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シニア起業が急増!50代、60代で起業する人が増えている理由

ポイント
  1. シニア起業やシニアの活用が日に日にピックアップされる背景
  2. シニア起業のポイントを理解する
  3. 定年退職前後のシニア起業の違い

目次 [非表示]

シニア世代の起業が増えてる?

シニア起業のイメージ

2012年度に政府系金融機関である日本政策金融公庫が発表した新規開業実態調査でシニア世代の起業について調査がされています。

まず、シニア世代の起業は何をきっかけに行われているかという調査結果では、起業動機は以下の3つが多いということが分かります。 (複数回答可なので合計で100%を超えています) 


51.1% :仕事の経験・知識や資格を生かしたかった

36.2%: 社会の役に立つ仕事がしたかった

36.2%: 年齢や性別に関係なく仕事がしたかった

これを見ると、社会経験を長年積んできたことで、経済的なゆとりもあり、それなりに貯蓄もある人がシニア起業家になっているということが分かります。

こうしたシニア起業家の多くが、「定年をむかえたからといって、ただ引退するのはせっかくこれまで頑張って能力を身に付けてきたのに…」や「(経済的にゆとりがあるからこそ)これまで想い描いてきた夢を実現して社会の役にたつためには起業するほうが自分の思いを完璧に反映させることができる」など、情熱を忘れない人が多いのではないでしょうか。

シニア世代の起業成功例

シニア仕事のイメージ

シニア世代の起業といってもその事業形態は起業を考えて実行する方によって様々です。 日本で唯一の公的経営コンサルタント資格である中小企業診断士協会によると、「定年後に永年の夢や趣味を事業化して始めるビジネス、企業戦士として身につけてきたノウハウや経験をもとに早期退職優遇制度などを活用して定年前に始めるビジネス、地域やコミュニティの課題解決のためにビジネスとして立ち上げるなど、多種多様な事業形態となっている。」 といいます。

さて、中小企業診断士協会の調査の中から、シニア世代の起業の成功例を5つほど挙げてみますので見ていきましょう。 ただ、事例が必ずあなたの起業に役に立つわけではないでしょうから、あくまで参考として考えていただいて、あなたならではのオンリーワンの起業方法を考えていただきたいと思います。


イサムの漉き織(代表 椿原 勇氏)
新しい事業を始める前にも、織物会社を経営し、経営の知識を着実に身に付け、投影させてきた椿原勇氏は、織物会社の後継者をしっかりと育てあげ、自身の夢であった事業をスタートさせました。

それが、長年開発に力を入れてきた和紙(紙漉き)と繊維(織り)の技術を組み合わせた「漉き織」製品を世の中に広めることでした。 学び シニアらしい製品を事業化したことが成功の秘訣になっています。


椿原氏は「ひたすらニッチで高付加価値製品として受け入れられる市場を少しずつ開拓していきたい」と話しており、誰もができる事業ではなく、誰かしかできない事業をしっかりとカタチにすることがシニア世代ならではといえます。


着楽屋(代表 山下節子氏)
中古着物や着物のリサイクルを中心とした事業です。 なんと、代表の山下節子氏は、長年勤めていた会社を定年前の 58 歳で急遽退職しています。 家族の理解があったこともあり、市から起業支援の補助を受け、お店を開いています。

学び 眠っている宝の活用方法を提案していることが成功した理由といえます。着物の生地を活かした現代ファッション用品や、作務衣などへのリサイクルを企画しており、様々な世代をターゲットとした事業戦略で長期的な経営を可能にしています。


カフェ らいさー(代表 村上孝博氏)
この方は、60歳で会社を定年退職した後、職業訓練プログラムの農業や米粉パンの事について学ばれました。
その直後、東日本大震災が起き、社会に役に立つ起業を志したいと言う想いから、米粉パン&シフォンケーキの製造販売事業として起業されました。
参考サイト:「カフェ らいさー」


NPO法人エガリテ大手前 (理事長 古久保俊嗣氏)
古久保氏は元々世界を舞台に活躍してこられた元商社マンの方です。男女共同参画社会の創生に共感され、2004年に法人を設立しました。祖父の子育て参画を促進するソフリエと言うプログラムを開発し、全国の自治体との協動をし、普及を図っています。
参考サイト:「NPO法人エガリテ大手前」


愛犬のお散歩屋さん・株式会社JTL(代表 古田弘二氏)
名前からもわかるように、犬のお散歩をビジネスとして起業されました。全国のFCメンバー70名のネットワーク構築をし、3億円の年商を達成されております。
参考サイト:「愛犬のお散歩屋さん・株式会社JTL」

50代以上のシニア起業がゴリゴリ増えています

50代以上の起業家が圧倒的に増えています。人口分布ということもあると思いますが、健康寿命はもちろん、社会構造の変化もあり、個人の働くことや生きることへの価値観の変化というようなソフト面の変化と、起業しやすい雰囲気や補助政策などの仕組み、実際例なども増えてきたというようなハード面の変化が大きな原因だと思います。

定年退職前後のシニア起業の違い

シニア起業も場合分けをしてみると、会社の定年まで働かれた後で社会との関わり合いを求めることによるシニア起業もあれば、退職前に、なんとなくサラリーマンの限界やGOALが見えてしまい、色々な条件やタイミングがフィットして定年退職を待たずに退職しシニア起業を果たす人の、2通りに分かれるわけです。

※年齢的に言えば、40代後半~50代のシニア起業と、60代のシニア起業とわけることができると思います。この2通りのシニア起業家は全く違う思惑や考えを持っている場合が多いわけです。しっかりと理解をなさっておいてください。

60代でのシニア起業家の場合には、定年退職後、少し時間が経って起業を考える場合には、起業を絶対的に考えていたわけではなく、良い意味で時間があったり、社会との繋がりを持ちたい、自分の経験を社会に還元したいなどという理由かもしれません。起業ありきで考えていたわけではないので、経済的な意味で私生活には余裕がある方だと思います。

50代のシニア起業家=定年前に起業する人は、定年後に起業するシニアに比べて稼ぐことの要素もまだまだ必要です。また、事業プランなどやりたいことが比較的明確かもしれませんし、というか、明確になっていなくてはいけません。

(稼ぐこともまだまだしないといけないとなると、より、事業計画の精度が問われることになります。)独立のタイミングもまた大切になります。より一般的な起業に近くなるというイメージです。

こちらも合わせてお読みください
急増するシニア起業!成功事例と失敗事例、業種、考え方をわかりやすく解説

シニア起業とは、歳を取った人の起業のことではありません

僕はシニア起業ということを、「何か特定のことに長く従事をして、一定の経験やリソースを持っている方が起業すること」だと定義しています。わかりやすく比較すると、10代の若者などの起業は基本的にはビジネスの経験はありません。

経験がないことのメリットもデメリットもどちらもありますが、どのようなサイズの事業を行うのか?何をしたいのか?どの領域で事業を行うのか?ということによって、経験やリソースというものは必ず活かすことができると思っています。

そのため、シニア起業と、何も経験のない若者などの起業というのは、一般的に置かれている状況や、目標は違うことが多いでしょうから、同じ起業の文脈で語ることもできれば、語ることもできないのだと思っています。

そこで、シニア起業=「何か特定のことに長く従事をして、一定の経験やリソースを持っている方」という定義で、こう考えると一般的には経験値に比例して、歳を取っているわけなので、歳を取っている方ということにもなりますが、この定義に沿って、シニア起業特有の問題や課題、処方箋など参考になる話ができたらいいなと思っています。

大抵の45歳~50歳以上の方(40歳でも同じかと!)はシニア起業に該当するだけの経験やスキル、リソースを持っていると思っています。僕がこれまでお手伝いしてきた実際に起業をしたシニア起業家をみていても、また現在起業に向けた準備に入っているシニア起業準備のサラリーマンの方を見ても決定的に基準(経験やスキル、最低限のマナーなどビジネスを成功させるための要素)が高いと感じています。

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