シニア起業が急増!50代、60代で起業する人が増えている理由

ポイント
  1. シニア起業やシニアの活用が日に日にピックアップされる背景
  2. シニア起業のポイントを理解する
  3. 定年退職前後のシニア起業の違い

目次 [非表示]

シニア起業のポイントを理解する

シニア起業のよいところ

培ってきた経験を活かす事が出来る
まずは、シニアの方が、これまでの自分の人生で、どのような経験をし、どのようなジャンルに対するスキルがあるのか?また、どのような人達と人脈があるのかを考える事が大切です。それによって、事業の成功にも繋がりやすいと言えます。

長年の、経験や人脈、スキルなどによって得たご自身の大切なものを、起業に役立てる事が出来るのは、若者や中高年の方に比べると圧倒的に高いと言えます。定年したからと言って、もう終わりとするよりも、せっかく得た知識や経験などを活かせるのはシニアの皆さんだけですので、是非その大切な宝物を今後の人生にも活かして頂きたいです。

資金面で考えると、若い人よりも有利
若い内に起業しようと思っても、大体の方には資金不足で諦めてしまうことが多いでしょう。起業するには、規模にもよりますが、ある程度の資金力がどうしても必要となります。シニアの方たちは、長年勤めてきた期間からすると、持っている資金も多いと考えられます。

やりたい事業があっても、ある程度のお金がなければ始める事はできません。そう言った観点からすると、シニア世代だからこそ起業に踏み切りやすいとも言えるのではないでしょうか。

シニア起業で気をつけるべきポイント

家族や周囲のサポートの有無
定年退職をしました。子育ても一息ついてホッと一安心。これからは、もう少し自由に暮らして行こうと考えていた夫婦がいたとします。しかし、どちらか片方が、いきなり「起業するぞ!」と言っても、相手がすぐに「わかりました」と納得するでしょうか?

中には、老後の為に貯めていた資金に手をつけてまで、いきなり会社を作ると言われると困惑する方もいらっしゃると思います。また、起業すると言っても、ご家族がいらっしゃる場合は1人で生きているわけではありませんから、様々な観点から見てみても、家族の理解を得て、サポートをして頂く事はとても大切な事です。

起業時の初期投資額(退職金の問題)
シニアで定年後や早期で退職されてから、起業される方も多いと思います。その場合、大体がある程度の自己資金をお持ちの方が多かったり、退職金として、資金を持っている方の場合、その資金を使って起業されるケースが多数です。その場合はなるべく、大きな設備や、固定費などではなく、規模を小さめにし、起業する事をオススメします。

そうする事により、老後の為の資金がなくなってしまう!などのリスクを回避する事が出来るからです。小さめに始め、軌道に乗ってこれば、そこで大きく成長して行く事も可能ですので、参考にしてみて下さい。

シニアだからこそ必要な健康管理
同じ人間と言っても、やはり長年生きてきたシニア世代の方は、若い人に比べて体調を崩しやすかったり、病気になる確率が上がると言うのは避けられない現実です。いざ起業したとしても、ご自身が体調を崩されては、会社の運営もままなりません。

持病がある方は定期的に検診を受けたり、健康な方でも、しっかりと健康診断を受ける事が大切です。また、普段から食べる物にも気を配る事も重要なポイントと言えます。是非、ご自身に合った健康法などを使って、健康管理を行う事をオススメします。

以前の仕事上の立場とのギャップ
ずっと長年会社勤めをされてきた方は、ある程度の役職などがついていた方も多いと思われます。社内で段々偉い立場になると、社内では部下に頭を下げると言う事もないでしょう。しかし、起業すれは、ご自身がその会社の顔となります。取引をする相手の会社側にも、頭を下げたり、下手に出てお話をする事も必要となってくる事でしょう。

また、社員などを雇用する場合も、偉そうにしていたり、前の会社ではこうだったから、これで通用するだろうと思っていては、離れて行ってしまうかもしれません。従業員がいなければ運営して行く事が出来ない場合、その従業員がいなくなってしまっては、会社にも影響が出るのは必至です。

今まではこうだったと言う固定観念から解放され、ご自身はどのような会社や社内の空気などを作りたいのかも検討する事は、とても大切な事と言えます。

時代の流れを掴む柔軟性のある思考力
シニア世代の方たちが、若かった時代の頃よりも、インターネットを含め、便利な物が世の中には沢山、出回っています。その中には、逆にシニアの方にとっては「昔はこんな事をしなくても良かったのに、なぜ面倒を増やす事をするのだ」と思われる事もきっと多いのではないでしょうか。

しかし、時代は流れて行くもので、どんどん見慣れないサービスや、機械なども導入して行く時代です。昔はこうではなかった!と頑固な考え方をしていれば、時代に取り残される事もあります。ですから、変化を認めると言う柔軟性のある思考力と言うのも、おのずと必要となってくるでしょう。

シニアのための優遇制度(資金・補助金・助成金など)

女性、若者/シニア起業家支援資金
政府系機関である日本政策金融公庫から、シニアの起業を応援する融資制度があります。シニアの方は55歳以上が対象となっており、借りられる金額は最高で7200万円となっています。こちらは支店がありますので、お近くで検索して見ると良いでしょう。
参考サイト:「日本政策金融公庫の女性、若者/シニア起業家支援資金」


一般社団法人・日本シニア支援機構
こちらは一般社団法人と言う団体が行っています。経営の改善を支援したり、様々なセミナーなども開催されています。こちらでは、シニア層の方々が生涯現役で活躍する事で日本経済が発展する事や、シニアの方々が生き甲斐を持った人生を送れる事を目的としていますので、参考にしてみて下さい。
参考サイト:「一般社団法人・日本シニア支援機構」


生涯現役起業支援助成金
こちらは厚生労働省が行っている助成金の支援制度です。対象となる年齢は40歳以上となっています。また助成金の金額の上限ですが、40歳から59歳までの方は150万円となっているのに対し、60歳以上の方は200万円と、50万円の差があります。
参考サイト:「厚生労働省内、生涯現役起業支援助成金」

「東京都/創業サポート事業」
こちらは東京都内で地域に根ざした創業を、セミナーや、融資などによってシニアの方の支援を行っています。融資に関しては最大で1500万円となっています。
参考サイト:「東京都、女性・若者・シニア創業サポート事業」

「福岡県70歳現役応援センター」
こちらでは高齢者の方の就業や社会への参加を支援しています。セミナーなども開催されていますので参考にしてみて下さい。
参考サイト:「福岡県70歳現役応援センター」

「ひょうご産業活性化センター」
こちらでは、シニア起業家支援事業と題して、起業や、第二創業を目指すシニアの方々に向けた補助金などの支援制度を設けております。
参考サイト:「ひょうご産業活性化センター」

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