株は超大切!実質的な代表が一番株は持つべき

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一緒にやるメンバーの人数に応じて、均等割りで株を割り当てることは絶対にやめるべきです。

株というのは会社の所有権そのもので、持っている割合によって行使できる権利が変わります。揉めたときというのは、これまでのお互いの感情やプロセスを織り込んで、相互の利害を調整するということがとても難しくなります。

結果として、ドライに当たり前に、株式の割合によって色々なことが決定してしまいますので、株の持ち分というのがとても大切になります。持ち分の割合によって、取締役を解任(実質的にクビ)できたりしますので注意が本当に必要です。

株については一度発行してしまいますと、なかなか修正しにくい性質のものなので、会社設立する前に株の理解だけは少し押さえておくとよいです。
また実際に株を誰かに渡す場合には、客観的な専門家などに相談をしたほうがよいと思います。それが正しいことであっても、それだけ株というのは大切になります。

最近は、学生起業家なども本当に増えています。学生起業家に限らずなのですが、株のことをなかなか理解していないために、外部の投資家に株を出し過ぎてしまって、後々、資金調達がしにくくなってしまったということなどトラブルが続出しています。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。