって有効な資格は多岐に渡ります。ネイリストやエステシャンなどの美容資格をはじめ、インテリアコーディネーターといった資格も職種によって必要になります。

どれくらい稼げるの?

具体的に、在宅ワークで行える職種と月収の相場例について挙げていきます。

女性の自宅サロンとして、ネイリストやエステサロンなどが人気です。これらは顧客が付けばリピートして通ってもらえます。だいたいの月収は、約10万~15万が相場と言えそうです。エステの場合は施術料金がもう少し高めになるので、20万前後というところでしょうか。

雑貨屋やアパレル店などは、立地や集客にもよりますがだいたい15万前後の所が多いです。自宅で開く場合は、店舗をほかに借りるのとは違って家賃や光熱費がかからないというメリットがあります。 近年増えているのが、ハンドメイドの商品をネットショップで販売する仕事です。

人気作家になれば、月収15万以上稼いでいる人も見られます。

家でワークショップを開いて作り方を教えるなどの工夫をすれば、もっと収入が増えるでしょう。

パソコンを使ってする仕事にはそのほかにも、翻訳やデザイン系の仕事、ライターなどがあります。書いた案件数にもよりますが、翻訳やデザイン系の仕事で10万~20万、ライターで約15万前後です。

どの仕事もやはり初めは収入は少ないので、諦めずにコツコツ地道に続けることが大切です。

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