これだけは押さえておきたい!独立に必要な3つのもの!

誰もが、一度は挑戦してみたい独立起業。しかし現実はそう甘くはありません。

今までは、会社の看板を使用して営業から経理まで細かく部門が分かれてやってもらっていたのが、独立をすると全て自分でやらなくてはいけません。

鉛筆1本購入する際にもすべて売上から支払わないといけないのです。

色々なデータがありますが、独立開業して3年、5年、10年と継続できる会社はほんのひと握りといわれています。

では一体どんな準備をしておけば廃業するリスクを最小限にでき、事業を継続できるのでしょうか?今回は独立に必要なもので、特に重要な3つのポイントを説明してきます。

1.独立資金

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独立起業は貯金が尽きたら終わり

独立起業は、貯金額が余命期間です。つまり一番必要なものとしては貯金が挙げられ、貯金が尽きたらゲームオーバーといえます。

なので、常に貯金額を正確に把握して月の収支を明確にしておかなければいけません。

意外とこの管理ができていない人が多く、気がついたらクレジットカードの支払いに追われてゲームオーバーというパターンが見受けられます。

特に気をつけたいのは、売上と入金です。

売上額と入金は違います。よくある落とし穴が、「入金を当てにした支払い」です。

来月には入金されるだろうと安心して、先にクレジットカードを切って支払いをすると後で痛い目にあいます。

ローンを組んだのはいいけど、「顧客の入金が遅れた」、「未払いが続いている」というケースもよくあります。入金を確実に確認してから、クレジットカードでの支払いをするようにしましょう。

とにかく独立当初は、資金繰りで苦労する人が多いです。最初の売上が立って入金がされるまでは意外と時間がかかりますし、その間の支払いがいろいろかかります。

  • いつまでに、売上はいくら上がるのか?
  • 入金はいつで、金額はいくらか?
  • 生活コスト、経費などの支出はいくらか?

を常に明確にして、残りの貯金額がいくらなのかもしっかりと把握しておくことが重要です。

最低半年分から1年分の資金を貯金する

目安としては、最低半年から1年分の最低かかる生活費だけは押さえておきたいところです。

その理由としてはどんなにスキルや才能が不足していたとしても、最低1年は正しいやり方で1つにフォーカスをして行えば、結果が出る確率が高いからです。

独立起業は最初の売上を立てるのが一番困難だといわれています。

会社員を長年続けてきていきなり独立したはいいけれど、会社の看板も、人脈もなしにすぐ売上を立てられるほど起業は甘くはありません。

しかし、もし、1年分の生活費を確保していれば、最悪1年間売上ゼロでも生活はできます。

なので、独立する前に最低限の生活費はいくらなのかを計算することが重要です。また、できるだけ固定費は下げるのが得策です。

事務所を構えずともできる独立方法はいくらでもありますし、最初は図書館や公民館を使用したり、コワーキングスペースを事務所代わりにしても良いでしょう。

住居も実家に移るかシェアハウスを活用すれば、家賃も節約できます。独立後、最初は固定経費を極限まで下げるのがポイントです。

よく失敗するケースは売上も立っていないのに、事務所を構えて社員も雇い、大量に仕入れをしてしまうケースです。これはリスクが高いのでやめましょう。

これらの設備や人件費は、売上が立って余裕ができてからでも全く遅くありません。

最初に設備や人件費などの固定経費に大きく投資すると、失敗した時に多額の借金を背負う羽目になります。

またサラリーマンに戻っても借金返済からスタートしないといけませんので、非常に苦しくなります。

独立は思った以上に資金がかかる

独立起業というのは、思った以上に意外とお金がかかるものです。必要経費も全て売上から捻出しなければいけません。

営業に一回行くのにも交通費が意外とかかりますし、顧客と信頼関係をつくるために打ち合わせを行ったり交際費も必要です

名刺作成やチラシ、広告費、事務用品代もかかります。売上が立たず、入金がされないと常にこれらの出費がどんどん貯金額を減らしていくことになります。

入金や、決済一つするにも手数料もかかりますので、これらがかさむとバカにできない金額になります。

独立起業は、あなたの想定外のところでどんどん出費が必要になってくるので、最低生活費プラス事業経費を計算しておかなければいけません

2.受注

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受注があれば、独立を継続できる

独立起業は受注さえとれれば、事業を継続することができます。正確にいうと受注→入金までですが、最初にこの流れをいかに作っていくかが成否を分けることになります。

貯金の次の2番目に必要なものとして受注の重要性を理解しておく必要があります

受注と一言で説明しましたが、受注の中身も色々な業務が発生します。

  • 契約書の締結
  • アフターフォローのメール
  • 決済手続き
  • 入金確認
  • 領収書発行
  • 商品発送

などの業務が必要です。

最初から資金に余裕がある場合は、これらのために人を雇用したり、外注することもできますが最初は1人で行う場合も多いでしょう。

そのため、これらの経験が全くない人は最初はぎこちないなりにも顧客のクレームにならないようにこなさなければいけません。独立起業を継続できるかどうかは、この受注をいかに取るかにかかっているといって良いでしょう。

独立前にある程度受注を取っておく

独立する前にある程度の受注を取ってしまえば、その後の活動は非常にスムーズになります。

会社員時代から受注するに至るまでの流れを構築しておき、それが安定してから一気に独立して一点フォーカスで取り組めば軌道に乗る確率は高まるでしょう。

独立をしてゼロから始めるのではなく、独立前に受注を先に取っておくというマインドが重要です。

商品作りではなく、受注が先!

受注ではなく商品作りに注力する人がいますが、これも失敗しやすいパターンです。

今の時代、商品のクオリティで勝負するのはリスクが高すぎます。なぜなら100円ショップですら高品質の商品があふれている時代なので、いい商品を作れば売れる時代ではありません。

商品は良くて当たり前なのです。それよりも「いかに受注を勝ち取るか」にフォーカスするべきといえるでしょう。

また受注さえ取れてしまえば、必ずしも自分の商品を作る必要もありません。他人の商品を仕入れて販売したとしても、顧客の悩みが解決できれば問題はないのです。

3.集客とセールススキル

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起業家にとって貯金と受注が必要なものであり、重要だというのは先ほど述べた通りですが、その受注の前に集客とセールスができなければ受注を勝ち取ることはできません。

逆に言えば、集客とセールススキルさえ身につけておけば、安定した受注が取れるということになります。

集客とセールスができればOK

独立後は、専門家に代行してもらわない限り、集客とセールスも自分でやらなければいけません。

しかし、会社員時代に集客とセールスの経験がない人は、いきなりできるものではありません。なので独立する前に学んで実践しておく必要があります。

集客とセールススキルは受注に直結するスキルであるため、独立起業の肝となる部分なのです。

いってみれば受注さえ取れていけば、嫌でも商品のクオリティは上がるため、ここさえ押さえておけば安心といえるスキルなのです。

独立起業においては、貯金の他にもっとも必要なものといって良いでしょう。

とにかく実践の数が勝負

集客とセールスに限らずですが、とにかく独立起業は、実践したもの勝ちです

実践をしないと良くも悪くも結果が出ず、改善もできません。

成功している人はこの実践の数の量が多いです。考える暇があれば、実践しながら考えるくらいが丁度よいでしょう。10回やって1回当たればいいのです。

どんなに天才でも1発1中はありえません。最初はコストをかけずに小さくテストをしておけば致命傷にはなりません。とにかく実践の数を増やして改善、改善して精度をあげていきましょう。

独立する前の会社員であれば、実践する時間があまり取れない方も多いですが、それでもできるだけ事前に数をこなしていくことが重要となります。

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著者プロフィール

若竹淳

若竹淳

東京にて飛び込み営業10年、中華人民共和国で大手人材会社法人営業、自動車部品貿易商社を経て独立。 現在では、WEBコンテンツライターやセールスコピーライター、独立起業向けのコンサルタントを行なっている。